
妙に現実的で冷めているいまの10代(ちゃぴママ・東京・パートナー有・35歳)
いま思えば、自分の周りのこと、先のことをあまり考えずに、猪突猛進していたと思います。それだけに、失敗したり傷ついたりすることも多かったですが、よくいえば「パワーがあった」と思います。趣味でテニスをしていることもあり、スクールで10代の人とも話をしたりするのですが、彼らを見ていると「妙に現実的で冷めている」という気がします。あまり、喜怒哀楽をハッキリ表現しないというか……。
大人のいま、行動力と経済力が嬉しい(taratta・東京・パートナー無・42歳)
10代を思い出すと、赤面するようなことばかりでした。さまざまな辛い思いをしても、それを乗り切る方法もわからず、呆然と立ち尽くしていた感じがします。大人になって嬉しかったのは、嫌なことがあったら気晴らしに酒を飲んだり、旅行を計画したり、買い物したりできる、行動力と経済力を持てたことです。
情熱や真っすぐな気持ちがあった(りんごりら・岡山・パートナー有・33歳)
確かに青かったー、と思います。知識は乏しいし、経験はないし。でも情熱や、真っすぐな気持ちは、いまよりもはるかにありました。何も知らないという強みが、いろいろなことに挑戦してみようとする勇気を生み出していたと思います。青さは悪いことではないのだと、いま10代を振り返ると、そう思えます。
親とぶつかってばかりでした(月の猫・神奈川・37歳)
青い、というか、トンガッテいましたね。自分がちっぽけでつまらなくて退屈で、どこかに自分の知らないすごくキレイで楽しくて夢のあることがあるような気がして、それを捕まえられない自分にイラついて、それは無理解な大人(特に親)のせいだと思って、顔を合わせればけんかしてました。また、親も若くて余裕がなかったのか、そんな子供と正面からぶつかってましたので、毎日がすごくいらついてました。親の常識や世間の目や、そんなものがうっとうしくて、「○○さんちの○○ちゃん」ではない自分になりたくて仕方がなかった。いまでもときどき、不覚にも現実から逃げ出したくなりますが、きっと、逃げられなかった子供時代の自分が私を追いかけてるのかもしれません。

懐かしく思い出します(ayeshadesu・神奈川)
10代には10代の自分の精一杯がありました。泣いて、笑って、怒って、悩んで。その原因のひとつひとつが、いまと違う要素で満ちています。懐かしいと思いこそすれ、青かった、とは思いません。あのころの自分を、肯定してあげたい。
いまが青春(あきんぼ・東京・37歳)
西樹さんのコメントを読んで、10代のころの方が冷めていたと思いました。10代で、戻りたい自分はありません。いまの方が自由で楽しいです。
将来の自由(時間もお金も)を手に入れるため、愛情を感じない親をスポンサーだと割り切って、学費などを引き出す算段ばかりしていました。定職について自活できるようになったいまは、スポンサーである親の意向に従う必要もなく、自分の考えで生きています。私も、いまのほうが青春かもしれません。
未知数の楽しさがあった(ぷろ子・愛知・パートナー有・34歳)
青かったのは、むしろ20代になって社会に踏み出したころです。大人の社会の多くのことが矛盾に満ちているように感じ、妥協できなかったし、自分の考えで人を動かそうとして衝突ばかりしていました。人間関係をわかっていなかったのだと思います。10代のころはまだ子どもで、親の庇護下でぬくぬくしてたと思います。自分の可能性とかいろいろな出会いとか興味とかまだ未知数で、毎日がとても楽しかったなあ……。