
情報を提供している会社による(まっぱら・東京・パートナー有・29歳)
信頼できるメディアとして新聞やテレビが存在できるかは、その情報を提供している会社のリソースの信頼度・スキルに依存するので、それはネットになろうが変わらない基準だと思います。では、新聞やテレビが存在できるかですが、やはり受け手の環境や生活スタイルにかなり依存するので、今もラジオが良さを発揮しているようにテレビや新聞もそれぞれのニーズに合わせて進化すれば生き残っていくと思います。余談ですが、私はコンピュータ会社に勤めていますが、本当に頭に入れたい内容はついついプリントアウトしてしまっているので、媒体が何が最適かというのはやはりその受け手のニーズによるのではないでしょうか。
なくなって困るものは(琴祐・神奈川・パートナー有・33歳)
形としては残ると思います。けれどどれもが「広告」のようなニュース、エンターテインメントになるような気がします。本当の意味でのジャーナリズムを早急にみなが(特に情報発信者側が)考えなければ、偏った報道がますます増えることでしょう。なくなって困るのは、新聞やテレビ、あるいはネットやラジオなどといった媒体の形ではなく、その中身に「真実」がなくなることではないでしょうか?
娯楽の要素(sunchild220・北米・パートナー有・29歳)
新聞やテレビが従来の形で残るかどうかは疑問ですが、全くなくなるというわけではないと思います。特にテレビは、ニュースなどの情報を得る以外に視聴者にとって「娯楽」の要素があるわけですから、これからも今までどおり需要があると思われます。ただ、北米でもすでにサービスが始まっているように、視聴者がプログラムを選んで好きな時間に見れたり、番組のオンエア中にインタラクティブに番組に参加することができるようなサービスがますます広まるのではないでしょうか(インターネットがテレビと合体した形ですね)。
それぞれの人たちに必要な媒体(あきなす・長野・パートナー無・30歳)
日本はよく言われるように経済格差が徐々に広まりつつあり、それと当時にネットを使いこなす人とそうでない人との間に、情報格差も広がりつつあると思います。そのような中、ネット使用頻度が低い人たちにはテレビは有効な通信媒体なのではないでしょうか。ネットが新聞・テレビをしのぐのは時間の問題だと思いますが、10年は早すぎると思います。
特定の分野に特化していくのでは(IPウーマン・35歳)
いまのところ新聞でざっと見出しを見たり、ニュースで聞きかじったりして、気になったことはネットで調べる、というようにしているので、新聞、テレビがなくなるのは非常に困ります。自分から選択して得る情報だけでなく、受動的に与えられる情報というのも大事です。受動的な情報にはそれを発信した人間のバイアスがかかっているのは承知で、自分なりに考えるためには、後の詳細な調べが必要となります。そういう意味で一般紙、バラエティー局がいまより増えることはなく、ニュース専門、野球専門、お笑い専門など、ある分野に特化したメディアとなって残っていくのだと思います。