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サーベイ

2005/3/28(月) - 2005/4/1(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ10年後、新聞やテレビはなくなっていると思いますか?

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キャスター
竹田圭吾
竹田圭吾 ニューズウィーク日本版編集長

メディア・リテラシーという言葉があります。「リテラシー」は辞書を引くと「読み書きの能力」とあります。それにメディアがつくと、メディアを読み解く能力、とでも訳せるでしょうか。 4日間、みなさんのご……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

新聞、読書大好きの私でしたが(トム君のママ・大阪・パートナー有・58歳)

完全には無くならないけれど、発行部数はかなり減ってしまい、専門的に読まれたり、図書館で読んだり、となるのではないかと思います。子どもの頃から、新聞は大好きで新聞小説も大好き。高学年になって新聞小説を読みたいために新聞を取って欲しいと親にせがみ、学生時代は社説をファイルし何度も読み返したほどの新聞好き。そんな私がこの1年で、ネットにはまり、パソコンで仕事をしメールをしていると、一番削られるのが新聞や読書の時間です。おまけに、我が家で新聞をすみからすみまで読むのは私だけだったので、やめてしまいました。当初は夜寝る前に読んでいた新聞が読めないのは、淋しい気もしましたが、パソコンに取られる膨大な時間のお陰で印刷物に触れる機会も減りつつあります。1日を24時間に換算して、寝る間も惜しんでネット生活に時間を費やす、昨今です。テレビ時間も削減されつつあるので、パソコン画面を、新聞、テレビ、そして仕事と切り替えられるのが理想的ですが……。

NO

IT業界で働いていますが(じゃずみー・東京・パートナー有・30歳)

なくなることはないと思います。ただし、インターネットというメディアとの共存で、もっと面白くもなりうるし、メディアとしての規模も変化は確実にあると思います。ちなみに私はIT業界の仕事をしています。テレビになくなって欲しくない! という私の気持ちとしては、どちらかというとインターネットは情報を得るメディア、テレビはエンターテイメントのメディア、という棲み分けをしているからかもしれません。

新聞やテレビは手軽(すず子・東京・パートナー有・31歳)

半分私自身の希望も入っていますが、なくならないと思います。新聞紙は紙媒体としての価値(広げればすぐ読める。なによりもPCの画面で読むより読みやすい)があると思うし、テレビもつければすぐ見れる、という利点があると思います。最近インターネットで新聞を読むことができたり、テレビ受信機能付きのパソコンとかが出ていたりしますが、まずパソコンの電源をONにして、それからブラウザやテレビ視聴用のアプリケーションを起動して、それからやっと見れる、というひと手間もふた手間もかかるのを考えると、新聞やテレビの手軽さは大事だと思います。

異なる存在価値(kiah・東京・パートナー無・23歳)

現在の形とは異なる要素(双方向でアクションをとることができるなど)が加わるかもしれませんが、10年程度ではなくならないのではないかと思います。特に、能動的リアクションを起こさなくても情報の提供がなされているテレビなどは、インターネットなどとはまた違った形で存在価値を維持し続けると思います。

平等に情報を伝える必要性(素子・山形・パートナー有・35歳)

新聞やテレビは形を変えて残ると思います。インターネットが普及して、ニュースや情報は手に入りますが、社会が必要と感じる情報を平等にみんなに伝えることは無くならないと思います。また、平等にもれなく伝える手段は残すべきだと思います。インターネットなどの情報は、自ら選ぶので、好きな情報、かたよった情報を選びがちです。まんべんなくいろんな情報を伝える必要性、社会性は残っていくと思います。

さまざまな情報や見解を知りたい(ローズマリーゴールド)

ネットでニュースをチェックできるのに、わざわざ新聞を購読しようと思ったのは……、ネットではひろえない記事や情報、書き手の見解を知りたかったからです。興味のなかったこと、知らなかったことに触れる機会を新聞やテレビは提供してくれています。直線距離で情報にたどりつくだけになってしまったら、味気なくなりますね。

それぞれのメリットとデメリット(tari・大阪・パートナー無・26歳)

インターネットの利点は、さまざまな意見交換ができることですが、逆に信憑性のない情報も氾濫しています。新聞は、リアルタイムではないものの、考えながらどこでも閲覧できます(電源offの電車でも)。テレビも状況を目で見ることができることと、ある程度情報を絞ってわかりやすく説明していますが、デメリットは放送局の主張以外の意見が出にくいことと思います。このように三媒体、それぞれ独自の特徴があるので、どれか一つだけに統合されるというのは、それだけ私たちの情報の選択肢が狭くなる気がします。ですから、三つとも利用方法に多少の変化は起こっても、媒体そのものがなくなることはないと思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

情報の受け手のメディア・リテラシーが問われている

メディア・リテラシーという言葉があります。「リテラシー」は辞書を引くと「読み書きの能力」とあります。それにメディアがつくと、メディアを読み解く能力、とでも訳せるでしょうか。

4日間、みなさんのご投稿を拝見して大変勇気づけられたのは、みなさんのメディア・リテラシーがとても高いことです。今日から施行される個人情報保護法や人権擁護法などいわゆる「メディア規制3法」の登場、新聞社や放送局や出版社のスキャンダル、ブロードバンドネットや携帯電話の普及など、今ほど既存メディアの存在が脅かされている時代はありません。言いかえれば、情報の受け手側のメディア・リテラシーがいまほど問われている時代はないということです。

新聞やテレビがなくなるかという問題提起は、ライブドアとフジテレビの争いが示唆するメディア再編の行方を考えてみることが1つのねらいでしたが、ジャーナリズムのあり方についての問いでもあります。素子さんが言う「社会が必要と感じる情報を平等に伝える手段」としての新聞やテレビ、ローズマリーゴールドさんが言う「ネットでは拾えない記事や情報、興味のなかったことに触れる機会を提供してくれる」媒体としての新聞やテレビは、その機能――ジャーナリズムの担い手としての機能がまるまるネットに奪われたり自ら失わないかぎり、必ず生き残るでしょう。

トム君のママさんが言うように、好むと好まざるとに関わらず、現実にはコミュニケーションの道具としてのネットの利用価値はどんどん高まっています。あとはkiahさんやじゃずみーさんが言うように、それぞれのメディアが互いの長所を生かす形で融合したり、また離れたりを繰り返していくのではないかと思います。それがどれくらいのスピードで進むかは技術の進化にもよりますが、これまでのコンピュータの進化や、ライブドアや楽天のような企業が登場してきたことを考えると、5〜10年以内に劇的な変化が起きる可能性も十分にあると思います。

しかし真に重要なのは、情報を広く、さまざまな角度から見ることができるかどうかだと思います。ネットがその機能を完全に果たせるようになれば新聞やテレビの存在は小さくなるだろうし、果たせなければ新聞やテレビは今と代わらず存在し続けるでしょう。その意味でtariさんが「3つの媒体それぞれに特徴があるので、どれかに統合されるのは情報の選択肢が狭くなるので困る」と言っているのは、メディア・リテラシーの観点からみて大変鋭い指摘だと思います。

どんな情報をどのように受け取り、どのように事実を見極めるべきかを受け手側が常に意識しているかぎり、メディアがどのように再編・統合されようとも、受け手側が害を被ることはないでしょう。「人気投票で掲載が決まるニュースサイト」が登場しても、真実を照らすメディアと受け手に認められなければ淘汰されるだけです。メディア・リテラシーについては、ジャーナリストであり研究者である菅谷明子さんが書いた『メディア・リテラシー』(岩波新書)という本に詳しいですが、折にふれてメディアの存在意義を意識することが、「メディアを読み解く能力」を養うことにつながると思います。

情報の送り手として、私もこれまで以上にメディア・リテラシーを意識しながら価値あるニュースを伝えられるよう努めていきたいと思います。たくさんのご投稿ありがとうございました。

竹田圭吾

竹田圭吾

ニューズウィーク日本版編集長

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