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小泉首相が「改革の本丸」として力を入れている郵政民営化関連法案が、7月5日午後、衆議院本会議で可決されました。与党である自民党議員の37人が反対し、14人が棄権した結果、賛成233、反対228と、わずか5票差での可決でした。
法案は、これから参議院で審議されますが、自民党参議院議員の18人が反対すれば、否決される見通しです。否決された場合、小泉首相は衆議院解散に踏み切るのではないかといわれています。自民党のなかからこれだけ大量の造反者が出るのも異例なら、衆議院を通過した法案をめぐって解散……なんてことが起きれば、これも例のない話です。
就任前から一貫して郵政民営化にこだわり続ける小泉首相と、野党顔負けで徹底抗戦を続ける反対派議員。両者の溝はかなり深いようです。もし参議院で法案が否決されれば、政局が大きく動くかもしれません。
しかし、永田町がこれだけ盛り上がっているなか、有権者の郵政民営化への関心はさほど高くないようにも思えます。一連の郵政民営化をめぐるゴタゴタは、一般市民の目には、どのように映っているのでしょう。
あなたはこの法案に賛成ですか? 反対ですか? ぜひ、ご意見を聞かせてください。