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土鍋や南部鉄瓶、火鉢といった道具たち、そば猪口やぐい呑みなどいまや骨董品ともなっている食器たち……昔ながらの日本の台所や食卓で使われていたものを見直してみませんか。
ここ数年、このような道具たちが少しずつ再認識されていますよね。「土鍋で炊くおいしいごはん」といったテーマで雑誌で取り上げられたり、それに関した本も本屋さんに行くと何冊か見つけることができます。実は私も、昨年土鍋デビューをしたひとりです。
海外でも、日本の道具たちはその機能と美しさで多くの人を魅了しています。パリのレストランで南部鉄瓶が使われていたり、昨年12月に銀座にオープンしたアラン・デュカスのレストランでも日本の漆の器が使われていたり。私たち日本人とはまた違った視点で捕らえたそのコーディネイト術にはハッとさせられることばかりです。
このような道具や食器たちの魅力を探りながら、暮らしの中に取り入れるアイデアをご紹介していきたいと思います。おばあちゃんが使っていた懐かしい道具のお話、はまってしまってコレクションしている骨董品のお話など、みなさまの思いや活用法などもぜひお聞かせ下さい。