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2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ「高級ペット」はステイタスですか?

投票結果 現在の投票結果 y13 n87 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
柴内晶子
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長

動物と暮らすことについて、皆さんがとても真剣に意見をくださるのが感じられます。人間が幸せに暮らすということと伴侶動物もともに暮らすということは実はごく自然なことなのに、日本ではまだ、その事が生活に溶け……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

純血種なら性格の予想がつく(syura・神奈川・パートナー有・43歳)

ミニチュアダックス2頭、白猫1頭、一緒に住んでいます。犬は、ブリーダーさんを探して、市価の半額以下で譲っていただきました。猫は、レスキュー団体では、条件で落とされてしまって(共稼ぎ、小さい子どもがいるとだめ)、もらえなかったため、友達つてで探して、高速道路を飛ばして、拾われてきた子をいただきました。高級かどうかの分かれ目は、お金の多寡の話かも知れませんが、生き物を飼うということは食べ物や排泄物の世話をする、ということなので、ステイタスとは考えにくいです……。世話をしないで、散歩だけするのなら、ステイタスになるかもしれませんが(笑)。そういえば、犬は血統書つきしか飼ったことがありません。皆室内犬にしてしまうので、ライフスタイルに合うかどうか検討しないと飼えないからです。純血種ならば、性格の予想ができますので。でも、下の子どもも大きくなってきたので、もうどんな犬でもよいかもしれません。家などの環境が整ったので、共稼ぎでなく家にいられるのであれば、保護預かりなどのボランティア活動なども、してみたいものです。

ステイタスとしてペットを飼っていた知人(kyoko-o-55・兵庫・パートナー有・28歳)

私自身、高級ペットとはどのようなものを指すのか今ひとつピンとこないのと、ステイタスとしてペットを飼うなんてこと、考えもしなかったのでNOです。でも、知人に、ペットをステイタスと感じている人がいたことを記憶しています。その人はチャンピオン系の血統のパピヨンを飼っていますが、その子は人を見れば獰猛に吠えるし、飼い主がそばにいないと暴れるが飼い主が来ると静止します。一日中寝ていてお散歩にも行くのをいやがり、奥歯を抜いてしまったため柔らかいものしか食べない、などと、なんだかアンバランスです。でも飼い主は「うちの子は有田焼のお皿じゃなきゃ食べないのよ」とか「パンは○○(有名店)の食パンしか食べないのよ」など楽しそうに話します。そして車に弱い子らしく、短時間ドライブでもよだれを垂らして目を半開きにしてぐったりしてしまうのに、どこへでも連れて行っています。嘔吐をしたらしたで「うちの子は虚弱なのよね、家から出ないから」と、そこらの犬とは違うのよと言わんばかりのセリフを言います。そんなに親しくない人なので、あまり強くは言えないけれど、犬があまりにもかわいそうで、何度か口出ししました。が、飼い主本人は自分の行動にいささかも疑問を感じていないようなので、話が通じませんでした。こういう人はペットをステイタスと感じているんでしょうね。ここまでひどい例は少ないかもしれませんが、最近は本当にペットに対する見方が変わってるなぁと思います。

本当にペットが好きな人は(ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)

ステイタスのためにペットを飼う人より、家族同然の存在としてペットを飼う人の方が多いと思います。その人にとって、「高級かどうか」「流行の品種かどうか」よりは、「可愛いと思えるか」「一生つきあえるか」の方が大事なのではないでしょうか。気に入ったペットがたまたま「高級」な場合もあるでしょうが、本当にペットが好きな人は、ステイタスでは選ばないと信じています。

高級でも安価でも、命は命(Avi・長崎・パートナー有・32歳)

私の考えではNOです。高級だろうが、安価であろうが、拾ってきたタダの子でも命は命ですから。でもステイタスとして買われても、ちゃんと愛情を持って飼っていらっしゃるのならそれはそれでOKかと思います。ただ最近はペットに対して愛情があっても、接し方がちょっと共感できない方々が増えてきている様に感じるのも事実です。このテーマとはちょっと離れるのですが、例えば動物病院の待合室で平気で犬を放されてる方、他の人のキャリーに勝手に触れたり、あるいは開けて触ろうとする方、「可愛い」のはわかりますが、そういう行動は控えて頂けたらと願っています。

みかん園に捨てられていく高級ペットたち(みんつ・愛媛・パートナー無・37歳)

うちのみかん園に昔は野うさぎがいましたが、今は野良猫や野良犬が増え、野うさぎはいなくなってしまいました。シェットランドシープドッグが流行った数年後にはシェッティ風の野良犬が増え、アメリカンショートヘアが流行った後にはアメショー風の野良猫が増え、「野良」といいながら高級感が漂っています。ハスキー風の野良犬が増えた時は群れで走り回って怖かった。高級ペットを飼ってた皆さんは山に捨てに来てるんだろうけど、そこにも人は住んでいます。ステイタスは飼い方のマナーに求めてもらいたい。

野生の親子が引き離されて……(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)

ついこの間まで、中型インコの飼育を検討していました。しかし、某局の番組で日本のペットショップに並ぶ動物達の中にも、ブリーディングではない野性の親子がひきはなされて連れてこられる実態を見ました。お店に1羽あるいは1頭いるかいないかの動物達。番組のゲストが「何週間も売れずにどんどん大きくなるのを見て、自分が購入したらこの狭いケージから出してあげられると思っていた。しかしこの子を買えばまた他の親子が引き裂かれる」と語り、鳥類にも同様のことがいえるのではないかと思ってやめました。家族として動物と共存することはとても貴重な経験です。珍しい種類の動物はブランドバッグなどと異なり、ただの自己満足として手に入れるには適当だとは思いませんし、それをステイタスとしてメディア等でとりあげることは、望ましいことではないと考えます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

日本人の動物との関わり方が変わっていく

動物と暮らすことについて、皆さんがとても真剣に意見をくださるのが感じられます。人間が幸せに暮らすということと伴侶動物もともに暮らすということは実はごく自然なことなのに、日本ではまだ、その事が生活に溶け込んでいない気がします。Syuraさんのように、犬の性格が犬種によって異なることなどもよくわかっておられて、一緒に暮らすような方がごく一般的になってくださると、また、ラムネ&タマさんのお話のように、目の前の状況だけでない背景を考える目を持つことが一般的になっていくと、日本の中での動物たちの位置と人間との距離感がもっと適切になっていくと思います。

みんつさんのご指摘の流行の犬種とその犬種を得てもその後捨ててしまう家族の意識の低さが本当に切ない状況を生み出しますね。シベリアンハスキーがはやってしまったときにはその後の何年かでずいぶん家族を失ったハスキーを見ました。ハスキー流行のもとになった漫画の舞台は北海道だから許されるのに、日本全国でハスキーは非常に流行りました。熱くて湿度の高い夏を過ごすにはあまりにかわいそうな密毛をもつ罪のない大型犬たち。それでも十分に温度管理をして十分なケアをしているならまだしも、家族自身が本当に物のように動物をすててしまう、という事は以前から実は繰り返されている事ではありましたが、あの時期は特に端的に社会全体を考えさせる現象にもなりましたね。捨てられた犬の側の視点、その地域の住民の側の視点のまったく存在しない無責任さが浮き彫りにされた例だと思います。そうした無責任な放置をなくすためにも個体識別と動物の権利を守るためのマイクロチップの有効性などもかなりうたわれました。現在に至っては医療保険と災害時の対策としてのマイクロチップ注入は増えていますね。

kyoko-o-55さんの遭遇された家族もおそらく、愛情はたっぷりあるのでしょうけれど、やはり、犬の側の視点、が足りないのでしょうね。そうした例で感じることは、犬や猫といった伴侶動物は野生動物ではない、人と暮らして初めて成り立つ社会性と、存在があるのですが、それは互いの種としての尊厳を尊重し、彼らの習性行動学の基礎は家族が理解し、健康管理も、社会でのマナーもすべて責任もって最後まで全うするということが前提で、依存し合う関係ではないということです。つまりは人間の側の感じ方や見方だけで擬人化しすぎてはいけないのですね。互いに平行して自分の道を共に歩む相手、(=伴侶)であることを実質的に理解していくことが重要なのです。とはいっても動物たちは生涯家族が世話を続けなければ自立はできないわけですから、伴侶だけれどその伴侶は決して自立しないという特別な存在でもあります。あえて言えば永遠の5歳児、という感覚でしょうか?

Aviさん、ふろすとさん、伴侶動物たちはステータスという形だけでは絶対に維持はできないあらゆる生活の場面があると思います。食事、しつけ、排泄、病気の予防、運動とあやゆる場面をすべて受け止めていくわけです。そして、なにより、確かなことは彼らの価値は金銭では絶対に計れないということでしょう。私が拝見してきているご家族も、(今の日本の市場では幼いほど価値が高い、と評価されるのかも知れませんが、)家族にとって動物たちは年をとればとるほど、まさにかけがえのない存在となり、日を追う毎にとっておきの家族の「宝物」になっていくと思います。日本人の動物とのかかわり方の根本的な姿勢を考えられるだけの十分な背景はすでに各家庭にあるのです。それらが大きなうねりとなって大きく芽吹く日もそんなに遠くないと信じています。

柴内晶子

柴内晶子

獣医師 赤坂動物病院副院長

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