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織作 峰子さん
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そういうことに憧れをもたなかった
- 佐々木
すごい。でも、一般的な想像に過ぎませんけれども、せっかくのタイトルなので、それを活かして女優になろうとか、モデルになろうというふうに考える人も多いのかと。
- 織作
自分が生まれながらにきれいで、「きれいね」って言われて育って、そして、やっぱり自分がきれいに見てもらえる世界で生きていくっていうのは、女の子としては一番素直な考え方ですよね。
でも私は、あまり華やかな世界に憧れを持たなかったですね。陸上部、体育会系でしたから、いつもトラックを走っていたということもあるし、自分との闘いが好きでした。
- 佐々木
どこで、そういうふうな気分になっていったんでしょう。
- 織作
自虐的ではないと思うんですけど、どこでなんだろうな。
- 佐々木
「自分は、こんなことに選ばれたぐらいで、浮わついていちゃいけない」とか「ちやほやされるのはよくない」とか、そういう真面目な気持ちが出てきたりした。
- 織作
それは、自分に合っていないと思ったからです。合う、合わないということと、あと、裏方というか、ものを作ることが好きだったから。でも確かに女優さんは一番近道でしたね。
- 佐々木
そうでしょう。いっぱいオファーが来たと思うんですけど。
- 織作
そうですね。運動神経も、多分いいだろうということで、志穂美悦子さんが引退された後だったので、真田広之さんの相手役のアクションスターを探しているとかで、スカウトの話もありましましたけれど、行かなかったですね、そちらのほうには。
- 佐々木
でも、1回ぐらい出てみたいとか思わなかったですか?
- 織作
思わなかったですね。
- 佐々木
私、出てみたいな、1回ぐらい。
- 織作
その後、弾みで、1本だけドラマに出たことがあるんです。
- 佐々木
ドラマですか? 私、見たような気がします。
- 織作
医者の役でね。でも、自分には合ってないって、分かりました。1回では決められないかもしれないけど。
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