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竹田 圭吾さん
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採用も、しています
- 佐々木
そういったことを担うスタッフを雇う、採用も編集長の仕事ですよね。
- 竹田
してますね。
- 佐々木
なんか、いま、表情が暗くなったんですけれど(笑)。
- 竹田
大変なんですよ、これはもう、本当に。
- 佐々木
どういう意味で大変なんですか? たくさん来ちゃうから大変? それともいい人がいなくて大変?
- 竹田
ものすごい責任を負っているじゃないですか。編集部に対しても責任を負っているし、会社に対しても責任を負っているし、採用する一人ひとりに対してもものすごい責任を負っているし。そんなことまで細かく考えていると、何も決められなくなっちゃうんで、それなりに割り切ってやっています。
- 佐々木
どのぐらいの頻度で、何人ぐらい雇うんですか?
- 竹田
基本は欠員補充です。ニュースジャーナリズムをやっていると、ほかの媒体に移ってステップアップしていこうというのは、ほかの仕事に比べると、わりと昔から多いんで、入れ替わりはわりと普通にある。だから基本的には抜けたら採る、と。
- 佐々木
採用で一番難しいのは?
- 竹田
センスを見極める。
- 佐々木
センス、ですか。
- 竹田
スキルを見極めるのは、そんなに難しくないんですよ。翻訳とかの試験をやればかなりの程度までわかりますから。それとは別に企画書を出してもらう試験もやっているんですが、それで結構センスが見えてきます。企画書をその場で書くんじゃなくて、書いて持ってきてもらうという形にしています。だから極端に言えば、誰かに書いてもらうとか、いろいろな人に相談して、赤字を入れてもらって提出してきてもいい。僕はそれでもOKだと言った。それはその人の人脈だから。
- 佐々木
私もそう思います。
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