2007年2月、JALは経営再生に向けての中期経営計画を発表。その計画の一つとして、「社外コミュニティーの活用、女性ビジネス層等新たなマーケットへのアプローチ」を打ち出しました。JALより、経営再生に向けての協力要請を受けたイー・ウーマンは同年3月、「JALプロジェクト@イー・ウーマン」を発足。
「ビジネス」と「生活」の2つの視点を持つ、働く女性たちが多く集まるイー・ウーマンでは、単に「女性の視点」を生かした提案にとどまらず、JALのニーズを踏まえ、また、これからの市場変化を予測し、多角的な改善策を提案していくことを目的として、活動を開始しました。
プロジェクトメンバーは選抜された174名。
2007年2月。イー・ウーマンと双方向での対話を行ないながら様々な活動に深く参加している「イー・ウーマンリーダーズ」に対して、「JAL改善のための調査」を実施し、JALのブランド力、これからのJALについてなど、さまざまな意見や提案を収集。723名が参加しました。
また、1年間を通じて、JAL経営陣と対話しながら活動を行なう「JALプロジェクト@イー・ウーマン」への専属メンバーを募集すると、283名の応募が! 当初、100名の予定だったプロジェクトメンバー枠を急遽174名に増やし、国内各地や海外で活躍するイー・ウーマンリーダーズにメンバーをお願いし、活動がスタートしました。
オンラインで、そしてリアルで、対話を続けました!
このプロジェクトでは、参加者全員がオンラインで情報共有を行いながら、意見や提案を収集。また、JALの役員と対話を直接行なうリアルでのコミュニケーションも、活動期間中2回、実施しました。それも、単なるコミュニケーションというより、同じプロジェクトに参加しての真剣なブレスト会議。JALを実際に利用する中での体験、体感も含め、具体的な改善提案を洗い出し、経営陣に届けました。
「JAL経営幹部との対話」第1回の様子はコチラ
「JAL経営幹部との対話」第2回の様子はコチラ
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