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今週のテーマ会議番号:1868
ワーク・ライフ・バランス実現、企業に提案がある?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年04月17日より
2006年04月21日まで
円卓会議とは

大沢真知子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
大沢真知子 日本女子大学教授、放送大学客員教授
円卓会議議長一覧
みなさんの貴重な職場での体験を、とても興味深く読ませていただきました。感じたことは、職場内の意識改革……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 職場の意識が変える (hirakan・神奈川・パートナー有・36歳)
現在は退職してしまいましたが、勤めていた職場は直属の上司やメンバーが協力的で、時短勤務(10:00−16:30)をしていました。リーダー業をしていましたが、会議や重要案件は勤務時間内に集中してもらい、緊急事項以外は帰宅後、作業したりメールや電話で対応していました。みんなのお陰でリーダーという仕事ができたといえます。でも、どこの部署でもそうかというと、やはり上司や仲間の考え方によるというのが実態でした。

yes 働く母を支援 (tigersk・韓国・パートナー有・29歳)
以前勤めたアメリカの会社で、4人の女性がオフィスに子どもを連れて来ていました。ちゃんとそれなりの施設があって、たとえ別に保母さんがいなくても、常に親の目が届く所にあり、母親も安心して勤めていましたし、家にいる子どもを心配する女性よりも、よほど効率が良かったと思います。“家内安全”が職場での能率・効率向上につながると思います。

yes チーム制で子連れ出勤 (KimKim・茨城・パートナー有・35歳)
子ども(0才)と一緒に出勤しています。社内に託児はありませんが、同じ子連れスタッフとチームを作り、シフトを組んで担当業務をこなします。通常1人分の仕事を数人でワークシェアリングしているのですが、「子どもと一緒にいる」ことを最優先に選んだ私にとっては、自分が社会参加もできる貴重な職場です。その一方、労働力が小さい分、会社側の評価も低く、課される責任と給与のバランスに疑問があるのも現状です。両者が納得してwin-winの関係を保てる職場が理想なのですが。

yes 会社はサポートしてくれますが (Yuko K・海外パートナー有・)
会計事務所勤務ですが、事務所をあげてワークライフ・バランスをサポートしてくれています。しかし、現状は、やっぱり自分に合うバランスを自分から模索して、上司に提案していかなければなりません。何かパッケージがもらえるのを期待してては、何も起こりません。4歳と2歳の子どもがいて、週3日でしばらく働いてみましたが、自分で納得がいかず、パートナーが週4日で働けるようになった今は、週5日のフルタイムに復帰し、随分ハッピーになりました。

yes 日本の企業社会全体の問題 (ギエム・東京・パートナー無・49歳)
ワーク・ライフ・バランスは働く時間を調整したい女性だけの問題ではなく、企業社会で働くすべての人に関わる問題だと思います。働く側には、「何のために働いているのか?」「人生における位置付けは?」ということを、企業の側には、長時間働いている=仕事ができる、としか人事評価できない「管理職の資質は?」「評価制度は?」と、尋ねたいです。日本の経済・社会構造が急速に変化するなかで、働く人の意識も変わる必要があるのではないかと思います。

yes 活用してもOK! と思える制度に (ally-24・兵庫・34歳)
既にワーク・ライフ・バランス実現のための施策はいろいろありますが、実際に活用するのが怖いというのが本音です。キャリアパスの複線化が実現していない労働市場で、一度「コース」から外れてしまったら戻れない→取り返しがつかない……と不安になります。また、成果主義の導入と評価制度の未発達による「評価への恐れ」も大きいです。制度を利用した方が復帰して活躍している様子などを身近に知れたら、励みになります(パイオニアになる勇気はないのです……)。

no どんなに企業が努力しても (marco302・神奈川・パートナー無・34歳)
部署によって残業時間に差がある企業で働いていました。人事はその差をなくそうと啓蒙活動をしており、部門長も金曜日は「ノー残業デー」と設定し、自ら早く帰るよう努力していました。しかし、ある日、有給休暇を取ろうと上司に申請したとき、「プロジェクトリーダーとしての自覚ある?」と一言。もちろんその日には大きな動きがないと見据えての申請でした。結局、承認されたものの休みませんでした。「会社のなかで働く“人”が変わらなければ、どんなに会社が努力しても無駄」と実感した出来事でした。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
実現を阻むもの、今後の日本の課題は……
みなさんの貴重な職場での体験を、とても興味深く読ませていただきました。感じたことは、職場内の意識改革と制度の改革の両方が、同時におこなわれてはじめて職場のワーク・ライフ・バランスが実現されるということでした。

心づよいお便りをいただきました。上司やメンバーの協力で、チームリーダーでありながら時短勤務が可能だったという話。やればできるんですね。海外で勤務されている方から、事務所をあげてワーク・ライフ・バランスをサポートしているが、実現のためには、自分からその方法を模索して、どうしたいかを上司に提案していくことが必要、というご意見もいただきました。

それでは実現を阻んでいる要因としては何があるのでしょうか。上司の意識に問題ありとの声も聞かれました。有給休暇を取ろうとして、リーダーの自覚がないと上司に言われたという例。ワークシェアリングはできるけれど、その分評価が低くなるという話。日本の社会には「長時間働いている=仕事ができる」あるいはコミットメントが強いという考え方があるからですね。それに気づき、それを変えていく努力が必要なのだとおもいます。

投稿の中に、「キャリアパスの複線化が実現していない労働市場で、一度コースから外れてしまったら戻れない……と不安になって、なかなか活用できない」という不安もあげられていました。海外では、多様な働き方を職場に導入するとともに、それによって労働者が不利にならないよう法制度を整備しています。それも今後の日本の課題ですね。

今回は、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けていろいろな提案をしていただいたのですが、こういった働き方ができなかったために、仕事をあきらめたといった体験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。どういう働き方ができたら仕事が続けられたのでしょうか。現在働いていらっしゃる方だけでなく、仕事を辞められた方も、ぜひご意見をおよせください。待っています。

大沢真知子
日本女子大学教授、放送大学客員教授
大沢真知子


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