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今週のテーマ会議番号:1879
子どもに楽器を習わせたいですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2006年04月24日より
2006年04月28日まで
円卓会議とは

岡崎ゆみ
プロフィール
このテーマの議長
岡崎ゆみ ピアニスト
円卓会議議長一覧
1週間たくさんのご意見ありがとうございました。昨日は「継続」の難しさ、押し付けてやらされたいやな経験�……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 継続のむずかしさを実感 (ルーク88・広島・パートナー有・47歳)
私自身は、幼稚園のときから8年間ピアノを習っていました。習っているときは、いやいやでしたが、やめてしまうと、無性に弾きたくなって、その後も家で弾いていました。娘もピアノぐらいはと思い、4歳から習わせました。が、ちっとも上達しない娘に、ついイライラする日が続き、このままではお互いに良くないと思って、やめさせました。私がそうだったように、「やめれば娘もまた弾きたくなるのでは」と、内心期待していたのですが、そんなことはさっぱり。継続の難しさを実感しています。

yes 習い続けて後悔してます (ayaPa・神奈川・パートナー有・30歳)
幼稚園から高校までレッスンを受け、大学からはサークル活動としてピアノを続けていました。ただ週一回のレッスンは惰性になってしまって、心をこめてピアノを弾いてはいませんでした。レッスンをやめて、好きな曲を好きな時に弾くようになって初めて楽しめました。続けることに意味があると考え、好きでもないのに続けてしまって後悔しています。

yes やりたいと言える環境を (kazpong・東京・パートナー有・29歳)
パートナーはドラマーですが、遅くに始めた事もあり、特別なことがない限り、毎日練習しています。もっと早くやっておけば良かったと言っていますが、やはりタイミング。私はピアノを小さいときに始めましたが、父が怖かったのでピアノ=恐怖でした。遅くても思い入れがあれば続くと思いますから「やりたい」と言った時にやらせてあげたいと思います。ただ、「やりたい」と言える環境に置いてあげるのは必要だと思いますが。

yes 大人になってから楽しめるように (茶々丸・埼玉・パートナー有・32歳)
小学校〜中学校とバイオリンを習いました。あまり熱心な生徒ではなく、受験を機にやめました。しかし、やめたら逆に興味が出て、弾くのも楽しくなりました。大学ではオーケストラ部に入り、暇があれば楽器に触っていました。現在、引っ越しが多い仕事なのですが、楽器をやっていたおかげで、どこでもすぐに趣味の仲間ができ、今では続けさせてくれた親に感謝しています。音楽に限らず、一芸があると、仲間もすぐできますし、自己表現の幅が広がって、生きやすくなると思います。

no 本人が望めば (植月)
音楽に触れることが大切だと思っています。けれど、習う前に楽器へのあこがれでも何でもいいから習う気持ちを育てたいです。私は4歳から毎日最低30分、高校生になってからは毎日2時間練習をして15年間習いましたが、練習方法を先生が何度も確認するくらい、上達しませんでした。興味が無かったからです。初めて音楽が楽しいものだと知ったのは高校1年の秋、文化祭での友人の連弾コンサートでした。楽しさを知ってから自分でもわかるくらい練習が身になりました。気持ちは大事だと思います
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
お子さんにはぜひ楽器をENCOURAGE
1週間たくさんのご意見ありがとうございました。昨日は「継続」の難しさ、押し付けてやらされたいやな経験、などを中心に色々なご意見を頂きました。

惰性で練習して長々レッスンを続けて後悔したとおっしゃるayaPaさん、本当にお気の毒。なぜ惰性で続けてしまったのでしょうか? 親が怖かったから? 先生がやめさせてくれなかったから? 惰性でも続けられたのは、我慢強かったから? それでもそこに少しは「楽器の演奏が嫌いではなかった」ことがありませんか?

私は一昨年前までアマチュアピアノコンクールの審査員を続けていました。「子どもの頃から何年もピアノを続けてきて、親にやらされていやでいやで仕方なかったけれど、今では親に感謝している」と言った参加者がたくさんいました。ayaPaさんも、今は好きな曲を好きな時に弾くようになって楽しめていらっしゃるとのこと、よかったです。

まあ50歳になっても「後悔している」と言うなら仕方ないけれど、若いうちから「後悔」はもったいないように思います。だって、もし何か他の楽器演奏や歌を始めたくなったら、その「後悔のレッスン」が基礎となり、ビギナーの何倍も優れたレベルからスタートできるんですから。それに、押し付けられたと思って後悔するより、押し付けだったけど感謝している、という気持ちになれる人間の方が素敵ですよね。

また、親が弾いても子どもが興味をもたない、とのご意見も4、5歳で決め付けることもないのでは? 多くの方が子どもへの「押し付け」を怖がっていますが、それを「決め付け」る方が私にとっては残念なことです。たしかに興味を引き出すタイミングは本当に大事です。しかしそれを計るのは至難。だって、仕事も運命もタイミング。「あのときにこうしておけば」の繰り返し。それが読めれば本当に人生はもっと楽なはず。それでも人間は生きていくのだから、自分なりに最高だと思うタイミングを計り、4歳で興味がなさそうなら6歳とか、アプローチをかえるとか。それでも私は楽器を習わせることをお勧めします。

このサーベイキャスターとしても常連の古荘純一先生とお話させていただいている中ですごく感動したコメントがあります。「……楽器演奏は(いわば)全脳運動です」。脳の広い帯域を使う楽器演奏は、コンピューターゲームで前頭葉だけが異常に興奮することとある意味正反対なのです。特にピアノは右脳・左脳ともが刺激され成長します。なぜなら和音とメロディー、リズムの最高の調和があり、左右の手が別々のことをして、オーケストラの音楽もピアノで復元ができるくらいに、様々な音楽の可能性をひとつの楽器でできるのです。

拙著を書くにあたり古荘先生に大変お世話になったのですが、本が出来上がってから先生は冗談で「次の本のタイトルは『ピアノを弾くと頭の良い子が育つ』ですね(笑)」とおっしゃってくださいました。確かにアマチュアピアノコンクールの参加者は知的職業の人がすごく多かったです。参加者のご両親も知的職業でそういう人はクラシック音楽が好き、という図式もありかとは思いますが、脳が育つ時期と同時にピアノの練習をすることは、脳にとってとても良い影響を与えます。アメリカの貧しい地域の小学校で週に2回ピアノのレッスンを全員にしたら、1年後には裕福な家庭の子が行く私立学校と算数の成績が同じになった、という報告があります。ピアノが脳の成長になんらかの好影響をもたらした結果ではないでしょうか。

サーベイの最後に拙著の中の「楽器が弾けると良い子に育つ3つの理由」を書かせていただきたいと思います。
1.表現する喜びをもてる
2.コミュニケーション力を高められる
3.自信がつく

そして新たな理由としては、次の拙著タイトル『ピアノを弾くと頭の良い子が育つ』……なんちゃって(笑)。そうなるといいのですが。この分野は脳科学の領域も重なってくるので、少し自分なりにきちんとした研究が必要です。簡単ではありませんが、ひとつの仮説としてライフワークにもしていきたいです。

いろいろと道はでこぼこがありますが、お子さんが音楽を好きになって、楽しく楽器を弾く人間になれたらみんな幸せですね。1週間ありがとうございました。

岡崎ゆみ
ピアニスト
岡崎ゆみ


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楽器が弾けるって素晴らしい!
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聴かずに死ねるか!
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