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今週のテーマ
会議番号:1916
あなたの会社には哲学がありますか?
投票結果
37
63
367票
628票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年06月19日より
2006年06月23日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
三富正博 株式会社バリュークリエイト パートナー
僕が13年間勤めていた会社は、大手の会計事務所のアンダーセンでした。アンダーセンは、創業者のアーサー・……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
ベンチャー企業です (しお・東京・パートナー有・24歳)
とても若い社長がまとめている、若い会社です。しかし、明快な基本姿勢を持ち、大事にしています。社名になっているほどです。面接でも価値観の共有の大切さを説かれ、会社の哲学に納得できる人のみ採用されています。会社の哲学がはっきりしていることで、日々の仕事の仕方や困ったときの判断基準まで、明確に行えています。
どっちが良いのか実体験中! (non蒼papa・千葉・パートナー有・45歳)
転職経験が1回あります。前職で私の在籍した先は外資系で、ポリシーは徹底されていました。途中で米国本社の子会社になったのですが、ポリシー総本山の本社と時間的・資本的に濃淡のある関係会社との交流を通じ、時間をかけて浸透させるのが上手という印象でした。人を育てる環境を尊ぶ、自ら変化を造りそのチャンスを活かすなど、個人の生活にも好影響を与えていました。今は、日本の会社で、哲学は感じます。外資系の時と比べるとそれが暗黙の了解になっていて、目に見えにくいという印象があります。
漂う「気質」 (ありる)
明文化されてもいませんし、そんなに立派な会社でもありませんが、うちの会社の人はみんなマジメです。朴訥としてマジメ。ずる賢いところがない。だからすぽーんと目だった利益は出せませんし、トップがダメならそのままマジメにダメな方向へ行ってしまいます。ですが、社内に漂う空気・気質が「マジメ」なのです。まさにDNAですね。で、私はうちの会社が大好きです。トップが変わり、今はマジメに立て直しへ向かっています。これからがとても楽しみです。
会社の歴史と価値 (ディテクティブ・東京・パートナー有・40歳)
私の会社は、フランス系ブランドグループです。日々の売上や、従業員の勤務体制など、細かいことも大事ですが、常に社員全員に徹底していることは、世界一を誇れるグループ企業としての、歴史と価値を意識することです。社員の目標設定でも、このような会社の哲学を再度認識するよう、必ず話し合います。
哲学なくして成長なし! (クリステル・東京・パートナー無・27歳)
大手企業から先月小さなベンチャー企業に転職しました。驚いたのは少ない人数でありながら、社員が個人プレーで仕事し、お互い何をしているか分からない状況。目的や理念に一貫性もない。社員が入れ替わるたびに会社の色が変わりそうな印象でした。入社早々に「社員に会社の理念をはっきり伝えるべき」と社長に直訴しました。会社は変わりつつあります。皆が理念や目標を共有し、それに向かって動き始めています。もし会社の哲学が明確でなければ、まったく成長できないと思います。
哲学の必要性 (e-mayumi・北海道・パートナー無・31歳)
もうすぐ退職しますが、退職という時期を迎えてようやく、自分の哲学に基づいて仕事を進められていると感じています。会社の評価が気にならなくなったからです。それまでは、会社の求めているものはわかるものの、そこに哲学が感じられず納得もできませんでした。会社の向かっている方向がまったく見えません。退職する原因の一つも、その哲学の欠如にあると思います。
4日目の円卓会議の議論は...
「濃い哲学のある会社でも濃淡があります」
僕が13年間勤めていた会社は、大手の会計事務所のアンダーセンでした。アンダーセンは、創業者のアーサー・アンダーセンの哲学が代々受け継がれていた濃い哲学のある会社でした。特に、exceed clients expectations、 continuous improvement、 think straight, talk straight などの考え方は、どのオフィスに行っても徹底されていました。このように書くと、エンロン事件でつぶれたアンダーセンに、そんな濃い哲学があったのかと驚かれることと思います。
話しがそれますが、この中で特に思い出深いのは、think straight, talk straight です。これは、「自分の思っていることを素直に相手に伝える」ということなのですが、なぜこのようなフレーズがあるのかは実のところ僕は知りませんでした。ある時、「アーサー・アンダーセンのお母さんが、毎日のようにthink straight, talk straight と言って、小さいときから彼を育てた」という話を聞きました。この話を聞いて、僕はすごく納得しました。
アーサーアンダーセンは心底、「人は自分の思っていることを素直に相手に伝えるべきだ」と信じていたのです。そのような考え方は、彼が死んだ後も代々受け継がれていたのです。
僕は、アンダーセンでは4カ所のオフィスで働く機会があったのですが、各々のオフィスで働いて面白いことに気づきました。濃い哲学のある会社でも、各々の拠点で哲学に濃淡があるのです。そして、業績が良く、とても厳しいといわれているオフィスほど、哲学を色濃く感じることができ、よりシンプルに気持ちよく働けるという事実です。
短期的な成果が出ていないオフィスから見ると、素晴らしい成果を出しているオフィスは、短期的な成果を追い求めているからこそ、成果がでていると考えがちでした。ところが実際は、短期的な成果を出しているオフィスほど、実際にそこで働いてみると哲学が濃くあり、哲学を日々大切に育てながら短期的な成果を出していたのです。
濃い哲学があると、哲学から日常の行動までの一貫性が保たれているので、より信頼感を持って、より楽観的に、より安心して業務を行うことができます。このようなオフィスを訪れる方は、働いている人が、みな、わいわいとのんびり働いているように「見える」のですが、実際にはとても高い品質と効率のもとで働いているからこそ、そのように「見える」のです。
哲学の濃いオフィスで働いていて、そうではないオフィスに行くと、そこに見るものは「混乱」です。濃い哲学のオフィスでは、みなが当たり前にやっている考え方や行動を、そうではないオフィスでは、当たり前のようにやっていないのです。薄い哲学のオフィスに行くと、みな朝から晩まで一生懸命働いているのですが、たいした成果がでないのです。濃い哲学のオフィスにいる人間からすると、こんな混乱している毎日を送っていたら成果なんて当然出るわけがないではないか? と思うのですが、薄い哲学のオフィスにいる方は、その日常が当たり前の空気感なので、その状況に気づくことは難しいです。
このような現実を目の前にすると、短期的な成果は実は長期的な成果=哲学のうえに成り立っていると言わざるを得ません。
ところで、
みなさんはどのような哲学をお持ちですか?
思いつくままに対比で書き出してみると……
楽観 ←→ 悲観
信頼 ←→ 不信
自由と責任 ←→ 不自由と無責任
情報の共有 ←→ 情報の独占
安全 ←→ 危険
可能性を信じる ←→ 可能性を信じられない
真剣であるがゆえの厳しさ ←→ 冷たさ
仕事とプライベートのバランス ←→ 仕事偏重
等など、普段なにげなく仕事をしているベースには、いろいろな哲学が横たわっているものです。
次回はここであげた対比について説明します。
三富正博
株式会社バリュークリエイト パートナー
「「良い会社」と「悪い会社」とは?」
企業価値を高めるプロ、三富正博さんとの対談はこちら
「片平秀貴さんとの対談はこちら」
アクションと哲学の関係
「企業の社会的責任、もっと重視して欲しいですか?」
結果的には重要なリスクマネジメントに
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