|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1982
うつや不安と「うつ病」の違い、分かりますか?
投票結果
33
67
474票
970票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年09月18日より
2006年09月22日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
躁うつ病は現在、双極性障害もしくは気分障害と呼ばれています。躁状態(病的な気分爽快感・活動性亢進など……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
パートナーもうつ病でした (藤森茉莉絵・埼玉・パートナー無・39歳)
パートナーが数年前から近所の精神科に通院していましたが、改善されず自殺未遂をし、専門病棟のある病院に入院しました。その際、医師から抗うつ剤を服用すると改善されるので、うつ病に間違いありませんと説明されました。たびたび、寝起きにひどい頭痛に悩まされていたようですが、どの時点でうつ病になったか未だにわかりません。
正しい知識が不可欠 (mirute・宮城・パートナー無・34歳)
日本では、まだまだ精神疾患についての誤解が多く、また、未だに精神科への敷居が高いように思います。少しでも多くの人々が、きちんとした情報を得て、困ったら気軽にカウンセリングを受けることができる雰囲気になって欲しいと思います。
なんとなくは分かる (イズみん・福岡・パートナー有・34歳)
自分は軽いウツかも……と常々思っているので、ネットなどで調べて、その違いは幾分かは、分かるつもりです。けど、精神科医の先生のように、きちんとは言えないですね。はっきりした原因がないのに、何もやる気がおきない、気持ちがふさぐ。そういう時はウツなのかな……と思ってます。
何かがおかしい (sai1019・広島・パートナー無・27歳)
空回りしている、何かがおかしい、そして会社の上司のすすめもあり、昨年軽うつと診断をうけ、会社を辞めました。会社を辞めたことで、服薬することなく症状も改善しました。医師の診断が自分を振り返るきっかけになりましたが、自分の思考パターンがマイナス思考であることと、どこかに自分の存在を持たせようとしていて、そこに(=職場に)しがみついていました。今思えば、なにかがおかしいと感じたあのときに医師を訪ねてよかったと思っています。
私はどっちだったろう? (summerstar・沖縄・パートナー無・36歳)
仕事もタフで、人間関係もひどかった職場にいたとき、かなり精神的にダメージを受けました。夜は5、6回毎晩起きたし、一人ベッドの中で泣いたり。半年ほどして電車の中で泣き出したり、親に明け方電話したり、生理もひどくなり1カ月、出血しっぱなし、など。これはもう異常だと思い、病院に行き、相談。自宅療養の診断書を書いてもらいました。病名は「自律神経失調」だったと記憶しています。さて、私はうつ病だったのか? どちらになるんでしょう? いまだによく分かりません。
発症の恐怖 (UNAUNA・東京・パートナー有・38歳)
妹が高校時代にイジメが原因で発症。入退院を繰り返し、現在も投薬を続けています。母は看病疲れで攻撃的になり、受診を拒んでいるため病名は分かりませんが精神病を病んでいます。私も昨年職場で執拗なイジメに遭い、ギリギリのところまで追いつめられ、発症の恐怖に怯えていました。この病気は遺伝と言うべきか分かりませんが、家系的要因がありそうですが、実際はどうなんでしょう?
3日目の円卓会議の議論は...
「うつ病は悲しみに満ちあふれた身体疾患」
躁うつ病は現在、双極性障害もしくは気分障害と呼ばれています。躁状態(病的な気分爽快感・活動性亢進など)とうつ状態両方がみられる障害ですが、現在我が国では、躁状態が現れる方は少なく、ほとんど「うつ」単極で現れるため、通常「うつ病」単独で論じられています。性格との関連は曖昧であり、脳を基盤とした障害と考えて下さい。
本日特に強調したいのは、
うつ病は身体疾患の側面も持ち合わせている
ということです。身体症状として以下のような特徴があります。
睡眠障害。これは入眠障害(なかなか寝つけない)よりも中途覚醒、早朝覚醒など、睡眠が持続しないという特徴があります。
食欲障害。食欲がないだけでなく、胃腸の調子が悪い、味がわからない、などの症状があります。
倦怠感。何もしていないのに全身の倦怠感が強い。
日内変動。朝悪く、夕方いくぶん楽になるため、不登校や出社拒否の症状と似ていますが、休日や長期休暇中でも改善しないという違いがあります。
もちろんうつ病の精神症状も深刻です。意欲、気力がなくなり、焦燥感が強くなります。そして、悲しみに満ちあふれ、自責の念が強まり、死にたいと考えるようになります。自殺は絶対に防がなければいけません。自殺の危険性があるという点ではうつ病も時には緊急の病気なのです。
抑うつ状態とは、
気分が優れず絶望、焦燥、悲哀感が出現する状態です。抑うつは臨床症状の1つであり、単に抑うつが強いからうつ病と言うことではありません。なお、このことをテーマの答えととらえるのではなくご自身の考えで投票をお願いします。
ここで簡単な例で整理してみましょう。気分転換に食事に誘うことは抑うつ状態の人にはいいことかも知れませんが、うつ病の人はそれを負担と感じるでしょう。誰でもできる簡単なストレス解消法は、「寝る、しゃべる、食べる」です。大胆ですが、「よく食べ・眠れるのはうつ病ではない」と学生に説明することがあります。うつ病になると、その方法も奪われてしまうのです。
ご意見にもありますが、症状、程度もさまざまです。2週間から1カ月症状が続くようであれば専門機関の受診をお薦めします。
本日は、もう一つのこころの病気
「神経症」についてご意見をうかがいたい
と思います。「うつ」が病的であれば「うつ病」、「不安」が病的に強ければ「神経症」ということになりますが、そもそも
「不安」と「うつ」はどう違うのでしょうか。
投稿お待ちしています。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「子どもたちが持つ、3つの不安」
古荘純一さんとのwin-win対談
「「悩み」と「病気」、治療に大差はない」
大平健さんとのwin-win対談
「ビジネスで自分を活かす「メンタルトレーニング」」
2006年10月12日(木)開催!
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|