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今週のテーマ
会議番号:1982
うつや不安と「うつ病」の違い、分かりますか?
投票結果
33
67
545票
1098票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年09月18日より
2006年09月22日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
本日の投稿もうつに関しての投稿が多いようです。神経症は通常は話題になりにくく「ノイローゼ」の方がわか……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
経験から (コハル・パートナー無・28歳)
作業療法士です。また自身がうつ病・パニック障害(不安神経症)に罹ったことがあります。作業療法士としてより患者としての考えかもしれませんが、うつや不安というのは一過性のもの、病となるのはある程度の期間(2週間以上)続くもので生活の支障となるものだと考えています。
早い段階での対処が効果的 (yoko314・岡山・パートナー有・45歳)
以前仕事先の女性からのいわばストーカー行為でうつ状態になりました。弁護士に相談をし直接の接触を禁止してもらったのですが、無視をされて幻聴が生じました。心療内科を受診しようと電話したところ2カ月待ちで、別の病院でも同じくらい予約待ちということでした。それを聞いたら「みんな苦しいんだ」と不思議な事に心が落ち着きました。うつ病を克服した知人は「そう思える内は病気ではなく一時的な状態」だと説明してくれました。私の場合は弁護士や友人達が予防してくれたのだと思います。
ホントのところは分からない (なな公・東京・パートナー有・33歳)
うつや不安は一時的なもので日常の喜怒哀楽の幅に当てはまり、「うつ病」は脳内のナントカという化学物質が足りなくて感情の一部がひどく落ち込むという病気だということは、何となく知っていますが、その境界線がどこなのかが分かりません。感情の変化だって脳内物質の上げ下げの影響だろうし、どこまで下がれば「うつ病」かというのは、どうやって判断するんでしょう。
解消方法の有無? (リリーベル・埼玉・パートナー無・25歳)
私は、不安とうつの違いは解消方法の有無かと思います。「不安」は、一時感じるもので、他者への相談や書物によって解決する可能性があります。対し、「うつ病」は長期に渡る病で、相談や書物による解決はつかず、一時の休息をもってしても解消・改善が困難だと認識しています。
周囲の人に不安があります (ようやん・北海道・パートナー有・29歳)
私自身はあまり「うつ」かもしれない心配を持ったことはありませんが、雑誌やネットなどでよく見る「うつ病」の症状と周囲の人たちの様子を比較するともしかして……と思うことがよくあります。とてもハードな仕事を抱えている人が考えられないほどのマイナス思考で追い詰められているのを見ると、「うつ」なのかもしれないと思います。そういうマイナス思考に陥っている人に対する接し方に頭を悩ませています。なるべく間接的にプラス思考で話すように心掛けてはいますが……。
4日目の円卓会議の議論は...
「神経症はさまざまな不安が極度に肥大した慢性的状態」
本日の投稿もうつに関しての投稿が多いようです。
神経症は
通常は話題になりにくく「ノイローゼ」の方がわかりやすいでしょうか。両者はほぼ同義ですが、その概念は、「不安が病的に強く、身体・精神・社会生活に不都合を来たす障害」です。神経症もうつ病同様、体に症状が現れることが少なくありません。パニック症状、緊張感が強い、集中力困難、動悸、冷や汗、不眠などです。ただし、診断名としては曖昧さが多く医療の現場では用いられなくなっています。
不安は誰でも
持っていますし、自己防衛のためには必要なことです。先週のサーベイのテーマで「
テロ
、
大地震
」が取りあげられていました。それらの不安は誰でも持っています。
しかし寝ても覚めても不安が続き、自身の生活が大きく影響を受けるようだと病的
と言えます。不安が強いと、変化を好まず自分の考えやライフスタイルを維持しようと務めます。現状を維持するため、頑なに同じことを繰り返したり、多少の不便は覚悟で、占いや宗教に傾倒することもあり、その点では結構エネルギッシュです。一方で、人付き合いや外出を避けたり、子どもであれば退行(赤ちゃん返り)が見られます。いただいたご意見に、不安は一時的なものとありましたが、長期に続くことが少なくありません。
病的かどうかは、程度と持続期間でも判断します。
うつは、
先日も触れましたが、悲しみ、悲哀に満ちあふれた状態で、活動性も低下し、理由もなく死にたいという考えが浮かんできます。
神経症もうつ病も脳を基盤とした慢性の障害
と考えてください。脳は神経の中枢であるばかりでなく、自律神経やホルモンの分泌の中枢です。従ってそのコントロールができないとさまざまな身体症状(不眠、生理不順、食欲不振など)が出現するのです。両者が合併することも少なくなく、臨床上区別が難しいことが少なくありません。また治療薬としては、どちらも抗うつ薬の1種であるセロトニン作動薬を頻繁に使用します。
皆さまからいただいた投稿を整理すると、「周囲のこころの病の人に
どう対応したら
よいのか」「自身や身内のこころの病を疑う場合
どの時点で専門家に相談すれば
よいのか」「うつ病について
もっと知りたい
」などが多いようです。明日は最終日ですので、これらについてコメントしたいと思います。
皆さまも御意見をどしどしお寄せください。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
「子どもたちが持つ、3つの不安」
古荘純一さんとのwin-win対談
「「悩み」と「病気」、治療に大差はない」
大平健さんとのwin-win対談
「ビジネスで自分を活かす「メンタルトレーニング」」
2006年10月12日(木)開催!
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