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佐々木かをりの
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今週のテーマ

会議番号:2398

ワーキングマザーで、幸せですか？

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【開催期間】
2008年03月17日より
2008年03月21日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

佐々木かをり　株式会社イー・ウーマン代表取締役社長

今日の投稿も読み応えがありました。自分をハッピーにする工夫、いろいろされているんですね。 sora777�……

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3日目までに届いている投稿から...

アンハッピーの原因 (はかき・神奈川・パートナー有・36歳)

保育園から小学生まで3人子どもがいます。保育園の送迎のほか、習い事の送迎もあり、毎日あわただしいです。イライラして子どもを怒ってしまうことが多かったのですが、原因を考えたら①子どもを9時までに寝かせるのが私の1日の最終目標であること②木曜日が私の疲れのピークであることがわかりました。子どもが起きている間は育児（寝る支度）に専念すること、習い事のある日は寝る時間の目標を9時半に緩和すること、木曜日は惣菜購入や外食もあり、と決めて実践したら、ハッピーな日が増えました。

仕事と生活をフラットに考えて (ＡＫ)

12年もワーキングマザーをやってきてようやく、賃労働とそれ以外、私の場合は子どもたちの母親として過ごす生活の部分　をフラットに考えられるようになり、“働く”という意味が自分なりにわかってきたように思っています。最近ではスケジュール帳においても、仕事の予定、子どもとの予定、些末な家事の用事etcそんなことを同列に、堂々と書き、それらを実践できたことで充実感を持てるだけでなく、自信を深めたり、また次のことへの元気につなげたりすることが意識できるようになりました。

一番の理解者 (sora777・兵庫・パートナー有・32歳)

いつも「育児はひとりでするものじゃない！」と思っています。自分と同じ目線で子どものことを考えてくれる人がもう１人います。そのもうひとり（主人）とうまく連携をとりながら、お互いがフル稼働できるように、都度思うこと、悩んでいることは話し合うようにしています。そのために過去には衝突もありましたが、今は妻が働くことは「当然」と思っているようです。状況を理解し、共感してもらっているのが、私にとって一番のハッピーです。

健康を維持する努力に尽きます！ (Ekko・東京・パートナー有・44歳)

ワーキングマザー14年目ですが、皆さんの投稿を拝見し、改めて身につまされ、目が覚めたような気持ちになりました。｢自身をハッピーにさせること」は時間管理に限らず、働き方全般に及ぶ「最大の課題」と思いますが、未だ答を模索中です。やっと学校に入れば少子化？のためか色々な親の負担は増える一方、自分の時間は減り続けています。今は日常生活の諸事を「6割で済ませる」「目をつぶる」という努力、そして睡眠を十分にとり、健康を保つことがハッピーにつながると考えます。

足し算で (ごまちゃん・横浜市・パートナー有・44歳)

母は専業主婦でしたので、自分が出産後も働いているとは正直思っていませんでした。仕事もプライベートも毎日時間が足りない、体力も足りないという状態が続いています。今は、現状で出来るベストを尽くすことしかできないと思い行動しています。そして、「あれが出来なかった。これも出来なかった」ではなく、「今日はこれが出来た。必要最低限のことは終えることができた」と出来たことを足し算で考えるようにしています。

早朝の時間をフル活用 (Ai・兵庫・パートナー有・34歳)

起床は4時半頃。娘を起こす6時半までに朝食・夕食の仕度、洗濯機をまわす、ダスターで掃除、自分の身支度までを終わらせてしまいます。タイムリミットが決まっているので、一番効率がいい段取りを常に頭をフル回転させて考えてます。これは仕事の段取り力のトレーニングになってます。娘が起きてから保育園に行くまで、保育園から帰宅し寝るまでは、家事は最小限にし、娘と過ごす時間を大切にしています。寝不足だとイライラするので夜は娘と一緒に9時には就寝。お陰でお肌の調子も絶好調です。

やっぱり早起き！ (yonesuke・愛知・パートナー有・30歳)

1歳の子どもの寝かしつけにイライラしていた時、佐々木さんの生活スタイルを拝読して、「私も子どもと一緒に寝て、早朝起きよう！」と決意。夜9時就寝、朝4時起床という生活を始めてもう1年近くになります。最初は体が辛かったのですが、慣れると本当に快適です。静かな朝、リビングでお気に入りのパンを食べながらカフェオレ飲んで雑誌を読んでPCに向かう……。至福の時です。疲れている日は起きる時間を遅くして体調管理しています。

一概に幸せとは言えない (いのみぃ・神奈川・パートナー有・39歳)

敢えてNoに投稿します。今だけを見てすべての働く母と子が幸せとは言えないと思うのです。私は小さい頃働く母が大好きでしたが、妹は寂しい気持ちを隠し続け結局彼女が大学生になった時にその寂しさが一気に噴き出し、生活が荒れ精神的にボロボロになってしまいました。その時、妹の口から出るのは昔の寂しい思い出話ばかり。母も私もショックでした。今子どもが寂しいと言わないことは幸せの証拠ではなく、その子の本質的性格とか奥深くにある小さなSOSを見逃さない事が大切だと思います。

4日目の円卓会議の議論は...

具体的な方法、ありますね

今日の投稿も読み応えがありました。自分をハッピーにする工夫、いろいろされているんですね。

sora777さんのノウハウは、「育児を1人でしないこと」。ご主人との連携は嬉しいですね。それに、ごまちゃんさんの足し算の考え方。Aiさんもyonesukeさんも、早寝早起き。すぐに使えるノウハウが満載です。分かち合い、有難うございます！

はかきさんは、原因を考え、分析しているとのことで、私も背筋をのばして投稿を読ませていただきました。「子どもが起きている時間は育児に専念」は、私も同じで、朝夕は、子ども100％で動いています。でもそれに加えて、曜日も分析済み。素晴らしいです。

ＡＫさんは、スケジュール帳に仕事や家事、子どもとの予定などを書いている、とのこと。もしかしたら「アクションプランナー」ですか？　私は、「佐々木かをりの手帳術」にも書きましたが、手帳は人生脚本ととらえ、1冊の手帳にすべてを書くことで、毎日の生活が充実してきました。役員会も学校での保護者会も、同じ手帳に記入して行動する。自分、という1人の人間の行動管理としては、グンと幸せ度アップしました。今は、週末は2人の子どもたちと3人でアクションプランナーを付け合せて、3人で同時に時間管理をすることで、週末の幸せ度も上がりつつあります。このあたりは、30日に講座を開きますので、興味があれば是非、お子さんと一緒にご参加くださいね。

いのみぃさんのご指摘の「すべての働く母と子が幸せとは言えないと思うのです」ということは、まさにその通りで、イー・ウーマンでは、どの課題で意見を重ねる時も、すべての人たちがこうである、といった総論は言いません。I statementで、自分のことを語る。たくさんの「自分」の体験が集まると、それが、読み手にとっても多くの選択肢となる……と考えて進行しています。ですから、一人ひとりのケースを尊重して、分かち合っていきたいと思っています。それから、「心の奥深くにある小さなSOSを見逃さない」は、ほんとうに常に重要ですね。親は、思い込まずに、子どもたちの声に毎日耳を傾け、新しい情報を聞き取ることが、大切だと私も思っています。

Ekkoさんは、健康が重要とのこと。私はこれもまったく同じ考えです。心、体、頭（思考）の3つの健康管理ができると、ベストコンディションを作りやすいと思っています。でも、Ekkoさんの「6割で済ませる」「目をつぶる」という努力、という表現はネガティブですね。でも文章全体から読み取れるイメージを別の言葉で表現すると、「自分の中で、全力で取り組むものと、あきらめるモノとのメリハリをつける」ということでしょうか。単語や文章作りでも意識すると、きっと、もっともっとハッピーになると思いますし、｢自身をハッピーにさせることは最大の課題」とのこと、その通りですよね。

私のノウハウは、いろいろありますが、今日は2つご紹介しますね。一つは、仕事でも、子どものことでも、様々なプロジェクトを取り組む時に、「取り組んでいるそのプロジェクトに全身全霊で熱中する」ことを一番大切にしているということです。熱中するから楽しい。熱中するからいいアイディアが生まれる。熱中するからスピードもアップ。つまり、時間管理にもなるので、目の前のことに集中できる環境を作っています。

もう一つは、子どもにとって必要な絶対的な時間帯を重要視する、ということです。子どもにとって大切なのは、たとえば「眠る前の2時間」ではなく、それは具体的に「7時から9時」であったりします。同じ2時間でも「9時から11時」では、だめだということです。だから私は、会社を6時過ぎに出るようにして、こどもとの絶対時間帯を大切にするように心がけています。

いろいろな工夫が出たところで、では、最終日の今日は、母親がハッピーだと、周囲にどんな影響があるかということをディスカッションしましょうか。私たちは、なぜ、自分自身をハッピーにさせようとしているのか。さまざまな I statement を楽しみにしています！

佐々木かをり
株式会社イー・ウーマン代表取締役社長


	「子どもをもつことが、仕事にプラスの影響を与える？」イー・ウーマン調査「少子化・晩婚化について」
	「保育や学童は、福祉か否か？」 2001年7月25日（水）配信　規制改革メルマガ
	「2008年3月30日開催！佐々木かをりの「親子のための時間管理術」」子どもに時間管理を身につけてもらうために、親子で取り組む新講座です！
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