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今週のテーマ
会議番号:2487
「病児保育」って、聞いたことありますか?
投票結果
67
33
573票
280票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年07月07日より
2008年07月11日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
駒崎弘樹 特定非営利活動法人フローレンス 代表理事
たくさんの声をありがとうございます。皆さんの中で多くの方が仰っています。「こんなに共働き世帯が多いの……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
当然知っています! けど (yonesuke・愛知・パートナー有・30歳)
2歳の子どもがいます。ついにサーベイに駒崎さんが来たか! と嬉しくなりました。病児保育もフローレンスももちろん知っています。子育て世代にはもはや常識! とここまで書いてふと思い立ち、夫に聞いてみました。「え、幼児保育? ああ幼稚園のこと? え、違うの? ビョージ? 何それ」一緒に子育てしているはずなのに…… 案外認知されていないんですね。ちなみに私の自治体に病児保育はありません。早くできてほしいです。
必要になりそうだが身近にない (もいもい・東京・パートナー有・35歳)
現在4歳の娘が一人おり、今秋双子が産まれます。来春には保育園に入れる予定ですが、集団生活を送る子どもが3人に増えると、嫌でも姉弟間感染が気になってきます。仮に誰かが水疱瘡に罹ると、登園制限3週間という最悪の事態も考えられます。しかし現状では看護士資格を持つシッターでなければお願いできず、そうなると通常の保育料とシッター代で月20万円近い出費になるのだろうか、など、具体的に考えれば考えるほど途方に暮れてしまいます。
社会全体での検討が必要 (HOYA・東京・パートナー無・37歳)
仕事上、子育てをする多くの社員と話す機会がありますが、子どもがとっさの病気になった時の対応は悩みが多いです。企業としても制度を充実させ、運用できる職場風土を作っていくことは必要ですが、企業のみの努力ではなく、自治体、国を含めて真剣に検討しなければ、育児と仕事の両立が困難な実情だと私は思います。弊社には多くの働くママさんがいますが、親に頼ったり、ベビーシッター(高額ですが)にお願いしているケースが多いです。
登録しています (らいおん・東京・パートナー有・39歳)
この4月から、当時5ヶ月の息子を保育園に預けて復職しました。私の居住している区(東京都)では、予め登録制にて病児保育を受けられるサービスがありますので、入園と同時に登録しました。今のところ利用したことはないので使い勝手等は分かりません。こういう問題の根源については、駒崎さんのいう「育児と仕事の両立が当たり前でない日本」という指摘に賛成です。既に働いているお母さんの方がマジョリティだというのに、それを十分にサポートせずに、何が少子化対策でしょう……
本当に切実です (しど・大阪・パートナー有・41歳)
身近に祖父母のいない私どものような共働き家庭にとっては、本当に切実な問題です。子どもが乳児の頃は、ファミリーサポートの提供会員さんに恵まれ、突然の発熱などで休めない時や迎えにいけない時は助けてもらいました。しかし、この会員さんが辞められてからは自力でなんとかするしかなく、本当に身の縮む思いで会社を休んでいます。実家のある富山では、現状に業を煮やした小児科医さんが自前で医院に病児預かり施設を立ち上げ、それが新聞に載ったくらいです。
出産して初めて知りました。 (M*R・埼玉・パートナー有・23歳)
お恥ずかしながら、私も母親になって初めて知った言葉でした。出産してから、「日本はなんて子供や母親に対して冷たい国なんだろう」と思うことがよくあります。例えば、ベビーカーで電車に乗る際、世間では子供を降ろしてベビーカーはたたむことが常識だそうですが、母親1人でどうやって乳児を抱えてベビーカーをたたむことができるでしょうか?かと言って、周囲の大人は誰も手を貸してくれようともしません。むしろベビーカーに当たってくる大人もいます。病児保育以前の問題だと思います。
もっと使いやすい施設を! (いつきママ・大阪・パートナー有・34歳)
現在4歳9ヶ月の長男は1歳の頃体が弱くよく入院しました。入院した病院に病児保育施設が併設されており、退院後完全に回復するまではそこに預けたいと思いましたが、受け入れ定員が少ないし、預かってもらえる時間は保育園の時間より短いし、タクシーで片道3千円くらいかかるし、結局ベビーシッターさんを家にお願いして乗り切りました。毎日通っている保育園に併設してくれないと、親も通うのに不便だし、子どもも体調悪いうえに環境も全く違うと疲れてしまいます。もっと使いやすい施設を望みます。
病児保育導入の問題点とは? (JUNNA・パートナー有・37歳)
近くの認可保育園は4月に0歳時でないと入れないという状況で当然病児保育はなく、熱があれば即刻呼び出しです。自分で責任をもって仕事に集中したくても難しく悔しい思いをします。なぜ病児保育の導入が難しいのか。コスト、小児科医不足など問題は山積なようですね。このサーベイを通じて問題点の洗い出しをして頂けると解決策が見えてくるのではないでしょうか。
病後児保育と病児保育 (nanachin・長野・パートナー有・31歳)
まさに先週、熱を出した子を預かってもらえず仕事を3日間休みました。1歳7か月の子がいます。私の住んでいる市では、昨年から「病後児保育」の事業を始め、私もその制度があるならば安心だと思って仕事に復帰しました。しかし、病「後」児保育であるので、熱が下がらないと預かってもらえず、医師の診断書も必要とのこと。さらに診療所に併設される病後児保育室に保育士を派遣する関係から前日に申し込みをしなくてはならないということで小回りがきかず、結局今までの利用者は3名だそうです。
できれば休んであげたい (Indigo・埼玉・パートナー有・30歳)
2歳の娘がいますが、大人でさえ心細くなる病気の時に、他人に預けると言うのは胸が痛みます。できれば、休みを取って傍にいてあげたい。それは父親でもいいのです。問題は、母親が子どもの面倒を見るのが当たり前という世の中です。休むのが母親ばかりになれば仕事を続けにくいのも無理ない話。二人で交互に休むことかできれば少しは気が楽なのに。それ以前に、育児や介護で休むことに社会の理解を高めることも必要だと思います。とはいえ、病児保育ニーズがあることは間違いありませんが。
公的助成制度のあり方について (iwashan・熊本・パートナー有・50歳)
駒崎さんの公的助成制度に関する意見には示唆に富むものがあります。呼び水のつもりの制度が命の水になり、制度自体が根付かず、助成がなくなれば実施機関や仕組みまでもが続かずなくなってしまう。そうした在り方について、根本から考えないと、公的資金の無駄遣いと言われても仕方がないと思います。そのあたりの観点をもっとしっかりと行政は認識する必要があります。私も行政側の当事者の一人として強くそう思います。
心配事が1つ減ります (春水・東京・パートナー有・42歳)
15年前、8ヶ月から息子を保育園(区立)に預けて勤務した事を思い出しました。当時、病児保育というのはなかったと思います。息子が病気になると親に頼むか私が休むしかありませんでした。私の勤務先では、子育てしながら働いていたのは、私だけでしたので何度も続く病気の時には、さすがに仕事を続けていくことを悩みました。病児保育園があるのを知るという事は、その制度を使ったとしても使わなかったとしても仕事と子育てを両立していく上での心配事が1つ減ると感じました。
ずっと気になっていました (ローズマリー・海外・パートナー有・39歳)
少子化問題の際に必ず検討される、保育園の充実、援助の話。いつも子どもが病気になったら、何の意味も無いじゃないか、と思っていました。保育園・幼稚園・小学校が病院と提携する等、保健室のような役割を持たせる事は可能なのかと考えていた所です。一方で、職場が子育ての突発事項を女性個人の問題として捉えていることも問題です。子育て上のあらゆる突発事項は、職場が本来男女共通に起こりうる事象として受け止める等、意識改革も同時に必要だと思います。
聞いたことがありません。 (tibiko・大阪・パートナー無・38歳)
「病児保育」という言葉は聞いたことがありませんでした。私の職場のママさん社員は、子どもがよく熱を出し、保育所からお迎えの電話がかかり、有給休暇を使い果たしてしまったようです。まわりの女性社員は、「その子によってちがうからなぁ〜、しゃないなぁ〜」という感じだったのですが、その当時の上司から、注意を受けへこんでいました。今は一時的にママさん社員のお給料分がぶっ飛んでしまうかもしれませんが、病児保育の情報をもっと発信して欲しいと感じました。
2日目の円卓会議の議論は...
「なぜ子育て支援は進まないのか」
たくさんの声をありがとうございます。皆さんの中で多くの方が仰っています。「こんなに共働き世帯が多いのになぜ支援してくれないのか。」その通りだと思います。
しかし一方で、これには分かりやすい答えがあります。
子育て世代である30代の平均投票率は半分を切り、60代の平均投票率は6割を越します
。政治家にとっては同じ労力をかけて皆さんからは40のリターンがあり、高齢者からは60のリターンがあります。投資対効果は1.5倍。そう、子育て世代の多くが属する世代は投資対効果が低いのです。だから政策的優先順位は自動的に下がり、公的サービスの拡充は遅れがちになります。
さらに子育て支援はこどもの年齢によってニーズがどんどん変わります。病児保育で困っていたママは、4年後は学童保育問題で困っているでしょう。イシューに対する抗議はあっても持続しません。持続しないので、行政や政治としては「やり過ごせば良い」となりやすいのです。かくして不便や憤りは下の世代へと引き継がれていきます。
このような回路によって、
20年前から少子化問題は分かっていたにも関わらず、いまだ抜本的な改革には至っていない
のです。少子高齢化は進み2050年には国民の4割が高齢者です。労働人口が減少し、今から20年後には現在の約6割の労働者で日本経済を支えなければなりません。11人のサッカー日本代表が、7人で今まで通り勝っていくようなものです。私達が生きている間に、その日は来るのです。
では私達は何もできない無力な人々なのでしょうか。座してこの状況を眺め「仕方が無い」とつぶやくのみなのでしょうか。
そうして30年後に子ども達に「父さんや母さんの時代は良かった。こんなになる前に、どうして何もしてくれなかったの?」と言われてしまうのでしょうか。
皆さんはどう思いますか。
駒崎弘樹
特定非営利活動法人フローレンス 代表理事
「ワーキングマザーで、幸せですか?」
イー・ウーマン代表 佐々木かをりが投げかける
「保育や学童は、福祉か否か?」
規制改革メルマガ(2001年)
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