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今週のテーマ会議番号:2487
「病児保育」って、聞いたことありますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年07月07日より
2008年07月11日まで
円卓会議とは

駒崎弘樹
プロフィール
このテーマの議長
駒崎弘樹 特定非営利活動法人フローレンス 代表理事
円卓会議議長一覧
皆さん、最後まで多くの投稿をまことにありがとうございました。ぱーと救急医さんの「帰りなさい」の声がけ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 「帰りなさい」の声かけ (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・35歳)
救急医は割と時間で仕事を終えることが出来ます。当直医と交代したら帰る。それを徹底するため、上司に対しても、時間です、と必ず声をかけています。お子さんのいる医師はありがとう!と帰りますが、男性医師の腰の重いこと!(笑) 自分の周囲に対して、まずは家庭に、地域に、帰ろう、と声かけを続けていきます。

yes 変わってきました。 (島風・沖縄)
給料は少なくなっても、子どもの発育段階に応じて勤務時間・勤務形態を変えられるといいなあと思い、ダメ元で職場に提案したことがあります。あれから3年たった今年から、未就学児童がいる家庭に限ってですが、勤務時間・形態を変えることが出来るようになりました。私の方が驚いています。やってみるもんですね。下の子が年中さんなので、短い期間ですが変えるつもりです。

yes 頼み、頼まれやすい職場環境作り (JUNNA・埼玉・パートナー有・37歳)
私の部署では、いざというときに備えて他の人が対応できるように、日頃からメンバー2〜3名のチームを作り連携体制をとって仕事を進めています。そのため子どもが病気になっても比較的帰りやすい職場だと思います。今後は周りの人から進んで「代わりにやっておきますよ」という一言がスムーズに出るようになるといいですよね。

yes どっちが豊かか良く考えて! (syura・神奈川・パートナー有・47歳)
子どもが二人居る核家族のワーキングマザーです。残業は最低で、8割方定時で帰ります。料理を作り、子どもたちとわいわい食べます。大きくなるにつれ、参加する行事も変わり、地域社会とも学校ともちゃんと繋がっています。冬はスキー、夏は海で遊びます。家事も育児も楽になってきます。子どもたちが結婚して孫をかわいがる楽しみが増え、二人で働いていたので、蓄えも適度に残ってます。ワークライフバランスの取れた生活を、後輩たちに見せていくのが、先達の役割かな、と思います。

yes この幸せを伝える (ドゥーイグレック・東京・パートナー有・48歳)
独身者と家庭を奥さんに任せっきりの男がメジャーの中に、「子どもに熱があるので」と帰宅を申し出るマイナーな私達がいるからとっても困るのだと考え、パートナーも働いていて子どもがいる人が男女ともにもう少し職場に増やそうとしています。とかく働いて家庭があって、子供も育てていると、世間も自分もその大変さばかりを強調してしまいがち。するとハードルが高くて、職場に仲間が増えない(生まないかやめるか)。なので、仕事も子どももパーフェクトではない。でもそれで幸せと伝道してます。

yes 労働組合への働きかけを (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
我が社では年1回「総ざらい要求」という、社員が労働環境改善に係わるあらゆる要望(どんな小さなことでもOK)を所定用紙に記入し、組合へ提出できる機会があります。幸い我が社では組合が比較的良く機能しており、ほぼ全ての要望に対し何かしらの形でフィードバックがあります。この機会を活かさない手はないですよね。今年も先月実施されましたが、私は迷わず「ワークライフバランス確立に向けた具体的施策」を要望として記入しました。組合からの前向きなフィードバックを期待しています。

yes 組織の仕組みを知ることが近道 (mocchimochi・埼玉・パートナー有・39歳)
「病児保育」については、近所の小児科に初めて子どもがお世話になったとき「諸事情で撤退した」とお知らせが貼ってあり知りました。自治体で意見するのも、その組織の中で意見を取り入れる仕組みを知ることが近道だと思います。以前は「署名」するしかなかったように思いますが、今は個人的な意見を具体的に書き込めるメールフォームが。私も以前何気なく書いた意見が市報に掲載され驚いた経験がありました。すぐに意見を取り上げてもらえるツールであることを認識していなかったのです。

yes 伝え続けることが第一歩 (miro・沖縄・パートナー無・27歳)
子どもも大人も、熱を出して寝込むと、誰かに面倒見てもらえるととても助かります。そして、子どもはなおさら大人(親)が必要です。私達みなそうやって、誰かに見てもらったおかげで今があると思います。整った施設が必要で、堂々と子どものために休みをとれるよう、色んな方面に意見、要望等を投げかけていけば、見てくれる方はいると思います。私も働く父、母の背中を見て、あきらめないことが大事だと教わりました。

yes 病児保育の件だけではなく (HITOMI・石川・パートナー有・36歳)
今まで、幸いにも2人の子供達が病気の時は病児保育の制度を利用せず、夫婦と両方の祖母だけでやり繰りして来ました。病児保育の件だけではなく、仕事も日常生活も何かを必要とする時は、自分達で周りを変えていこうという気持ちと行動が大切だと思います。「制度がないからダメ」「制度を作らない方が悪い」と言っていても具体的な改善には至りません。但し行動を起こすタイミング、相手、場所、などは『より効果的』に選んでいく必要があると思います。

yes 人が人であれる社会に! (ちゃしゃ・埼玉・パートナー有・38歳)
偶然駒崎さんの「社会を変えるを仕事にする」を読み終わったところでした。本で「病児保育」問題を知りました。人は会社に所属する前に、人ですよね。親になるとか、食べるとか、そういう人としての当然の営みを阻害する社会の仕組みを当然と思うことは、人であることを放棄してるに等しいと思います。食料供給とか、育児とかが補助金なしで立ち行かない体質は、国の基礎体力が奪われていることの表れではないのかと、危機感を持っています。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「投稿をありがとうございました! 国際女性ビジネス会議で会いましょう」
皆さん、最後まで多くの投稿をまことにありがとうございました。ぱーと救急医さんの「帰りなさい」の声がけ。JUNNAさんのチーム制。Syuraさんの「自分のロールモデル化」。どれも素晴らしいアクションだと思います。

本日で私からの最後のコメントになります。

皆さんのワークライフバランスの小さなアクション。それが職場の雰囲気を変え、管理職の意識を変え、組織を変え、日本社会を変えていきます。私も地道に、熱を出したこどもを預かるセーフティネットを日本中に張り巡らせながら、日本の企業経営者にワークライフバランスの重要性を説き続け、変革への具体的な一歩をコンサルティングしていきたいと思います。

最後に私の高校時代の留学先の家族の話をさせてください。アメリカのど田舎のジェンセン家の話です。父親のミスタージェンセンは、農民です。日々、灌漑をしたり牛の角を切ったりしています。しかし彼は、夜な夜なコミュニティカレッジに通っています。夢である、中学校の先生になるためです。忙しい彼ですが、毎週日曜日、家族会議を欠かしません。子だくさんの子ども達は、毎週日曜日、自分の学校生活や夢についてプレゼンし、家族で拍手をします。さらに平日の朝ミスタージェンセンに学校で会いました。なぜかスクールバスの運転手をしていました。聞くと車の無い子ども達のために、地域の父親達が持ち回りのボランティアでスクールバスの運転をしているそうです。

ミスタージェンセンという1人の人間の中に、仕事、家族、自己実現、地域社会と、いくつも世界が多層的に重なり合っているのを見て、本当に驚きました。日本では、こうした生き方ができるのだろうか。我々の母国は、そうした個人の生き方を十分許容するのであろうか、と。

私は日本社会を、いくつもの多様な世界を個人の中に持つことができる社会に変革したいのです。皆さんと私達の小さなアクションが、連鎖を生み、そうした日本を子ども達にプレゼントできたら。

宜しければまた国際女性ビジネス会議でお会いしましょう。1週間皆さんと共に議論できたことを、心から嬉しく思います。ありがとうございました。

駒崎弘樹
特定非営利活動法人フローレンス 代表理事
駒崎弘樹


関連参考情報
■ 「ワーキングマザーで、幸せですか?」
イー・ウーマン代表 佐々木かをりが投げかける
■ 「保育や学童は、福祉か否か?」
規制改革メルマガ(2001年)
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