イー・ウーマン高成田享自民・公明連立政権の継続を望みますか?

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会議番号:2532

自民・公明連立政権の継続を望みますか?

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【開催期間】
2008年09月08日より
2008年09月12日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

高成田享　朝日新聞石巻支局長

たしか5位からスタートしたこのサーベイですが、尻上がりに反応があったようで、来るべき総選挙への有権者�……

議長コメントを全文読む

4日目までに届いている投稿から...

微妙ですが…… (aquarius_05・東京都・34歳)

民主党は実力や実績では勝負ができないため、マスコミで話題になった人を候補者にしているだけで国民をバカにしていると感じます。公明党が政権に入ったことによって、政策が大きく動いているのは政治をよく監視していればわかります。困っている人達（庶民）を助けられない政治なら必要ありません。自民・公明の政権によってやっと政治が動き始めたところで今政権が交代したら、また逆戻り。民主党は、一つの政策に対してもただ反対しているだけでただ子どものケンカだと思います。

	民主では甚だ不安です (ダヤン・千葉県・38歳)
自民連立がベストとは思ってはいません。しかしならが民主が政権を取るよりは良いのでは？と思います。民主はまず人材不足だと思います。それに小沢党首にこれからの日本を預けるには心配です。民主以外でしっかりした政党があれば理想なのですが……

民主党への注文 (モリッシー)

今回は片目をつぶって民主党に投票すると思う。長きに渡って政権を掌握してきた自民党と、官僚機構との関係が日本をダメにすると感じる。国の未来よりも地元にお金をばら撒く（結局地方の経済を自立不能にしてしまう）ことしか頭にない自民党スタイルの政治にもいい加減に終止符をうつ時期だと思う。その意味でも民主党には政権をとって官僚機構にメスと喝を入れてほしい。そのためには自身がぶれない政策と活発で明朗な議論をしてほしい。無投票3選している場合ではない！

大切なのは？ (Aska・東京都・38歳)

民主党は、第一党になるとか政権をとるとかいうことから、少し離れた方がいいような気がします。もっと基本に戻って、初心にかえってやった方がいいことをやっていれば見ている人は見ています。自民党は首位の座をうばわれ、がたがたになったおかげで以前よりは柔軟性もでてきていい傾向だと思います。

	野党と国民がチェック (ポーチュラカ・福島県・40歳)
与党や首相の言動を常にチェックし、国民に不利益な政策に反対するのが野党の役目かと思います。特に少数派で弱者の国民がないがしろにされないように気をつけてもらいたいものです。国民も、誰がどんな事を主張しているのか、常に知っておく必要があります。

あまり期待していません (fuefukict・静岡県・27歳)

例えば、共産党は国民目線で色々な主張を（与党のやることへの批判を）していますが、確かに理想ではあるかもしれないけれども、実現可能にするための現実的な方法を示すことができていないと感じるので、結局は何もできないし期待してもどうにもならないと思ってしまいます。所詮政権をとってもなにもできないだろうと。自民党のやり方にけちをつけるだけなら民主党でも間に合っているとも思うので、特に期待はしていません。

役人を制御するために (かじろう・千葉県・66歳)

私の考えでは、現在の政治は本来政治家主導でなければならないにも拘わらず、役人主導になっています。この結果、役人へのネガティブ・フィードバックが効きにくくなり、年金の不正処理や道路建設財源の不適正使用、無駄な箱物への支出など、犯罪と言いたくなるような処理がなされています。いままで、これら問題についてメスを入れたのはほとんどが民主党の議員によるものです。このことから、ベストでないかもしれないが一度民主党へ政権を渡してみるべきと思います。

5日目の円卓会議の議論は...

官僚支配を超えて

たしか5位からスタートしたこのサーベイですが、尻上がりに反応があったようで、来るべき総選挙への有権者の関心も次第に高まるのだと期待します。福田首相の失政というよりも、ねじれ国会のなかで政権運営が行き詰まったことで、早まりそうな衆議院の解散総選挙ですが、そのテーマは、やはり「政権選択」でしょう。今回のサーベイで、自民・公明の連立という現在の枠組みには否定的な意見が多いものの、それに代わるはずの民主党主導への期待が少ないということは、いまの政治状況を見事に反映していると思います。

少子高齢化社会の入り口で、ぜひとも実現しておきたいことがあります。「国富を浪費する役所・役人」を「国民に奉仕する役所・役人」に転換させることです。宙に浮いた年金記録問題にしても、事故米の食品への転売問題にしても、役所と政権党との長年にわたる癒着のなかで、役人が「公僕」意識を忘れて、緊張感を失ったために起きた問題だと思います。

役所が天下りによって肥大化させてきた外郭団体が無駄な予算を浪費しているだけでなく、「埋蔵金」と呼ばれる特別会計にも群がっています。ここの水ぶくれをなくせば、日本は福祉や教育でそれなりのサービスを提供したうえでも、すぐに税金の高負担に苦しむことはないと思います。この部分に手を付けないかぎり、消費税を引き上げても、ざるで水をすくうようなもので、福祉や教育にお金がちゃんと回らないでしょう。

投稿にもありましたが、民主党というか小沢さんの剛腕に期待するとすれば、ここのところではないでしょうか。もちろん自民党だって、いいのですが、これまでのところ、たいした成果をあげているとは思えない分だけ、この点での自民党の評価は厳しいと思います。名前の付け替えだけになりそうな社会保険庁の解体や、過剰な職員、公用車、予算がありながら農林水産業を立て直せない農水省の改組縮小、そして外郭団体や公益法人、独立行政法人の整理縮小など、次の政権を担おうと思う政党は、こうした具体的な政策を示してほしいと思います。

これができれば、低負担低サービスの米国型でもなく、高負担高サービスの欧州型でもない、低負担高サービスの日本型モデルが描けると思います。なんとかしなければという思いがひしひしと伝わる投稿をたくさんありがとうございました。

高成田享
朝日新聞石巻支局長


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