自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ会議番号:2550
あなたは今減税することに賛成ですか?
投票結果
33  67  
105票 212票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

1日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2008年09月29日より
2008年10月03日まで
円卓会議とは

森信茂樹
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
森信茂樹 中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
円卓会議議長一覧
近々、衆議院選挙が予想されています。選挙とは、われわれが最も国の運営に参加意識を持てる瞬間でもありま……
議長コメントを全文読む
1日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
所得の減税か、社会保障の充実か
近々、衆議院選挙が予想されています。選挙とは、われわれが最も国の運営に参加意識を持てる瞬間でもあります。そこで、今度の選挙では、われわれは、なにを選択するのか、それを考えてみたいと思います。

自民党は、福田内閣の下で、平成20年度内に特別減税(定額減税)を実施することを決めました。内容や規模は決まっていませんが、一家庭あたり2万円といったように、定額で所得税・住民税を減税することを指しています。

このような減税が行われる背景には、「これまでの所得控除を引き上げる形で行われてきた減税では、お金持ちほど減税額が大きくなるが、今必要なのは、低所得者の生活補助なので、中低所得者層に恩恵が大きい減税を行いたい」という考え方があります。

つまりこのような政策の背景には、我が国の格差問題や、ワーキングプアの問題があるのです。このような格差は、我が国が失われた10年の経済から回復する過程で、企業が成果型賃金体系の導入や非正規雇用への振り替えを行った結果、成長の成果(法人所得の増加)が労働者の賃金上昇に回らず、株主への配当や会社役員への賞与の増加に回されたことによります。

デフレ経済から企業が脱出することができたのは、そのような年功序列の賃金体系の変革等労働コストの削減効果が大きいことは事実で、企業の行動としてはやむ負えない選択であり、必ずしも悪いこととはいえないでしょう。また、株主資本主義、会社は株主のものといった考え方の下ではやむをえないともいえます。

問題は、これまで国内ではあまり顕著には見られなかった格差問題・貧困問題が我が国にも生じ始めたことに対して、国家がきちんとした政策(所得再分配政策)をとっているのか、という点にあると思います。このような政策が総選挙の中で焦点になるでしょう。

福田内閣で決まった定額減税は、借金(赤字国債)で行うことになりますが、本当に効果があるのでしょうか。

これに対する別の考え方は、「減税より社会保障を充実させるべきだ。そうすれば、人々は安心して財布のひもを緩めるではないか。そしてその財源は、道路など他の歳出からの振り替えによるべきだ。」という考え方です。このような考え方は、中長期的には、消費税を引き上げてでもしっかりした医療・介護・年金といった社会保障を構築することこそが最大の経済対策だ、という考え方につながります。

さてあなたはどちらの考えに近いでしょうか。ぜひ、その理由も書いて投稿してください。

森信茂樹
中央大学法科大学院教授、東京財団上席研究員
森信茂樹


関連参考情報
■ 「日本財政の借金、不安に感じますか?」
単年度で見ても債務残高で見ても、先進国で最悪の状況……
■ 「「配偶者控除」はもう必要ない?」
少子化対策としての税制を考える
■ このジャンルの過去円卓会議をチェック
■ このジャンルのトップページへ

今週進行中の円卓会議一覧

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english