自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

今週のテーマ会議番号:2561
やり直したいしつけ、ありますか?
投票結果
81  19  
361票 83票

この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。

4日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2008年10月13日より
2008年10月17日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
しつけの思い出ありがとうございます。今の自分の性格や生活を振り返っていろいろと感じることが多いようで……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 食事のマナー (ゆうたんぽん・岩手県・パートナー有・42歳)
私が小さい頃は父を中心に母や祖母、兄弟で食卓を囲み主に父が話しをし皆それを聞く感じでした。私は子どもなりに封建的だと感じながら育ちました。そのせいかペチャクチャと話しがら食事をゆっくりとっているのが我が子の姿に『しゃべってないで早く食べなさい』と話してしまいます。

yes 食事マナー (ナカサワ・東京都パートナー無・)
食べ方や食事のマナーは褒めて頂くことが多いです。「親御さんに厳しく躾けられた感じ」と言われることも多いですが、まったく注意された記憶がありません。大家族(6人)で食べていたこと、その中でいかに綺麗に食べるかを年長の祖父母、両親が自然に見せてくれていたのだと思います。

yes たくさんあると思っていたけど (東京タワー・神奈川県・パートナー有・36歳)
私自身は、大人になるまで上手にお箸が持てませんでした。でも考えてみると、両親はきちんとお箸を持てますし、幼い頃に教えてもらったのに、私が直そうとしなかったのです。大きくなって、自分でこれでは困ると思い、そのとき初めて直そうと思いました。今は上手に持てます! しつけることは大切だけど、強制的に教え込むのではなく、自尊心を傷つけずに、待ってくれた親に感謝しています。そう思うと、我が子へのしつけも、待つことで育つこともあるかなと思います。これからが楽しみです!

yes 今からでも (宗笛・神奈川県・パートナー有・41歳)
私自身がやり直したいものは、思いやりです。相手を思って、と、両親に叩き込まれました。そのお陰でとても気がつくよいお嬢さんだと言っていただける機会をたくさんいただきました。ところが私自身意識しなくてもまず周りのことを思ってしまうことが多々あり、窮屈になってしまったり、気にしすぎたり、最後には自分だけが気を使っているかのようにまで思い辛くなってしまうことがたくさんありました。今からでもしつけとしてやり直して、良い人間関係を築ける使い方をしたいです。

no 座った時に足(膝)を閉じる (みとまりいな・東京都・パートナー無・36歳)
穏やかな母親からとにかく注意され続けたのが「足を閉じる」でした。それ以外は覚えていないくらいです。最近よく電車でも見かけますが、素敵におしゃれしていたりキャリアウーマンらしく格好いい方でも、膝が開いていたりすると、がっかりします。友人から聞いたところによると、大人になってから気をつけようと思っても常に気を入れていないと難しい、と言っていました。その点、足を閉じることを癖にしてくれた母親に感謝です。我が娘にも実行中です。

no 成功・失敗という前提が…… (genkinomoto・愛媛県・パートナー有・32歳)
私はしつけに失敗という概念は当てはまらないと思います。しつけとは完了するものではなく、良くも悪くも常に更新されていくものだからです。親子を例にすると、子どもとは親の姿を見て育つもので、言われた事(=行動が伴っていない)でしつけられることはないと思います。なので、子どもへのしつけとは、親自身が自分の行動を見直し自身を高めていくこと、あるいは子ども自身がよりよくなろうと自発的に意識することで、年齢に関係なく「しつけ」=「自分を今より良く改めていく過程」だと思います。

no 礼状を書くこと (あきんぼ・東京都・41歳)
父にしつけられた数々のことは、厳しいとは思ったものの、今は感謝していることばかりです。葛飾育ちの父は、東京訛りが有ること、話し言葉で注意すべきことを何度も繰り返していました。おかげで社内の先輩に言葉遣いをほめられた経験は数知れず。特にお祝いをいただいた方への礼状にはうるさく、内容は思ったことを書けと言われましたが、なるべく早く書く、大きな文字で書くよう注意されました。今はメールの礼状が多くなっていますが、すぐに礼状を書くと言う習慣は身に付きました。
4日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
しつけのバランス感覚
しつけの思い出ありがとうございます。今の自分の性格や生活を振り返っていろいろと感じることが多いようですね。やはり幼いときの繰り返しが、自然と身についていくことが大切ですね。親御さんへの感謝の気持ちが多くあったことが、自らが親となった今自分自身へのエールにもなりますね。

しかし反対にしつけのみに目を奪われてしまうことは、子どもにもそして親にとってもしんどいことですね。しつけをしつつ、その中においても子育てを楽しいものにしたいという思いは誰にでもあるのではないでしょうか。そう考えると子どもを育てるのに必要な力のとして、バランス力というものが求められます。

子どもを育てるベースとなる力はやはり「愛情」です。無条件の全面的な肯定がまず大切になってきます。その中で子どもは自信をもち自尊感情が育ちます。しかし無条件の愛情だけではなかなか子どもは育ちません。例えば赤ちゃんが何か石ころを口に入れようとします。無条件の愛だけなら、そのことを許すわけです。しかし実際は手を止めさし石ころを取り上げます。「こんなん食べたらだめよ!」つまり子どもの行動を制限するわけです。そしてこの社会のルールや規則、自分の思いだけでない生き方を提示します。つまりこれが「しつけ」です。

無条件の愛情を「母性」といい、子どもの行動を制止したりする力を「父性」といいます。これは女性のみや男性のみにあるものではなく、子どもを育てたりする中で培われていくひとつの能力です。「女性は生まれながらに母性本能がある」なんて事は疑わしいものです。また母性は「やさしさ」であり、その機能は「包む」と考えられています。そして父性は「強さ」であり、その機能は「切る」とされています。「愛情としつけ」「優しさと強さ」「包むと切る」このように対比して考えると、子どもを育てるときのバランスの大切さが感じられるのではないでしょうか。このバランスは、もちろん育てられる子どもたちにも感じてほしいものですね。現代社会を生きていくのには、どちらか一方だけではなく、この両方の力が必要になってきます。しつけを通じて、この二つのバランスを上手く兼ね備えられる人になってほしいと思います。



そしてこの二つのバランスを上手くとって、子どもを育てる力を僕は「育児力」としています。そのためにもすべての育児を一人の人間が行うのではなく、母親や父親、祖父母、地域の人など、さまざまな人との関りの中でこのバランスを大切にしていってほしいと思います。

それでは今日は皆さんの中で「これだけははずせないしつけ」を教えてください。これまでにもいろいろとあがっていましたが、これだけは子どもにしっかりと伝えたいものなどを教えてください。
僕が子ども達にこれだけはと思うことは「あいさつ」ですね。これだけははずせません!


小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


関連参考情報
■ 「3歳までは叱らない、に賛成?」
しつけについては、古今東西、さまざまな考え方があります
■ 「パパとママ、子育て方針一致していますか?」
育児の話っていざしようと思ってみても、何を話したらいいのか
■ 「保育園で指導してほしいことありますか?」
保育だけでなく教育面をもっと充実させてほしい?
■ このジャンルの過去円卓会議をチェック
■ このジャンルのトップページへ

今週進行中の円卓会議一覧

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english