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皆さん、こんにちは。関口です。今回のサーベイも本日が最終日。 パソコンで情報を管理されているという方は全体の8割ということになりました。皆さん、パソコンの利用経験は長いようですが、情報管理という面では、いろいろ苦労されていることがわかりました。
ポーチュラカさんからの書き込みにありますように、昔から情報管理の鉄則は「不要な情報は捨てる」ことです。私も昔からそうしてきましたし、今も情報を捨てることにたくさんの時間を費やしています。
こうした考え方の背景には、恐らく、紙の情報はどんどんたまると探すことが難しくなり、場所もとるから、ということがあるかと思います。しかし、紙の時代からネットの時代にかわると、必ずしもそうとは言い切れないことに気付きました。つまりデジタル情報はたまっても場所をとらないということ。ですから、捨てることに労力を使うより、その中から探し出せるように工夫をしておくことのほうが大事だと思うようになりました。
それを実感したのはメールの管理です。メールを使い始めた十数年前から、不要なメールは消すことが習慣になっていました。ところが迷惑メールも含め、メールの絶対量が増えたことで、不要なメールの処理に時間を割いていることがわかったのです。結果的に今では、不要なメールを捨てることより、大事なメールだけを開いて、後はそのまま放置しておくことにしました。
同様に、紙の情報も、ファイルの情報も、パソコンに取り込む際に後で検索するためのタグ情報、つまり日付や会社目、テーマ、人名などを適当に自分でつけ、大まかなカテゴリーに分けて、放り込んでおくようになりました。あとはパソコンやネットの検索技術を使って探し出せばよいわけです。以前にも申し上げましたように、脳科学者の茂木健一郎さんにその話をしたら、彼もまったく同じことを話されていました。
つまり、情報は捨てるより、検索可能にしておく、というのがデジタル時代の情報管理のコツではないでしょうか。ということで、一週間、お付き合い下さいまして、ありがとうございました。実は来週の11月7日(金)の夕方に、イー・ウーマンのユニバーシティ講座で、「情報探索・情報管理」の講演を行います。もし関心のある方がいらっしゃったら、ぜひ、おいでください。それではまたイー・ウーマンのサイトでお目にかかりましょう。さようなら。
関口和一 日本経済新聞編集委員 |
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