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今週のテーマ
会議番号:2662
農業はカッコいい、と思いますか?
投票結果
69
31
329票
149票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2009年03月02日より
2009年03月06日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
玉村豊男 エッセイスト 画家 農園主
私は17年前から、ズッキーニやトマト、トウガラシなどの種をフランスやアメリカから取り寄せて栽培していま……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
海外種の栽培 (kkbouziri・海外・パートナー有・42歳)
私自身が農業に参入するならば、海外でやみつきになったアーティチョークの大量栽培を行い、ブロッコリー並みに日本に食材として定着させる。アーティチョークは冬が収穫時なので、夏収穫のイタリア種のソースに向いたトマトの栽培と組み合わせればばっちり、などと夢は膨らみます。逆に海外で、しそやれんこんなど日本の食材を栽培するのもいいかもしれません。
農業をビジネスに (marco302・パートナー無・37歳)
今でももう始めている人がいるようですが、農業をビジネスに結び付けて考えられたら、よりかっこいいと思います。しかしながら、どうしても地方では農協という組織があり、その農協と持ちつ持たれつの関係となっています。農協を通すことなく野菜が販売できたら、おいしく、お手ごろな作物が消費者の手に届き、かっこいい職業として認知してもらえるのではないかと思います。
カッコいい「農家」求む! (モリッシー・茨城県・パートナー無・35歳)
私の周りにはデザイナーやクリエーターの人が多く、20代の頃から「できれば農業に就きたい」という人が少なくありませんでした。玉村さんが農業をされているのも共通のものを感じます。伝統的に世襲で、仕方なく農業をやっている人も多いのであれば、やる気のある人の新規参入や農家への弟子入りをもっと支援してはどうでしょうか? また私自身も農家になるのはOKですが、りほさんが書かれていたような家父長制の農家の嫁は勘弁です。欧州にある農家の共同体みたいな村が作れないでしょうか?
安全な食べ物を (ポーチュラカ・福島県・パートナー無・41歳)
消費者のニーズの変化に対応することは、農業の性質からすると難しいかとは思います。ですが、需要に敏感な生産者であることは大切かと思います。加えて頑固に安全な食べ物をつくることにこだわっていて欲しいと思います。
「労働」の素の形では? (noriari・兵庫県・パートナー有・36歳)
毎日作物の成長を見守りやるべきことをやる、口にする人に美味しくて安心なものを、という姿・気持ちは日本の労働の原点。特別な何かがなくてもそれが私にとっては何より「かっこいい」。待遇や成果、制度が人並みに生活できるだけないということが問題視されていますが、外の世界から変えるには限界がある。中に入った/いる人しかできない変革があるはず。安心できる食材にはそれなりの対価を払うのは当たり前という意識は浸透しているので一消費者としては農業関係者各位の奮起を期待したい。
農家の父はカッコいい! (シロ子・大分県・パートナー無・42歳)
数年前、父が倒れた時、はじめて父がどれだけ工夫をしながら、作物を作っていたのを知りました。他の人と同じ野菜を同じタイミングで作っては売れないし、値段も安くなる…… よりおいしい野菜を絶妙なタイミングで出荷できるよう、天候も考慮しながら計画的に栽培するのです。言葉で言うと簡単なようですが、苗や種まきの時期、肥料の配合などすべて計算しながらやっていたのです。私はそんな父の仕事を誇りに思いますしカッコいいと思います。
かっこいいです (ニューヨーク・東京都・パートナー有・35歳)
農業を盛んにすることで、健康・自然・環境・経済といったあらゆるものに貢献するチャンスが生まれます。今の時代であれば、あらゆる技術を使って戦略を立てたり、販売のアプローチも多種多様なので、経営者としての能力も問われます。人や国の役に立つ、チャレンジングでやりがいのある職業だと思います。
カッコで判断に抵抗あります。 (millionbell・東京都・パートナー有・56歳)
私は専業農家に育ちました。しかし、父は子どもに農業を継がせていません。実際に割に合わない過酷な仕事で、カッコいいか悪いかで判断する事には多少抵抗があります。規模が大きければ大きいほど高額な機械が必要で、その返済に常に終われる事になる。減反を強いられればその返済すら不可能になるわけですから。根本的に農業のあり方を変えなければ本当に日本の農業は衰退すると切実に思います。カッコよい農業はそういう意味では理想で、これからの農業のあるべき姿なのかも知れません。
地味かっこいい? (midoroom・東京都・パートナー無・30歳)
わたしは福島出身でサラリーマン家庭でしたが、親戚や友人など兼業農家の現状を多少見知っています。毎日の田畑の世話や不安定な収入など農業は大変という認識です。先日、都会育ちの若い知人が、自給自足の生活に憧れ、自家製の梅干しや味噌にステイタスを感じていて、少し違和感を感じました。本当にやろうと思っていってるのかな?とか都会の人に出来るのかな?とか思いました。でも何事もイメージから入るのは一緒なので、イメージをもって進むというのも悪くないのかなとも思います。
地味な仕事だと思います (Tosuku・東京都・パートナー有・48歳)
20代から約10年間、畜産関係の会社で事務をしていました。その間酪農家や養豚家の方々とふれあう機会がありましたが皆さんまじめで地味な方ばかりでしたから、その時代は農業が「カッコイイ」とは全く思いませんでした。実家のある町も農業が主体の田舎町ですし、今なぜカッコヨク思われてきたのか、不思議です。しかしそれなら農業にとってチャンスですね。日本の低い農業自給率が上がるチャンスかもしれないし、お嫁さん不足も解消されるかもしれませんし、ちょっと注目してみたくなりました。
3日目の円卓会議の議論は...
いま農業が注目される理由は?
私は17年前から、ズッキーニやトマト、トウガラシなどの種をフランスやアメリカから取り寄せて栽培しています。いまは生産物のすべてをワイナリーのカフェレストランで使っていますが、数年前までは東京のスーパーに卸していました。売ってくれる店を自分で探し、卸し先を指定して農協ルートで出荷する方法です。農協便のほうが宅配便より少し安いのと、荷扱いが丁寧なのでそうしたのですが、農協に義理立てする意味もありました。
ふつう、野菜をつくって農協に持ち込めば、農家は農協から販売代金を受け取ることができますが、その野菜がどこへ売られていくかは知りません。
農家は営業を農協にまかせて、つくったあとのことは考えずに済んだ
のです。
それは便利なシステムですが、農家の収入を一手に預かって運用する農協を巨大な金融機関と化し、またユーザー(食べる人)のことを考えない農家を生み出すなどの弊害もありました。
私の場合、ズッキーニをつくりました、と農協に持っていっても、農協は買ってくれませんでした。近隣にズッキーニをつくる農家がないからで、農協はそれぞれの地域で集合的につくっている(産地化された)野菜しか扱わないのです。
しかし、インターネットの普及以来、状況は大きく変わりつつあります。
意欲のある農家は、ネットで販売先を開拓して宅配便で直送します。
農協にもおつきあいで少しだけ出荷しますが、自分のすぐれた生産物を農協に出すことで他の農家の普通品といっしょにされるのは嫌だ、と思うからです。
農協の改革は、公務員改革と同様いまの日本の政治ではあまり期待できませんが、
インターネットを利用する生産者と消費者が増えていくことで、現在の農協の販売システムは遠からず崩壊していく
ことでしょう。
たしかに農業は地味な仕事ですし、どうやっても収益性の低い、金もうけからは縁遠い仕事です。泥にまみれて働く姿も、単純に「カッコいい」とはいえません。
だから「農業は素敵だ!」と無責任に煽るのは嫌なのですが、本人が納得してその道を選ぶなら、人間としての誇りを持てる素晴らしい職業だと思います。
いま、農業があらたに注目されている……としたら、それはどういう理由からだと思いますか?
単に「不景気だからイモでもつくるか」というのとは違う、なにかもっと深い理由があるようにも思うのですが。
あなた自身のなかで、なにか具体的な変化があれば、教えてください。
玉村豊男
エッセイスト 画家 農園主
「日本はもっと食糧を作った方がいいと思いますか?」
あなたは、自分で農業したいですか?
「あなたは田舎暮らしができますか?」
「訪ねる」と「住む」とでは大違い、だけど……
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