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今週のテーマ会議番号:2838
あなたは家計を支える「稼ぎ手」ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2009年11月02日より
2009年11月06日まで
円卓会議とは

田澤由利
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田澤由利 ワイズスタッフ代表取締役
円卓会議議長一覧
とうとう最終日になりました。 「家計を支える稼ぎ手」が、なんと70%! いや、数字だけではありません。�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 柔軟な働き方賛成! (もろりん・大阪府・パートナー有・38歳)
企業は柔軟な働き方の模索にもっと積極的になって欲しいです。育休明けに不安を感じており、定時ダッシュで保育園にお迎えに行かなければならない状況です。落ち着いてきたら夜や朝の子どもが寝てる間に時間が作れるのではと思ってます。しかし家でいくらやっても時短措置等を使って早めに帰ったり、残業ゼロを通していたら給料は激減です。仮にも裁量労働を掲げている会社なので、勤務時間に関わらず成果を正当に評価できるようにして欲しいです。これは介護やインフル自宅待機にも有効では?

yes 柔軟な対応に感謝 (chocot・東京都・パートナー有・42歳)
結婚1年後に夫が病気で会社を辞め、以来私が大黒柱です。現在、夫は細々と働きながら家事の6、7割を担当し、私はフルタイム会社員。夫も子ども2人も私の扶養。小企業ですが、妻子を扶養する男性社員と同等の扱いで、二度の産休も昇給には影響しませんでした。家庭事情を考慮し柔軟な対応をしてくれる会社には感謝しています。ポストがないため昇進の可能性は低いですが、給与はどうにか順調に上がってきました。入社以来、給与以上の成果を出そうと努めてきたのは効いているかもしれません。

yes 人生を自分のものにしておくため (fusilli・東京都・パートナー無・43歳)
私は、人生を自分のものにしておくために、男女とも自分で生きていけるだけの収入を得るべきだと思っています。議長の『〜企業メリットとして推進すべき』案、大賛成です。柔軟な働き方実現は優秀な人材確保に有効なので、企業にとってもともとメリットなはずなのですが「優秀な人材確保のために」というロジックは企業にはやや遠回りに感じられてしまいそうです。政策として、柔軟な働き方評価を数値化し、入札などの取引資格や税制、罰則などに反映していくのが現実的なのかもしれません

yes 女性にも技術に見合う給料を! (ささげ・京都府・パートナー無・33歳)
技術系で就職活動中、技術は認めても女性ということで一般職での採用と言われた。業務は男性と同じ給料には差が当たり前。また、派遣社員時代は、女性の正社員と業務は同じでも明らかに給料が違う。男性と差より同じ女性との差の方が堪えた。まずは雇用形態で給与に差をつけることから禁止すべきだと思う。現在はフリー、給与保障がないのは承知だが、景気が悪化したという理由のみでギャラに下げ止まりがないのも気がかり。要求内容は逆にアップ。断れば次の仕事がないかもと不安とジレンマ。

yes 働く=私です (かずやん・栃木県・パートナー有・44歳)
結婚しても、子どもが産まれても仕事を続けていくことは私の信念でもありました。20年以上も、ずっとフルタイムで働き続けてきた中で、会社の合併を経験したり、公務員に転職したり、主人が単身赴任になったりと、山あり谷ありでしたが、色々な経験をしてスキルを磨き、常に自分を高める努力をしてきました。子どもが手を離れつつある今、これからは仕事以外にも、社会に貢献できる人になりたいです。

yes 起業準備中です (せぶん・奈良県・パートナー有・38歳)
今年、訳あって退職しました。以前の収入は専門医療職のため夫より多く、夫も安心していた感がありましたが、私が仕事を辞めたので夫の給料だけで今年1年過ごしてきました。しかし、夫の給料内で全てを賄うのは難しく、起業の準備を急いでいます。医療や介護の業界は女性が多いのに夜間の仕事も多く、オフィスワークと異なる点が多いと思います。まだ子どもはいませんが、自分の医療業界でのキャリアを続けるのに、どうしたら子育てや家事に潰されることなく仕事を続けられるか不安です。

yes 意識を変えるしかないかな…… (nch・神奈川県・パートナー有・47歳)
自分に限って言えば年齢は47歳となると高収入を求めて転職を考えるよりは正社員の現状を有効にどうにかするしかないと考えます。給与アップを待ち望んでいるより「こうしたい」「ああしたほうがいい」と不平不満ではなく前向きな意見を直接トップにもっていきます。従業員40人程度の小さい会社ゆえ昭和臭い男女の扱いには辟易しますが何もせずには変わらないとストレスためながらも地道に訴え続けています。気の強い女だと言われますが自分のため会社のためでもあると思い日々精進です。

no 企業努力と国制 (あっと・佐賀県・パートナー有・26歳)
私は自営会社の事務をしている身として(従業員は女性がほとんど)、結婚・出産で退社しなくても働ける会社作りを考えています。新工場を建設予定していた時は保育ルームを設けるように構想していました(リーマンショックの不況のため建設は保留になりましたが)。やはり有能な女性にはどうにかして会社に残ってもらえるよう努力していきたい反面、社内体制を整えるための助成金などももっと手厚くならないと中小企業には難しいというのも事実です。

no 将来の目標です (ファミリー・大阪府・パートナー有・32歳)
私は自営業の夫の会社に勤務しています。もちろん自分の仕事があり、労働により収入を得ていますが、主人に万が一の事があったら今の私では主人の行っている業務をこなす知識も経験もないので会社の存続自体が問題になります。そういうことを考えると、自分で自立した収入を得ているとは言えない現状だと感じています。子どもを守り育てる意味でも、社会に貢献し、自立した収入を得たいです。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
女性たち自身の努力と国の支援。両面からのアプローチが重要
とうとう最終日になりました。
「家計を支える稼ぎ手」が、なんと70%! いや、数字だけではありません。いただく投稿の素晴らしいこと! イー・ウーマンに参加されている方の働く意識の高さと行動に、感動の一週間でした。

さて、昨日は『女性が「稼ぎ手」になれる日本社会を作るには、男女公平な「柔軟な働き方」を企業メリットとして推進すべき、という私の考え方に対して、みなさんからさまざまなコメントをいただきました。

まずは、会社との関わりを大切にしているお二人から。
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前向きな意見を直接トップに持って行っているという、nchさん。

「二度の産休も昇給には影響せず、家庭事情を考慮し柔軟な対応をしてくれる会社に感謝している」というchocotさん。
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この声を、日本中の企業経営者の方々に届けたいです! 今は、企業にとって厳しい時期です。でもだからこそ、「人材」を大切にして、経営者と従業員が一眼となって乗り切らなくてはいけませんよね。

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「『優秀な人材確保のために』というロジックは企業には遠回り」というfusilliさん。
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そうですね。これも現実です。「わかってはいるけれど、今はそれどころではない」という中小企業の経営者も少なくありません。企業に行動してもらうために、「柔軟な働き方評価を数値化し、入札などの取引資格や税制、罰則などに反映していくべき」というご提案、素晴らしいと思います。企業経営者に、必要性を目に見える形で示すこと、また、それを事業メリットに結びつける施策が重要です。

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「雇用形態で給与に差をつけることから禁止すべき」という、ささげさん。
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その通りだと思います。実は、私が経営する会社(株式会社ワイズスタッフ)では、この秋から新しい賃金制度の導入にチャレンジしています。それは、「働く時間、働く場所、働く日数」を手当化し、その人の能力のみをベースに給与を算出するという今までにない賃金制度です。短時間勤務、在宅勤務、フレックスタイムなど、さまざまな「柔軟な働き方」に対応でき、経営者も、フルタイムで働く他の従業員も納得できる賃金体制を目指しています。
スペースの関係で、ここで詳しくお伝えすることができないのですが、来週には弊社のホームページに関連記事のご紹介をしますので、良かったら見に来てください。

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夜間の仕事が多い医療業界で、子育てと仕事の両立を不安に思いつつ、起業準備をしている、せぶんさん。
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起業を予定されているのですね。企業経営はとても大変ですが、自分でさまざまなことを決めて実践することができます。前述のように、(法律に反しないのが前提ですが)新しい社内制度を作ることもできます。医療業界で革新的な会社を目指して、がんばってください。

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「結婚・出産で退社しなくても働ける会社を作りたい」という、あっとさん。
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私もまったく思いで、11年会社を経営してきました。あっとさんの「中小企業へ、社内体制を整えるための助成金などももっと手厚く」という言葉を、国の政治に携わる人に伝えたいですね。

社員数の少ない中小企業こそ、従業員を1人失うだけで大きな損失となり、優秀な人材を1人得るだけで大きなメリットをもたらします。でも、なかなかそこにお金をかける余裕がありません。日本の企業の90%以上を占める中小企業が、「柔軟な働かせ方」で人材を確保できれば、企業も働く人もハッピーになれます。
まさに、そこに、国民の税金をかけるべきだと思います。

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「夜や朝の子どもが寝てる間に(仕事の)時間が作れるのでは。時短や残業ゼロを通していたら給料は激減」というもろりんさん。
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今年施行された、育児・介護休業法の改正では、子育て中の「短時間勤務制度」や「残業免除」が企業に義務化されました。もちろん、これこれで良いことなのですが、「時短措置」や「残業なし」で収入が減ったり、責任ある仕事ができなくなったりすることもあります。「子育て中は仕事を減らす・休む」だけでなく「子育て中でも効率よく働く」選択肢があればと思います。
実は私は、テレワーク(在宅勤務など)を専門としており、「柔軟な働き方」の1つの形として、普及のお手伝いをしていきたいと考えています。


日本は、今、確実に、働く女性の数が増えています。しかし、過去の固定観念や制度のため、女性が「しっかり稼ぐ」ことはまだまだ難しいのが現状です。だからといって、働く女性が「私たちへのサポートを手厚くして」と主張するだけではいけません。女性たちが、(イー・ウーマンに参加していらっしゃるようなみなさんのように)自分を磨き、ワーカーとしての価値を高めていくこと。一方で国が、企業経営者に、男女にかかわらず、「柔軟な働かせ方」のメリットを伝え、それを実施しやすくする支援・施策を実施すること。この両面からのアプローチが重要なのではないでしょうか。

実は、本日、弊社がワーク・ライフ・バランス大賞の奨励賞をいただくことが決まりました。地域の小さな企業を評価いただいたことを、とてもうれしく思うと共に、今後も1つのモデルとなるよう、がんばっていきたいと思います。
また、みなさんと、議論できる日を楽しみにしています。一週間、ありがとうございました。

田澤由利
ワイズスタッフ代表取締役
田澤由利


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