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2004/3/8(月) - 2004/3/12(金)
5日め

テーマGDP成長で、景気上向きの実感がありますか?

今日のポイント

アメリカの後を追うような貧富の差の拡大を懸念する声多数

投票結果 現在の投票結果 y18 n82 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
浅井秀一
浅井秀一 ストックアンドフロー代表

一週間ありがとうございました。投票結果としては、Noが圧倒的に多かった一方で、投稿のほうには前向きなコメントが多く見られたのが今回の特徴だったと思います。なかでも、今日掲載されている、はるたいママさん……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

一般消費者が恩恵をこうむるのは、一番最後new(はるたいママ・東京・パートナー有・33歳)

投資している株価の回復を通して景気上向きを実感しています。今回の景気回復の勝者は株主ではないか、と思っています。理由としては、設備投資が7年ぶりの増加サイクルにあたる年になっている、会社はリストラをして社員を減らし、契約社員に切り替え、借金を返済してバランスシートをきれいにして、ようやく前向きな投資ができるかどうか、というところまできました。一方消費者としては、リストラはされたものの新しい働き口があるわけでもないし、給料もボーナスも依然横ばい、もしくはまだ減少傾向。これでは消費もいまいちパッとしません。GDPの6割を占めるといわれる消費の立ち直りがなければ、本来はGDPの伸びも続かないのでしょうが、かつてはそれほど大きくなかった中国向けの輸出など、新たなエンジンがあり、結果的に企業収益は上がっていく、そんな実感があります。なので、一般消費者が恩恵を被るのは、一番最後、不動産や株式などのインフレによる購買意欲の上昇に後押しされる形で実現してくると思っています。

会社の進むべき方向が見つかったような企業が増えたnew(ぴんぽんぱん・東京・パートナー無・40歳)

今年になってからか、なんとなく、ポジティブな雰囲気を感じます。それは地下鉄に乗っても、会社の食堂にいても、友人に会ってもです。製造業とかは、悩んだ結果、自分の会社の進むべき方向が見つかったような企業が増えたようにも感じます。毎日、日経新聞の一面記事で、それぞれの業界が新たなサービスやアライアンスとかを見るのが楽しくなってきています。中小企業とか地方も、NHKの21世紀ビジネス塾で、藤沢久美さんが取材されている企業、驚きと感銘をよく受けます。みなさんですばらしい一年にしたいですね。

収入格差が大きくなっているnew(桃色の雲・北海道・パートナー無・36歳)

たしかに、自分の給与が増えているわけではありませんし、地方経済は盛り上がりを見せていないとは思いますが、株価や経済全体は上向きでしょう。ただ、収入格差が大きくなっているということだと思います。実際、わたしの勤務会社でも成果主義がどんどん取り入れられて、パイの大きさは変わらないけど、配分は少しずつ変えられようとしています。既得権はほとんどない、わたし自身にとっては飛躍のチャンスでもあるので、景気上向きを前向きにとらえられるのかな?

「楽しい・気持ちいい」ことには惜しまずお金を払う(scafe・東京・パートナー有・30代)

先月、南の島へバカンスへ行ってきました。祭日を挟んだこともあってか、相変わらずな成田の混みよう。ツアー予約時にも、先に計画しておった旅先は帰りのエアが全便満席で断念したほど。結局、収入は上向かず不景気の風は当然わたしにも吹いてはいますが、「楽しい・気持ちいい」ことには惜しまずお金を払うということでしょうか。そこで得られた豊かなな時間こそが、また次の消費を生み出すように思いました。

「日本もやっと動き始めた」(rim・東京・パートナー有・32歳)

株式投資を行っているから思うのかもしれませんが、GDP7%の発表後の日経225平均の動きを見ていると、景気が上向きはじめたと実感せずにはいられません。株は3ヶ月から6カ月後の姿を予想して動くものと考えれば、実生活では3カ月から6カ月後に実感でき始めるのではないのでしょうか(夏のボーナス支給額増額とかのニュースが聞けるかも)。余談になりますが、昨年の秋ごろに長年空き地のままだった都心の一等地の土地に、作業車が入ったりして動き始めたのを見た時も非常に感慨深かったです。「日本もやっと動き始めた」と思ったものです。

中国での需要が大幅に増えている(ぐん・広島・パートナー無・25歳)

父の会社は造船関係なのですが、今年に入ってから忙しい日が続いているようです。中国での需要が大幅に増えているそうです。それにわたしの住んでいる広島では、デパートの大型改装や、大型ショッピングモールのオープンなど、明るい話題が多いです。わたし自身の会社も、今期目標を早いうちから達成できて一安心です。

NO

日本もアメリカを追っているのでは?new(binko・大阪・パートナー有・40代)

アメリカなどのGDPは、資産家などが、一けたのパーセンテージの人たちが、上げたり下げたりしていると聞きました。日本も、その傾向になってきたのでないかと思います。つまり、貧富の差が、ここ何年か前より大きくなっているように思います。このまま行けば、アメリカのように、億単位で借金もしている人もいれば、何億の資産家にもなっている人もいる。資産家にとっては、景気向上といっても、一般庶民は、その実感は感じられない世の中ではないかと思っています。ラジオから、愛知県だけは、景気向上であるらしいが、大阪はあいかわらずよくないと聞きました。最近、門扉の盗み、食べ物の盗みなどがあるのは、GDPが一般庶民に反映しているとは思えない証拠です。

以前よりクライアントの要求が厳しくなっているnew(diem・東京・パートナー有・35歳)

自分の生活においてはそんなに感じないのですが、仕事の面では大いに感じます。以前よりもクライアントの要求が厳しくなっています。規模は小さく、費用は無理にでも削る、効果は大きくといった、仕事内容の割に利益が少ないという状態です。情報を扱う仕事なのですが、だんだん価値が小さく見積られている気がします。景気上向きを仕事で実感したいものです。

景気の二極化(フォレスト・茨城・パートナー無・22歳)

日本経済を支える企業の平均が、一部の勝ち組企業やデジタル景気、堅調な相場に支えられた輸出関連にけん引される形で押し上げられている数字がそのままGDP成長に反映しているのだと思います。言い換えれば富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなるという景気の二極化なのではないでしょうか。その格差が広がった結果ともみてとれると思います。

消費は戻っているのかもしれないが(優香理・埼玉・パートナー無・40歳)

街を歩けば、ブランド名の入った大きな紙袋やショッピングバッグを持った人々が多く行き交いますが、店舗の入れ替わりとか、セールの時期とかを考えると、けっして景気が上向きとは判断できませんね。消費は戻っているのかもしれませんが、消費者も賢くなっていて先行き不透明は以前そのままですが。

アリのような消費生活が身についてしまっている(aim↑・山口・29歳)

政府コメントに株価上昇など、景気回復の兆しのニュースに「ふうん」ぐらいの冷めた感情しか持てず、実感はありません。不景気があまりに長すぎて慣れてしまっているのと、マスコミのネガティブな報道に染まりきっているせいでしょうか。明るいニュースの後でも「とはいうもののまだまだわたしたちの生活は」というコメントがあると、庶民には言葉通りまだまだなのかなと思います。長い不景気で国民は賢くなり、むやみに購買に走らないアリのような消費生活が身についてしまっています。これから景気が上向くとしてもすぐ消費に結びつくかは疑問です。

かなり自由にお金は使っているほう(reiny・東京・パートナー有・45歳)

特別に変わったところはないと思いますね。うちは子どももいないので、かなり自由にお金は使っているほうだと思います。生活に趣味に……だからあまり実感がわきません。でも生活が豊かになったという実感もわきませんね。

数字が一人歩きしているよう(パレアナ・東京・パートナー有)

数字が一人歩きしているように感じています。リストラや、労働環境を悪化させることで、一瞬、景気が上向いたように見えているだけでは? その影で、苦しい生活を余儀なくされている人が増えていることに胸が痛みます。

お給料は減って(yoshimi・東京・パートナー有・31歳)

確かに、新聞紙上では企業の収益が上がったり、株価が上昇していたりと景気のいい話が増えてきましたが、わが家のお給料は減っているし、社会保険料負担は増えていて、景気上向きの実感とは程遠いのが現実です。ただ、ファッションではピンクや花柄を見ることが増え、ミニスカートも流行ってきたりと気分的には明るくなってきた気がします。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

実感なき伸びは続く

一週間ありがとうございました。投票結果としては、Noが圧倒的に多かった一方で、投稿のほうには前向きなコメントが多く見られたのが今回の特徴だったと思います。なかでも、今日掲載されている、はるたいママさんのコメントには「やられた」って感じですね。ボクが書こうと思っていたことを、先に書かれてしまいましたから(笑)。

昔の景気回復局面では、個人(社員)の給料にそれが反映されたのですが、現在は株価にのみ反映されるようになった……。このことが示すのは、「会社が、社員のものから株主のものになりつつある」ということでしょう。良い悪いは別として、日本にもついに資本主義の時代がやってきたということです。

だから、社員である個人にまで恩恵が回っていくのは一番最後。今後も、実感なき景気回復がしばらく続くことになりそうです。

というわけで、これからの時代にわたしたちがやるべきなのは、恩恵が受けられる側に自分の居所を移しておく、ということ。すなわち、景気回復の主軸を担っている(正確には、主役となるであろうと予想される)企業の「株主」になっておく、というアクションなんでしょうね。かつて、「サラリーマン天国」なんて言葉がありましたが、これからの時代は「株主天国」という言葉が出てくるのかもしれません。

キャリアアップによって景気に関係なく十分な収入が確保できるようにするのか、あるいは「投資」という形で自分のお金にも働いてもらうか、いずれにしても昔と同じ発想のままではいけない社会がやってきました。

浅井秀一

浅井秀一

ストックアンドフロー代表

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