競争社会に常にいなくてもいいのでは(風来・東京・パートナー有・29歳)
投資に否定的立場の生き方もありなのではないでしょうか。これは自分の親類の株投資の結果をつぶさにみていて至った結論です。自分の稼いだ分だけで生きていく。これがわたしの理想の生き方です。それではもちろん財産は目減りする場合が多いでしょう。しかしシステム上、たとえば証券市場では誰かが得すれば誰かが損をするようにできているはずです。競争社会に常にいなくてもいいのではないかと思います。微細な資産の6%増加の利益にこだわるなら、稼いだお金をどう有効に使うかということに時間を割きたいとわたしは考えます。
投資に否定的な考え方のもう一つの理由は、キリがない点です。世界市場、24時間いつも常に経済的利益に追われている気がします。ですから資産運用するのであるなら専門家にすべてを託すことが一番だと思います。1年の結果だけを見る。休みのない利益追求の世界にはついていけません。それこそ秒単位で一喜一憂するようになりかねません。自分をコントロールできる人そのような人が投資をするべき人だと思います。資産は増えていないかもしれませんが、資産運用するよりは豊かな時間をこの1年間過ごせたと思います。