変わりダネ保険など、ものすごい数(kreute・ドイツ・パートナー有・26歳)
「保険王国」ドイツで生活しています。暮らし始めたころは、際限ない種類の保険の数々に驚くやらあきれるやら。最悪の状況に陥った場合、ハプニングが起こった場合など、暗い将来を想定する考え方が、いまいち自分にしっくりきませんでした。いくら膨大な数の保険を補ったとしても、すべての負の要因は取り去れないのに、将来に起こりうる「もしも」と追いかけっこをしているようで、当時はこの保険の山を疑問に思いました。
いまは、保険は将来に隠れている落とし穴にネットを張るようなもので、そうすることで現在の生活をより安心して暮らせるようにするものではないか、と考えています。
ちなみにいままでに驚いた保険は、航空チケット購入時の保険で、病気やけがをして(たとえば入院することになり)飛行機に乗れない状況になったとき、航空チケット料金の一部が返金される保険です。
すべてに保険を掛けることが可能ではないかと思えるほど「保険」が浸透している社会システムのせいか、費用が膨大にかかる、とは感じていません。