
分量と表記の改善を(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)
パートナーと合わせて生命保険会社のものだけで9件ありますが、記憶が間違っていない限りすべて契約後に約款を受け取っています。契約内容は、見積書を見せていただきながらの口頭説明だったと思います。分厚いだけでなく、とうてい理解不可能な文字の羅列としか思えない現在の約款に望むことは、契約者の利益・不利益の列挙です。例えば製品に付属している取扱説明書などに記載されている「使用上のご注意」と「設置上のご注意」ぐらいの分量と表記を目指していただきたいです。
少しでも疑問に思ったら質問を(masako11)
損保の代理店で仕事をしていますが、損保に関わる仕事をするまでは、約款なんて読んだことありませんでした。実際に読んでみて、保険は複雑に出来ているなあと、改めて感じました。私の会社は、団体保険を担当しているのですが、正直、約款までは、詳しく説明してません(パンフレットで説明はしています)。それは、約款が複雑であるというのと、依頼を受けて契約までの時間に余裕がないというのが理由として挙げられると思います。ただ、事故が起きてしまってからでは、間に合わないので、お客様が不利にならないような内容の補償で契約できるよう、お客様の立場になって説明はするようにしています。最近の保険は特約が付いていたりして便利ですが、その分、商品が複雑になっていますので、少しでも疑問に思ったことは、質問してみたほうが良いと思います。
デンマークの場合(れじ子・北京・パートナー有・32歳)
昨年、デンマークの医療保険に入りました。世界中どこでも治療が受けられるので、海外駐在員の間で非常に人気のある会社です。私も友人から勧められました。まず、契約前に数回オフィスに行き、プランの説明、約款の説明、支払いのケースの説明などを受けました。私も起こりうるケースについて相談をし、最終的に納得したので契約しました。今まで数回病院に行きましたが、支払いもスムーズで非常に満足しています。
営業の人の言葉を鵜呑みにせず(MANAMI・東京・パートナー有・40歳)
結構、しっかり読んでいるほうだと思います。社会人になって、初めて自分で保険に入ったとき、最初、セールスの人に希望したものとは違うタイプの保険を勧められました。セールスの人と色々話をしてみてわかったのは、セールスの人自身が、意外に保険に関する知識をしっかり持っていないということ。それ以来、セールスの人の言葉を鵜呑みにするのでなく、自分自身で情報収集をすることを心がけています。
読めない約款しかないのなら、強気の対応を(Usamaru・岡山・パートナー有・29歳)
生保業界の体質にも問題があるかと思いますが、かなり強引な勧誘に対して消費者(加入者)ももっと賢くならなければと思いますね。何事も疑ってかかるのは悲しい話ですが、情報を吟味し、自分で納得した上で加入すべきですよね。確かに生保のみならず、契約書・約款のたぐいは読んで理解するのは大変ですが、逆にそんな分厚い・字の細かい約款しか用意していない会社とは契約しないぐらいの気持ちでないと。かく言う私も某生保に契約して3ヶ月もたちませんが、すでに他の保険を検討しています。肝心のところ(契約書の管理や約款が送られてくるのが遅いとか、営業の姿勢など)がいまいち納得できないので。