
なるべくならローンのない人生を(景姫子・福島)
ローンは組んだことがありません。というのも結婚したときは既に相手が家を新築していたと言うことが一つ。そして、自動車は貯金を叩いて現金払いをしたためです。なぜローンを組まなかったかと言うと 1.現金払いができる状態だった 2.何年ローンなどと先が見えない状況で組むのが怖かった 3.性格上チョコチョコ返すのはまどろっこしい 4.金利が銀行利息より高いので預金しておくより支払ったほうが得だった 5.金利を払うのが馬鹿馬鹿しい という理由でしょうか。ただこの意見は家のローン支払や子供の養育費がかかる時には通用しないでしょうが……。なるべく家以外はローンなしの人生を生きていきたいと思っています。
育児や介護で離職する、という可能性(ごまちゃん・横浜市・パートナー有・41歳)
基本的に借金が嫌いなので、自分自身ではローンを組んだことがありません。1年前にマンションを購入したときにも、私が頭金を出し、夫がローンを組むという形にしました。現在は安定した収入を得ていますが、この先、育児や介護で問題が発生したときには私が離職する確立が高いと考えてのことです。借金も貯金のうちという方もいらっしゃいますが、私としては今後もできる限りローンと縁のない生活をしていきたいと思います。
小売業の実家で身に付いた習慣(ゆうぐれかぜのね・愛知・パートナー有・48歳)
「いつもニコニコ現金払い」が私の信条になったのはどうしてだろうかと考えてみましたら、実家が小売業で、物心つくと同時に金策に苦心する大人の姿を刷り込まれたからですね。ということで、私は二人の息子に常日頃から「お金は魔物だ。使い方を誤ってはいけない」と刷り込んできました。大学の入学金、学費、下宿の敷、礼金、家賃、などを払うため、何カ月もかかった貯金に僅かに付いた1ケタの利息を見せて、また息子に諭したところ、「キャッシングする人はこういう利息を見てないからわからないよ」と返事がありました。教育効果はありすぎたかなと思いました。今までローンやキャッシングの仕組みを知ろうともしなかったことは今回反省しました。リスクもからくりも自分でよく納得した上でいろいろな制度をうまく使ってゆきたいですね。どちらにせよ、お金に使われない、自分が主人公の人生を目指したいです。
将来の収入増が約束されない時代(IPウーマン・36歳)
これまで車はすべて即金購入、家もできれば即金で買いたいと思っているので、ローンを組んだことはありません。カードですら1回払い以外利用したことがない私は、そもそも多額の利子を払わねばならないローンをなぜ組むのか、不思議で仕方がありません(私がケチなだけ?)。今の時代、将来の収入増は保証されていないですし、今払えないものをそのうち払える、と、どうして言い切れるのでしょう。ローンを組んだ、という人に、「どうしてなの?」といつも聞いてしまう私には、ローン返済で苦しむ人々の気持ちは理解できそうにありません。
先行きが不透明な中での判断(キョマリン・千葉・パートナー無・35歳)
ローンを組む代表的なケースは住宅の購入、車の購入と思いますが、まだ家を持つことに具体的なイメージがなく、また自動車免許もない私にとってローンは現状の生活に密接な係わりのないテーマであり、これまで知識不足であったことは確かです。ただ、ローンを組んで家を買った直後にご主人が転勤に……という友人の話も耳にすると、先行き不透明な中、将来の価値を見越して長期にわたり支払を続けていく手段がローンであるだけに、ローンの組み方にポイントがあるならば今後のために是非勉強したいと思います。
なぜ、20年30年先のことがわかるのか(lovesnow・山口)
はっきり言ってなぜ金融機関の方々は、20年や30年先のことがわかるのでしょうか? 住宅ローンを組む場合、確かに4、5年程度であれば、新居や担保を処分すれば、借りた額に近いものが返せると思われますが、35年先、何があるかわからないにもかかわらず、資金計画がバッチリなのでお貸ししますと平気でおっしゃいます。35年と言えば、大正ロマンに生まれた人が、戦後の昭和時代を経験するわけですが果たしてそんなことが想像できたでしょうか。