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生命保険って不思議な商品ですよね。入っていないと、なんとなく不安。で、入ったのはいいけれど、今度は「ほんとうにこの保険でいいのかな?」と不安になる。不安を解消するための商品であるはずなのに、入っても不安、入らなくても不安というのは、なんだか変だよねと、いつも思います。
ところで最近は、女性や子どもでも自分名義の保険に加入する人が増えているようです。以前は、結婚している女性は夫の保険に、子どもは親の保険に、家族特約をつける形で加入するケースが多かったのですが……。
私自身はもちろん自分名義の保険に加入していますし、長男、長女にもそれぞれの名義で加入させています。理由は、たとえ家族であっても、ひとりひとり保険加入の目的が違うし、必要な保障や保険期間も異なるからです。1本の保険で家族全員の保障を準備しようとすると、どうしても無理が発生してしまいます。また、子どもも成人したら、自分の保障は自分の収入でまかなうべき。収入を得られるようになったら、「はい! こっから先は自分で払いなさいね」と、その子の保険証券を渡せばいいですよね。長男は「自分で払うなら、この保険よりあっちの保険のほうがいい」なんて言い出して、自分で見直しをしてほかの保険に切り替えましたが、長女は私が契約した保険をそのまま、契約者の名義だけ変更して継続しています。そして、結婚したあとは、死亡保険金の受取人を私から彼女の配偶者に変えました。見直しをするにしても、受取人を変更するにしても、それぞれの名義で加入していれば、万事スッキリ!
女性や子どもが自分名義の保険に加入するようになった背景には、ここ数年の保険の自由化があると思います。保険会社が増え、保険の種類も増えました。JA共済、全労済、県民共済、コープ共済などにも、魅力的な商品がたくさんあります。それぞれにマッチした保険や共済が選びやすくなったのです。
ただ、家族特約には家族特約のよさもあり、「私は家族特約のままでいいな」と思っていらっしゃる方もあるでしょう。皆さんご自身の保険の話、聞かせていただけませんか? 一週間よろしくお願いします。