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サーベイ

2003/8/25(月) - 2003/8/29(金)
5日め

テーマ仕事の適性。男女に差があると思う?

今日のポイント

出産や育児もコミュニケーション能力に磨きをかけてくれる

投票結果 現在の投票結果 y77 n23 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
田子みどり
田子みどり コスモピア 代表取締役

みなさんの投票は、YESが7割を超えました。女性の適性と合っているのは、他人に対するやさしや思いやりを必要とする職種やポジションというのが最も多い意見。応募動機で女性がよく書く「人に接する仕事がしたい……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

男性と組む方ほうが仕事がスムーズに進むnew(sachiyo・奈良・独身)

男女の適性はたしかにあると思います。もちろん仕事意識が高く、能力のある女性は大勢活躍していると思いますが、そうではない女性が多いのも事実です。組織の中で、「冷静であり理論的」な仕事の進め方ということを考えると、男性のほうに適性があると思います。一緒に仕事をしていて、女性の「つまらない感情論」が出てきて、仕事の方向性を見誤るのは、多くある失敗例の一つでしょう。男性の中にも、女性の性質を正しく理解していない人がいるのは事実ですが、仕事相手(同僚やクライアントでも)としてなら、わたしは男性と組むほうが、ずっとスムーズに進みます。しかし、適性うんぬんにこだわる男性社会の力が、依然として根強くあるということは否めないと思います。

女性ではやりにくいことがある(ぱりじょな)

わたしは法律事務所勤務ですので、特にそう思います。女性の弁護士ならではの、困難な状況があることは否定できません。相手方が暴力団関係者だったり、非常に感情的になる女性であったりする場合もそうです。いわゆる「なめられている」状況を招かないために、男性以上に「重心を低くする」訓練が足りないと、収拾がつかなくなります。また、少年事件は女性弁護士が担当することが多いようですが、軽い気持ちで強盗や引ったくりをしてしまう最近の少年たちに「規範意識」を持たせるのも(時には保護者に関してもですが)、女性ではやりにくいことが多いのではないでしょうか。

男女それぞれの特性が活かせる職場づくりを(Jane・東京・既婚・27歳)

仕事の適正に関してですが、現在の日本社会ではあると思います。会社によっても違うと思いますが、たとえば、女性に営業を第一線でバリバリやらせたとしても、体力的に男性と同じ活動はできないと思います。女性には女性のやり方があると思いますし。男性はわかりながらも、自分の身を守るために、そういったことを否定する人が多いと感じます。男性と同じように「遅くまで働きなさい」とか「朝早く来なさい」とか……。形式的なワークを重要視する人が多いと思います。
女性を本当に活躍させたい、育てたいのなら、出産した後も営業できるような環境を、整えていくべきではないでしょうか。少子化が問題視されていますが、第一線で働き、自己実現をしたい女性はたくさんいます。優秀な女性の活かし方を十分検討した上で、男女それぞれの特性が活かせるような職場づくりをしていかなければいけないと思います。その土壌ができてはじめて、男女が平等に働くことができるし、また今回のタイトルにある「男女それぞれの特性によって左右される仕事の適性」を議論できるような気がします。

NO

まず仕事ありきnew(みぽりん)

「男女差があると思うかどうか」と少しでも意識した時点で、自分の中に「男女差」が生まれてしまいます。ですから、わたしは仕事中はまったく意識していません。さらに、派閥やグループも意識していません。あくまでも、まず仕事ありき。そういう意識を持つことで、どんな人の集まりの中にいても冷静でいられるし、問題も、結構うまく収束していきますよ。前に勤めていた会社で、男女差や派閥を意識しすぎて失敗した反動なのですが……。

偏見や思い込みをなくすのは、自分自身からnew(イスタンブール・未婚・30代)

適性は性別ではなく、その人の経験や価値観によって決まると思います。日本では、小さいころから男女差のある育てられ方をしていて、偏見や思い込みもあると思います。たとえば営業職を見ると、「気が利く」「話を聞く能力に長けている」「プリゼン能力がある」「自己顕示力がある」など、男女問わず、人によってさまざまな能力があります。偏見や思い込みをなくしていくのは、自分自身からだと思います。「女性は不利」という周囲の意識に甘えず、ナチュラルに仕事をこなして実績を生むことが大切なのではないでしょうか? 男性が調理や、香り、メイクなどの仕事に多く就いているのを見ても、やはり性別は関係ないと感じます。

母性がよい影響を与えることもあるnew(oyoyo921)

女性の場合、いい意味で、母性によって部下をマネジメントする力があると思います。以前、わたしは女性である元上司に対して、「女性を理解しているという過信があって、むしろきついな」と思ったことがありますが、結果的には、ほかの部署にはない家族的な雰囲気で、業績を上げることができました。

まだまだ周囲の偏見が……new(さわちゃん・東京・42歳)

わたしは今までに、3つのタイプの会社を見てきました。仕事の適性は男女の差というよりも、やはり個人の資質によると思います。どんな仕事にも、周りに対する細やかな気遣いや、タイミングを逃さない、潔い決断力が必要です。組織の中では、リーダーとメンバーのバランスがうまく取れていれば、男女の構成比率は関係ないと思います。とはいっても、現実問題として、まだまだ周囲の「偏見」があることもたしかですが……。

「男らしさ」「女らしさ」の枠に当てはめることに違和感をおぼえる(LucyGracy)

そもそも、男女の特性論はうさん臭いと思います。一時期、男女の脳の違いについての本がたくさん出版されましたが、むしろ、育った環境や個人の性格の違いのほうが、重要なファクターだと考えます。たとえば、わたしは女性ですが、とても勝ち気で行動的で、どちらかといえば家庭的ではありませんし、男性の中にはとても繊細で、家事が得意で器用な方もたくさんいらっしゃいます。一般的な「男らしさ」「女らしさ」の枠に、生身の人間を当てはめて考えることに違和感を覚えます。

男女というより、どれだけ経験を積んできたか(miechan)

基本的にはなく、単純に個人差だと思います。男性でも、感情的になることもあれば、優柔不断な人もいます。また、自分自身を客観的に見つめることは、男女というより、そういった経験をどれだけ積んできたかによるのでは? たしかに、体格や体力は違いますが、そのことが適性として、決定的に作用する仕事は限られているように思えます。女性でも自分の意識によっては、体力の調整はある程度可能でしょう。たしかに30代も半ばを過ぎると、徹夜の連続など、女性のほうが無理がきかなくなることは認めますが。

サービスにおいては、男女差があるとは思えない(あるばーと・神奈川・既婚・36歳)

非常に難しいテーマです。サービス業の「適職」として考えれば、自分ではなく、サービスを受ける側の受け止め方次第ではないかと思います。例を挙げれば「看護婦」が「看護師」になり、「助産婦」ではなく「助産師」と呼び名が変わったにもかかわらず、依然としてその職に女性が多いということ。そこに不自然さを感じるか、納得するのかが、ポイントだと考えます。提供するサービスの質ということでは、ひょっとすると、従来の属性では見出せなかった意外な適性があるのかもしれません。しかし同じ人間である以上、サービスにおいては、男女に差があるとは思えません。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「感覚受容性」には男女差がある

みなさんの投票は、YESが7割を超えました。女性の適性と合っているのは、他人に対するやさしや思いやりを必要とする職種やポジションというのが最も多い意見。応募動機で女性がよく書く「人に接する仕事がしたい」という言葉、採用側から見るとワンパターンに思えるのですが、女性の特性を端的に表しています。

NOの意見には、仕事に対する極めてアグレッシブな取り組みを感じました。女性だからと甘えず、ハンディがあれば努力で克服をしよう。性差を超えて、実力を発揮していこうという、力強い覚悟が感じられます。しかし、精神的肉体的なストレスも相当なはず。パイオニアとは、こういう人たちの中から生まれるのでしょう。

個人的な経験をお話ししましょう。わたしが創業したのは、男女雇用機会均等法が適用される以前の20年前。女子大生が「科学技術をわかりやすく伝える活動」を行うというと、男性たちは目をむきました。「女にコンピューターがわかるか」と、鼻先であしらわれることも。しかし、先端の科学技術を社会や生活に普及させていくには、女性のコミュニケーション能力が活きるということを説くと、特に研究者や技術者が関心を示してくれました。

「若い女である」ことが強みと揶揄(やゆ)する人もありましたが、20年たってスタッフの平均年齢が10歳以上も上がり、ほとんど既婚者になった今。仕事の知識や経験に加えて、出産や育児などの体験を通じて得た生活センスが、ますますコミュニケーション能力に磨きをかけるように思えます。

映画やコンサートなど文化的興行に行くと、圧倒的に女性が多い。カルチャー講座やパソコンスクールに自費で習いに来るのも圧倒的に女性。それが男女の脳の構造やホルモンの違いによるのか、ジェンダーによるのかはわかりませんが、「感覚受容性」に一般的な男女差があるのは明らかです。女性の特性を仕事に活かし経済活動につなげ、社会的な価値を生み出したい、というのがわたしの会社のコンセプトです。

今は男性向きと思われている仕事でも、実は女性が進出すると変化が起こる仕事が、まだまだありそうな気がします。

女子校に通う16歳の娘は、この一週間、サーベイを見ながら、「難しいテーマを選んだわね」と言ってました。文系か理系かを決めなければならない彼女らには、学校でも度々議論される、身近、かつ深刻なテーマなんだそうです。仕事における、男女の適性の違いがあるかないか、あるとすれば具体的にはどうなのか。科学的に解明される日がくれば、女子教育の在り方もまた変わるのでしょう。

田子みどり

田子みどり

コスモピア 代表取締役

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