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奮起するも落胆するも発言者とその一言次第
みなさんは、人々を動かす、組織を動かすコミュニケーションというのを考えたことがありますか? わたしは、企業や組織のトップの方々に対して、コミュニケーションについてアドバイスをしております。決算説明会での話、展示会でのプリゼンテーション、TVカメラを前にしたインタビュー、国会での証言、緊急記者会見、さらには、日本人のための英語でのpublic speakingといったトレーニングが主な仕事内容です。
みなさんにお考えいただきたいテーマは、「わたしを動かした話と、それを語った人」です。さまざまなご意見を頂戴できるものと楽しみにしていますが、今回は条件を一つ付け加えさせていただきます。それは、家族、親友、恋人との会話といった個人的なエピソードは抜きで考えてみてください、ということです。
最近、米国では有名なスピーチを集めた本が人気を集めているようです。マーチン・ルーサー・キング牧師の“I have a dream”、リンカーン大統領の“the government of the people, by the people, for the people shall not perish from the earth”(国民の、国民による、国民のための政府は消滅させてはならない)といった有名なスピーチの一説を覚えておられる方も多いかと思います。
一方、組織の代表者の発言が大きな反発を招く場合もあります。某食品会社社長の「わたしは寝ていないんだ」、某メガバンク社長の「実害がなかったらいいではないか」といった発言です。勿論、企業トップの発言が社運を大きく好転させた例もあります。日産のゴーン社長は、「数量化できないもの、測定できないものというのは、実現の可能性が非常に薄い」と名言しています。損保ジャパンの平野社長は、「合併に際して常に心掛けていたことは、従業員の心に火をつけなけれならないことでした」と語っています。
みなさんが奮い立たされた一言、落胆した、もしくは、怒りを覚えた企業(組織)トップの発言を教えてください。そうしたエピソードを通して、人々を動かす話し方について、一緒に考えてみたいと期待しています。
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