

日本ではまだまだMBAホルダーの価値を活かせない(Yuucoco・東京・25歳)
日本では身につかない経験や、語学力の向上など、新しい知識が増えることは間違いないと思います。でもそういうことが日本での仕事に役立つかと言ったら、それは疑問です。たとえばMBAの資格を取っても、日本ではまだまだMBAホルダーの価値や使い方をわかっている企業は少ないと思います。費用と時間もかかりますしね。
各国の人たちのとのグループワーク(古川みゆき・関東・パートナー有り・43歳)
欧州のMBAを取りにいきました。最も役立ったことは、世界中のいろいろな国から集まった人たちとグループワークをしたこと。知らず知らずのうちに自分の中にある偏見や、日本人だからというこだわりを見つめなおすことができたと思います。それでもお国柄は、やはりあります。でも決め付けないで、その人の人格を認められるようになったと思います。
それから、やはり日本人の働き方は異常かな、とつくづく感じました。もっと生活や人生を楽しめたらと思いました。仕事も義務ではなくて、何かの目的に向かった能動的な活動なんだと考えをあらためました。そしてうまく自己主張することは、まだまだ自分に足りないところです。
異文化への柔軟な対応が身についた(miechan・東京・未婚・34歳)
英語力が上がったことと異文化への柔軟な対応が身につきました。商業施設の運営に携わっていますが、施設には土地柄、アジア諸国を中心に外国人の方がいらっしゃいます。特に、業務ではないのですが、館内で迷っていらっしゃる方のご案内や店舗での細かいやり取りが必要になった際にサポートに行きます。留学中には中国・韓国の方も多くいたので、発音の訛りなどは耳慣れているので助かっています。
しかし、日本企業のため、社内の人間関係が面倒です。視野の違いや意見の違い、働く姿勢の違いなど、そちらへの気遣いがストレスになりつつあります。男性社員から「あなたは外国人と結婚すれば? 日本人の男には向いていない」などということも言われ、「日本人の男」でなく、「あなたのような人間です」と言い返しそうになってしまいました。さすがに、抑えましたが……これも、セクハラに入るのでしょうか?

仕事に役に立ったと思ったことはない(さやたん)
社内留学制度を利用して一年留学してきたけれど、帰ってきて仕事に役に立ったと思ったことは一瞬たりともありません。今の会社辞めても、どこの会社でもどこの国でも生きていかれるという自分の自信になったことが一番の収穫です。
学べる事柄の多さに驚いている(コリエコリコ・海外・既婚・40代)
わたし自身は留学の経験はありませんが、現在駐在員の妻の立場で海外に住んでいます。英語が公用語の子どもの学校、近所付き合いなど、限られた世界の中でさえ、語学だけではなく各国の文化・考え方の違いなど肌で感じ、学べる事柄の多さに驚いています。
わたしにとって、以前は「留学」という言葉のイメージは外国で学問を学ぶといったものでしかありませんでしたが、今はその世界に住むことによって直に感じる文化や価値観こそが留学で得られるもっとも大きなものであるように思えてきました(もちろん学問や資格も重要な目的ですが)。当地での本当の留学はかないませんが、日本では学べない異文化交流の中で、帰国後にも活かせるものをつかみたいと思っています。
日本にいても身につけられることが多い(capital-one)
わたしは海外留学をした経験がありません。それほど環境に恵まれなかったからです。そして外国語を学ぶことや、MBAなどの資格や技術を通じて判断力を養うために留学は必要不可欠と感じておりました。しかし、最近それは間違いであることを確認し始ています。ほとんどのことは日本国内でできます。
でも英語の理解で壁に当たった時、その助けとなったのは日本語でした。英語を習得したかったらまず日本語をきちんとしましょう。これが基礎にならないと英語は本当の意味で使えるものになりません。一般会話できちんと話せていないというのが日本人の実態です。

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