

40歳近くで外資経験がない状態では不利?
(TSUNAMI1969・愛知・パートナー有)
40代を迎える前に、ある程度自分のキャリアや志向性を確立して、女性であるというハンディを過剰に感じることなく、自分の専門性で勝負できる、と確信できたら、外資、日系を問わずチャレンジしてみたいとは思います。ただし、現実には40歳近くになれば、外資経験のある人という選ばれたマーケットの中での引き抜き合いになるでしょうから、そのような経験のない自分は断然不利になりますし、地方在住の場合、そもそも外資系企業が非常に少ないのではないかと思います。また、外資系企業の日本法人、地方事務所となると、男性は本国もしくは東京からの移転、女性は現地採用みたいなケースが多いようなイメージがありますが、現実にはどうなのでしょうか? 理想はYesにしておきましたが、現実にはわからないことばかりです。
女性にチャンスを与えていない日系企業が多い?
(文・兵庫・パートナー無・40代)
YesでもNoでもないのですが、とりあえずYesに投票しました。「外資系でキャリア」って、何だか求人誌の宣伝文句のような気がします。実際は、外資でも日系でもキャリアを積めるはずです。が、こういう言葉をよく耳にするということは、日系企業ではまだまだ女性にチャンスを与えていないということなのでしょうか? わたしは外資・日系両方の大手企業で勤務し、現在は日系の中小企業で働いています。日系の中小でも男女差別はなく、どちらかというと女性が多い職場ですので、自分の努力次第でキャリアは積める環境です。ただ履歴書に書くには、外資のほうが見栄えがするように感じます。
転職するたびにキャリアアップ
(Hannah・東京・パートナー有)
結婚前まで日本の金融で経験を積み、結婚後夫の海外赴任で米国で暮らしてから、帰国後は外資系の金融に転職し、会社を変わるたびにキャリアを積んできました。米系、欧州系といろいろ勤務しましたが、転職するたびにキャリアはアップしていると思っています。
自分を試すのもあり
(UK・東京)
わたしは現在、外資系の会社に就職しています。就職した理由としては年功序列や男尊女卑的なものがなかったからです。ですがその分、自己責任にかかっていますので、成果を上げなければ年下の子たちにどんどん抜かれていきます。ですので、やる気さえあれば外資系の会社で自分を試すのもありだと思います。
良くも悪くも実力主義(メイ・サートン・兵庫・パートナー有・40歳)
アメリカ系企業の日本支社で働いています。魅力は良くも悪くも実力主義、成果主義なところ。わたしより年下で上位の役職の人もいれば、年上のオジサンで下位の人もいます。また、女性にとっては男女差別が少ないところも(皆無ではないが)魅力です。英語でのメール、電話、テレビ会議も日常のように行っていますが、英語はこの仕事に就いてから習得しました。問題は、本社の意向が強いので重要なことは本社にお伺いを立てなければ動かせないこと、でしょうか。
外資系といってもいろいろ(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
3回の転職を経て、現在外資系の会社で働いています。そして商売柄クライアントにも外資系の会社が多いのですが、外資系といってもいろいろです。外資系=きれいなオフィス&公平な評価、と美しき誤解をされている方もいらっしゃると思いますが、ある意味日本企業以上に玉石混交ですので、転職をされる際は、その会社の企業文化などを、きちんと調べたほうが良いと思います。同じ業種・職種でも仕事のやり方や評価の方法など、全然違いますから。
転勤が少なさそう、というのも動機の一つ(はるたいママ・東京・パートナー有・34歳)
わたしは大学を出てからずっと、一つの外資系の会社に勤め続けています。実際社員は日本人が多いですが、公用語は英語、会議も外人が一人でもいれば英語でします。英語ができないと、アピールできないので、外資系で成功するには、やはり英語は必須だと思います(できないと、悔しい思いをすることが多いのでは)。
わたしが外資を選んだのは、能力主義というのもありますが、転勤が少なさそう、というのも大きかったんです。日本企業だと、総合職か事務職系か、と分かれてしまって、総合職を選ぶと、日本全国転々とする確率が高そうだけど、外資系なら、日本だったら東京にしかオフィスはないし、転勤があっても海外なら行ってみたいな、という安易な考えもありました。今となっては、動機は何であれ、外資系に勤めたことは、自分にとってとてもよかったと思っています。

日本の会社とあまり変わらないと感じた
(sedona・関東・パートナー有・36歳)
Noにしましたが、「特にYesでもNoでもない」というところでしょうか。今、派遣社員5年目、30代も後半にかかりキャリアの棚卸しをしています。英語をスキルに取り込まないと、今後の自分に危機感を感じるので英語を勉強中ですが、特に外資ということは考えていません。外資はあくまでもそういうカテゴリーの一つであって、それが自分にメリットをもたらすことを目的に働いているわけではないので。もちろんそこが目標の方にとってはチャンスは生かすべきだと思いますが。派遣で外資で働きましたが、日本にある会社は日本の会社とあまり変わらないと感じることも多かった。外資かどうかということはわたしには特に重要なことではありません。
NPOだったので
(donkun・埼玉・22歳)
あこがれて、幾つか就職活動したことがあります。海外でインターンの経験も積んでいたのですが、わたしが働いたところはNPOだったので、どうも普通の外資系企業はちょっと違うんだなと気が付きました。もちろん中にはいいところもあったんですけど。今はどちらかというと「自営業」。企業に入ればもっと安定するんだろうけど、これはこれで自分のキャリアになると信じてやっています。
外資でなくても(フィレリナス)
別にそうは思いません。外資だから得られるものがあるか疑問だからです。語学力のブラッシュアップ? 厳しい評価制度でのサバイバル経験? どれをとっても外資ではない今の会社でも身に付けられるものです。そもそも、外資系に対するコンプレックスとゆがんだあこがれみたいなものがあるのではないでしょうか? それこそペリー来航以来、日本人に植えつけられた、こういったコンプレックスと、ゆがんだあこがれっていまだに払拭できていないようですね。
キャリアは仕事の質、実績(shiho・埼玉・パートナー有・34歳)
求職中の身ですが……恥ずかしながら、語学力がないので、特に外資系でということは考えません。もちろん、外資系を否定するのではなく、チャンスがあれば、外資系、日本企業にかかわらず、キャリアを積みたいと思っているので、むしろこだわりがないということです。
今まで転職をして、日本の中小企業ばかりですが、数社経験し、キャリアを積もうと思ったら、どんな会社であろうと、自分が意識しなければ駄目だということは感じました。それと実力主義についても、判断が難しく、数字で跳ね返るような仕事、たとえば営業やコンサルティング業などはわかりやすいですが、わたし自身が事務職なので、基準がわかりにくいということもあります。また、実力主義は、しっかり根付いていないところでは、それによって社風がよくないということも。要は自分次第。キャリアは仕事の質、実績であって、会社とは別ものというようにとらえています。
企業を見極めることが大切(らうとら・香港・パートナー有・43歳)
現在、非日系で働いていますが、非日系であるメリットは、何もありません。外資系というと、普通欧米の企業を指すのかもしれませんが、グローバル化がますます進んでいる現在、外資=欧米企業とは一概に言えませんし、外資=高収入、実力主義、性差別なしとも、一概に言えません。仕事をするなら、外資か否かよりも、その企業がどういった企業なのかを、個別に見極めて考えるほうが良いように思います。
雰囲気に流されてしまうと失うものも多い(ミニミニ・兵庫・パートナー無・31歳)
今、外資系企業で働いています。これまでに派遣社員として、いろいろな会社に行きましたが、やはり女性の働きやすさは外資のほうが上のように思います。「女の子」ではなく、「女性」として意見を求められることがありますから、活躍の場が多くあります。中にはもちろんうまくキャリアアップをしている方もたくさんいらっしゃいます。
でも、キャリアを積むことや結果を出すことにばかり躍起になって、相手の気持ちも考えないでストレートに意見する方もいます。そういう方の陰で、精神的に病んでしまう方が多いのも事実です。そして、そういう職場の雰囲気というのは怖いものです。自分も知らず知らずのうちに相手の気持ちも考えないでストレートに意見するようになってしまいます。そういう自分に時々気付いてがくぜんとします。外資系で積めるキャリアはもちろん多いですが、雰囲気に流されてしまうと失うものも多いです。失うものは、ひとことで言うと日本人らしさですかね。わたしは得たものよりも、失ったもののほうが重みのあることだと思いますので、次は日本企業で働きたいと思います。
日本企業が外資に近付いてきている(あきんぼ・東京・37歳)
メリットもデメリットも、日本企業が外資に近付いてきて、差が狭まっていると感じます。バブルのころは、入社2年の外資銀行の友人から「同期の半分が希望退職した」と聞かされ驚きましたが、日本企業でも首切りに近いことが起きているし、男女差のない評価も実現しつつあります。だから、あえて外資をターゲットにする必要は感じません。

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