
デートで早引き、結構(Petite・アメリカ)
やはり仕事を優先します。給料を貰っている以上、その責任は完璧に果たしたい。デートは何時にどこで何をしてというものでなくてもいいとパートナーとお互い話し合って納得しているという点も大きいと思います。つまり、空いた時間に30分、バーで飲んで「またね」という、空いた時間に努力して会うというのもデートだと思うから。かといって、部下にそれを要求しようとも思いません。基本的に部下に仕事を振るときは最終期日の3日前を期日として渡します。やり方は彼らのやりたいようにやって、その質と内容さえ満たしていればどう時間を使おうと自由。極端な話、5時終業でも要求することをこなしていれば3時に帰ってもいい。そのような部下こそ優秀なのでどんどん難しい仕事を与えるし、彼らもその期待に答えてくれるようになります。デートで早引き、結構です。
残業が原因で同じ部署から何人もやめた(mcqueen・東京・パートナー有・31歳)
仕事は裏切るけれど、パートナーは裏切らないですよ。でも、残念ながら生活のためにこう答えざるを得ないですね。その場その場で「この人のこの部分はすごい」と思うことはありますが、尊敬の域にまで達する上司はいません。むしろ、作らないようにしています。
上司は、部下を自分の査定の道具にしか使わないものと割り切ったほうが、仕事が楽です。それに、社内での悪口、足の引っ張り合いは大抵「定時」以降に出るものですしね。前に勤めていた会社では、残業が散々で、結果同じ部署からわたしも含め何人もやめていったので、それからはどんなに忙しくても同僚や上司とは距離をおくことにしています。
個々人の置かれた立場で変わってくる(梶本洋子・東京・パートナー有・51歳)
自分の立場によって仕事への考え方は、異なるべきだと考えております。藤巻さんは「わたし自身が24時間体制で仕事をしているので、たとえばどうしてもその日、そのタイミングで、仕事仲間の女性にも、今働いてほしい!!」と言う。ここで「それは違うのでは」と考えます。
SOHOといえども、代表者として仕事をしている限り、24時間体制で仕事をするといった非常事態が、多いときには月間十数回にも及びます。が、そこに私生活が、プライベートな時間が持てないからといって不満は出てきません。なぜなら自分の商売だから。賞賛も非難も、結果はすべて自分のものなのだから。
では、サラリーマン(役員以外)が同様な働き方を望まれ、本人が納得したところで、そいういう仕事ぶりが、果たして正しいサラリーマンの道なのでしょうか。わたしは否と言いたい。たとえば上昇志向の強いサラリーマンでさえ、そのテンションを維持し続けるためには(彼は結果がすべて自分のものにはならないのだから)、ゴムが伸びきってしまわないような、「雑巾のように使い捨てにされた」と後悔しないような仕事への取り組み方こそ、正しいのではないかと。
デートと仕事の優先順位の選択。それは個々人の置かれた立場で、自然と変わってくるのではありませんか。
しょーもない会議なら……(だんごまま・奈良・パートナー有・40歳)
どちらを優先するかは、時と場合によります。とてもノッている仕事で、本当に必要で、緊急会議が召集されたら、デートなんてキャンセルして仕事、ですね。しょーもない、自分が出なくても、後で議事録見ればいいような義理で出るような会議なら、デート優先ですね。
デート優先になるのは、メリットが返ってこない仕事だから(ヒロカ・千葉・パートナー無・30歳)
デートと仕事。わたしは当然仕事です。お金もらってますし、責任がありますから。デートだったら別の日でもできますし、こっちの都合をわかってくれない男の人は信用できませんよ。
だけど、どうなんだろう。女の人がデート優先になるのも、それだけ仕事や会社を信用してないってことかも知れない。やってもメリットがちゃんと返ってこないのがほとんどだったら、まだ返ってきそうなほうを取るほうが賢いだろうなと思う。

外人の上司はデートに理解あり(ミツチ・東京・パートナー無・43歳)
ボーイフレンドからすれば、わたしは仕事を片付けてからデートにくるし、場合によっては遅れたり、延期にもするのでデートを優先していないというかもしれませんが、わたしとしてはデートのためには仕事のペースも上がり、デートのために仕事に見切りをつけることもあります。帰りがけにボスから呼び止められてもハッキリと、「デートだから早めにしてね」と言うと、外人の上司は申し訳なさそうに「ドーゾドーゾ」と翌日まで待ってくれます。そうしたからといって仕事の評価にはまったく関係ありません。普段やることをやっていれば、たまのデートは優先しても大丈夫だと思います。
デートのために、仕事の順序など逆算する(ガク・兵庫・パートナー無・33歳)
やっぱり「デート」でしょう!!! その決めた日のために、すべて仕事の順序や作業を逆算して落とし込んで、片付けてしまうところに仕事の達成感もあるし、「へへへ、やってやったぜ!」と思うじゃないですかっ! デートだけでなく、プライベートな用事も、仕事より優先したいです。というか、そうやってプライベートな部分の時間を作るために、「どうやったら効率化できるか? いかに、楽に仕事をやるか?」を常に考えています。その結果、斬新な仕事のアイデアが生まれて、会社から金一封をいただいたこと、何度もあります! それでも、どうしても外せない仕事が入ったら、泣く泣くあきらめることもありますけどね……。気持ちは常に「デート」を取ってますよ!
男女、就業時間だけが同じに求められるなんておかしい(れいこさん・神奈川・パートナー有・30歳)
仕事とプライベートのどちらを取るかと聞かれたら「プライベート」と言える人間でありたいので「No」です。しかし、今の仕事環境は、基本的には仕事を優先させているのが実情です。仕事を優先するというと聞こえが良いかもしれませんが、すべては自己管理次第。仕事の先手を読んでスケジューリングすれば、ある程度は仕事とプライベートの優先順位を付けられるはず。また、わたしの仕事は8人のチームで行っているので、お互いフォローしながら進めていけるのも利点かもしれません。
話は変わりますが、この手の話をする度に思うことがあります。そろそろ残業や休出などの就業時間だけで評価を判断するのはやめたほうが良いのではないでしょうか。女性は生物学的に男性よりも体力が劣るのは事実です。体や心を壊してまで男性と肩を並べて仕事をするべきなのか、疑問があります。身近な友人で、流産を繰り返したり、メンタル面で病院に通っている人を結構見て、もっと自分を大切にしようと思います。男女同じ就業時間だけが求められるような、残業が美徳とされている日本では、家事も育児もやらなければいけない女性の上手な活用も、ましてや活躍する場なんて望めないのではないか?と思っています。