いいものができてクライアントと喜んだときには……(cocom・東京・パートナー無・30歳)
毎日ひとつはワクワクしています。制作の仕事なので、いいものができてクライアントや営業と喜べた時はとても楽しいです。幸運なことに周りの人たちにも恵まれているので笑いあり、涙ありで人間模様を日々楽しんでいます。
ただ、制作部門にもかかわらず制作経験のある上司がいないので、喜びも共有しにくいし、どう評価していいかもわからない様子。クライアントに喜んでもらえるアイデアがあるからもっと自分を使ってほしいのに、肝心な権力を持った上司がぽやっとしていると、キャリアアップも難しいし、もっと楽しくすることも難しいのかと思案中。
なので、気持ちはデートを選びたいのですが、急に仕上げなければならない仕事が入った場合は仕事です。仕事と遊びの境界がない仕事があると、月曜日が待ち遠しい時も(まれに)あります。たっぷり準備したい仕事があった時には、上司に“休日出勤させてくれ!”と交渉したこともあります。許可されませんでしたが。デートをほっぽり出したくなるくらい、一人ひとりの力を活かそうと努力をしている上司はなかなかいません。人の力を引き出していないから人件費を無駄にしているんじゃないの?と思う上司はいます。
仕事とプライベートは良い影響を与え合えると思っているので、わたしは24時間中どちらの時間も密度を濃くしたいと思っています。
部下には、デート優先してほしい(もりぴぃ・埼玉・パートナー有・33歳)
自分自身はYes、上司として部下に求めるのはNoです。わたしの会社はかなり極端だと思いますが、目標達成意欲が異様に高く、達成するために日々遅くまで残っていたり、休日も出てきていたりする人が多いです。わたし自身も寝るために家に帰っているような状況で、本当に夫には申し訳ない限りです。理想的な組織といえばそう見えるかもしれませんが、仕事を優先するあまりに家族との時間が取れず、奥様に信じてもらえなかったり、しまいには離婚に至ってしまう人もいて、退職率も高く、深刻な問題になっています。自分の時間もしっかり確保してあげる。人生という名のハンドルの「あそび」の部分もひっくるめて考えてあげるのが上司の役割だと思っています。ですので部下に対してはデート優先の人生であってほしいと思います。その時間を取るために仕事も効率よく進めようとなるでしょうし、人を愛する心ほど仕事においても人生においても大切なことはないと思っています。