今年、日本経済はバブル崩壊後の長い低迷のトンネルを抜け出し、年間を通して景気回復基調を実現したと新聞やテレビは伝えています。でも、個人として景気のよい年だったかと尋ねれば、答えは一人ひとり異なるでしょう。

景気回復の度合いは業種、業界でまちまちですし、何よりもここ数年、高い成果を上げて評価を得た人と、それほどの成果を上げられず不遇をかこっている人の二極化がビジネスパーソンの間で激しくなっているからです。

さあ、では、みなさんはどうでしょうか。「昇進、昇格した」、「希望の部署に異動した」、「よりよい条件の会社に転職した」、「目標を達成した」、「高い業績を上げて評価された」―そんないいことが今年、あなたにはありましたか？