
現状を前向きに受け止めてのYES(holmeswat・福岡・パートナー有・39歳)
いいことも悪いこともあったのですが、天秤にかけていい方にします。私は派遣社員として働いています。通常ならば細々とした事務的な仕事ばかりなのですが、職場が海外のプロジェクトに参加することになり、なし崩し的に日々やってくる英文メールの翻訳、返信という仕事が増えました。独学で勉強してきた自分の英語のレベルの低さをこれでもか! というくらい認識させられますが、毎日英語に触れられて、仕事しつつ勉強できるのは、考えようによってはいいことなのかもしれません。その割に時給が安いのが悩みですが、こんなところにとどまりたくない、もっと上に行きたいというモチベーションは持ちつづけられるので、それもよしとしましょうか。
財産となる人脈を得たこと(mkawakami1970・岡山・パートナー有・34歳)
地方で発行している小冊子の記事を毎回担当し、取材から執筆までこなして1年半。その取材先は地元を飛び出し、関西、関東地方に及ぶまでになりました。しかもこうして積み重ねてきたものを評価していただき、著名な企業様への取材が順調に成功した1年となったのです。もちろん商品が一人歩きしたわけではありません。取材交渉から記事完成まで、そしていまもなお続く取材先企業様との関係こそ、今年得られた一番の財産であると、胸を張って言いたいと思います。
仕事の質が上がって収入もアップ(Crystal・海外・パートナー有・40歳)
フリーで仕事をしているので、収入に波がありますが、トータルで前年よりアップしました。収入がすべてではありませんが、仕事の質が上がったことが収入増につながったので、いい年だったと思っています。
これまで築いてきた信頼関係を再認識(うねちゃん・千葉・パートナー有・33歳)
転部のための引き継ぎを行うことで、いままでの業務を整理することができました。人に教えることのつらさ、しんどさも味わいましたが、結果として後任に喜ばれる引き継ぎができてハッピーでした。また、新しい部署での引き継ぎの際、関係部署の方々より今度あなたが担当になるということで安心しているという声をかけてもらい、信頼されていることに喜びを感じました。勤続10数年かけて得られた信用を今後も築いていこうと思いました。
つらい仕事から生きることを学んだ(えめらるど・東京・パートナー無・32歳)
組織再編のため土日も出勤というハードな幕開けだった2004年。勤続6年になり、抱える仕事もマックスに。自分の能力のなさに嫌気がさし転職を考え勉強をしました。セミナーに参加し、そこでの出会いからいろんなことを吸収することができました。いまは気持ちを切り替えて、「いま」により集中してより高く濃度の高い仕事がこなせるように日々奮闘中です。つらかった仕事から生きることを学びました。
蛇足ですが残り少ない2004年、「タイムマネージメントを身に付ける」、これが今年最後の目標です。
念願の正社員になれたこと(21・長野・パートナー有・31歳)
結婚してからまた正社員で働きたいと思っていましたが、なかなか世間は厳しく、最終的には派遣という形でいまの会社に入社しました。1年弱が経過したとき、正社員の話をいただき即答しました。もちろんYESと……。私の中では、正社員=安定でしたので、とても嬉しかったです。いずれ育児休暇をとって、働けるまで働き続けていきたいと考えています。念願の正社員になれたことが、今年の一番のいい出来事でした。

起業してから一番つらい1年でした(けこ・東京・パートナー無・40歳)
IT系会社の経営の立場です(社員はいなくてビジネスパートナーと一緒に、ですが)。今年は仕事の規模が小さく(=収益も小さい)、苦労しています。会社を始めてから一番つらい1年です。仕事のやり方自体も変えていく必要があると痛感しました。今年をバネに来年は巻き返したいです。
引き継ぎで苦労した1年(四葉のクローバー)
半年前に人事異動の余波で職務分担が変更になりました。新しいことに挑戦するのはやりがいを感じるタイプですが、前任者の職歴が長い上にノートやマニュアルの類がなく、まさに「生き字引」レベルで、大変でした。資料作成という定型的な事務なのに、なぜいままでにそれを形に残していないのか……。彼女は新しい仕事も覚えつつ私に教えなくてはいけないので、大変なのはわかってるのですが、結局は仕事に対する考えが大きく違うわけで、引き継いでいると度々それを感じます。営業のような、形にできないような業務ならともかく、自分ができるのは当たり前、周りもできるようにして一人前としみじみ思います。また、これからは具体的な業務に加えて、仕事に対する姿勢の部分でも、周囲の人も仕事ができるように、したくなるようになりたいと思いました。
ところで、いい会社=引き継ぎがうまい会社だと思いますが、どう思われますか? ぜひ、雑誌で掘り下げてみていただきたいテーマです。