
女性が輝いていれば、周りも明るく(scully・広島・パートナー有・37歳)
我慢=犠牲とするなら、Yesかな。母親が居ない寂しさを我慢する子ども、亭主関白できない事を我慢する夫……。我が家はワガママな家族なんでしょうね(笑)。小学生くらいの子どもは、母親が外で働く事への理解力が浅いような気がします。「ただいま」と言えば「おかえり」と声がある、人が居る生活を望んでいるでしょうし。でも、子どもと接する時間よりも、内容だと感じます。働くお母さんが幸せそうに見えるなら、寂しい思いをしたとしても、解ってくれるんじゃないかと私なりに解釈しています。きつい、苦しいと愚痴を言うような仕事はしたくないですね。母親は家族の太陽と姑にいつも言われますが、女性が輝いていれば、周りも明るくなるって事でしょうか。だから自信を持って働く事が出来れば、我慢=犠牲にはならないでしょうね。自己満足かもしれませんが。
家族で仕事をしている(ぐるたま・パートナー有・37歳)
下の子が保育園入園を機に仕事に出ました。といっても、自営業です。現場仕事も多く、仕事も朝8時前から、夕方6時過ぎまで。お客様との打合せは、夜や土日が多いです。私生活や、家庭が犠牲になろうが、生きていくためには働かなくてはいけません。犠牲になっていると考えるよりも、家族で仕事していると考えればいいかなと最近思うようになりました。手の空いている人がご飯を作る、洗濯をする、掃除をする。子どもの面倒を見る。上の子が、野菜炒めをつくってくれます。下の子は、掃除をしてくれます。
コミュニケーションが大切(K-CRAFT・東京・パートナー有・41歳)
ある程度は仕方がないとしています。専門の仕事を任されそれを果たすことで社会貢献や会社への貢献になり、給料がもらえるわけですから……。でも、家族のそれなりの覚悟や同意というか意思統一が必要ですね。それにはコミュニケーションが大切であると思います。仕事のため単身赴任を10年程経験していますが、いろんな点で大変犠牲になっています。経済的にはもちろんですが、子育て・教育、団欒の時間などを考えると、普通の自宅通勤者にくらべ、どうして自分の家族がこんなにも大変な思いをしなくてはならないのかと切なくなることもあります。そして、その切ない気持ちを補ってきたのが、家族との会話です。普段はあまり時間が取れないため、帰宅したときに精一杯いろんなことを会話するように努めています。それでも意思疎通ができず家族内でピリピリすることも、たまにはありますが……。しかし、会社の代わりはいても家族の代わりはいません。夫婦、親子、兄弟にとって自分自身は、あくまでもひとりで、代わりはいません。いざと言う時、どうしても傍にいる必要があるときは、仕事よりも家族を優先することが大切であるとしています。

早起きで良いライフスタイルを(シナモンクッキー・愛知・パートナー有・32歳)
犠牲になるのを仕方がないとは思いません。でも、私にとっては仕事も大切であり、仕事が充実していてこそ、仕事以外の時間も楽しめると思っています。私が、仕事も頑張りながら、家庭や自分のための時間を捻出するために一番効果的だと思っているのは、早起き。フレックス制度を生かして、早めに出勤し、できるだけ早めに帰ります。私は通勤に1時間以上かかるのですが、早朝の電車はすいているので、英語の勉強をしたり、本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、睡眠を補ったり……と長い通勤時間を逆に、スキルアップやリラックスに有効利用するように心がけています。早く帰れれば、晩ご飯もきちんと作る気になれるし、家族との時間も増えます。
定時に帰るための生活パターン(あかねまま・神奈川・パートナー有・35歳)
要は、どう自分の時間をやりくりするかだと思います。2歳の子どもがいる私は、少し早めに退社して子どものお迎えに行きます。ご飯を作って、食べさせて、お風呂に入れて、寝かせるまでは子ども中心に動きます。寝かせた後、または一緒に寝たとしても朝少し早めに起きて、残っている仕事またはやるべき仕事をこなすようにしています。定時に帰るためにはそれが当たり前だと思っています。
子どもは欲しいけれど(もりぴぃ・埼玉・パートナー有・33歳)
海外の主要国では平日も「家族そろって夕食を食べる」ことも当たり前、という言葉がとても胸に突き刺さります。衣・食・住は人間が人間らしく生きるために必要不可欠なものであり、その中でも特に食事は、生命を維持する基礎である事はいうまでもありません。皆で一緒に食卓を囲むということは、その場にいる皆が生命を維持できる幸せを一緒に分かち合うことでもあって、とても大切なことだと感じています。私は今は子どもはおらず、ゆくゆくは欲しいと思っていますが、引っかかるのはまさにこの点です。今の仕事を続けるのであれば、帰宅時間が遅いため一緒にごはんを食べることができません。子どもにそんなに寂しい思いをさせてしまっていいのだろうか? という点が、子どもを産むことに踏み切れない大きなひとつの要因です。今回のサーベイで改めてその事に気づかせていただきました。そして、今の時代はちょうどその過渡期なのだと思います。自分のためにも勿論ですが、次の世代の人達が、男女わけ隔てなく働きやすく子どもも育てやすい世の中になっているように、声を出して少しでも前進を続けたいと思います。
先を読んで動くこと(delmar・千葉・パートナー有・34歳)
私にとって毎日のテーマです。「仕事と家庭のバランスをタイムマネージメントしながら……」と、毎日必死です。きっと、これでよかったのかどうか? の答えは出ないまま、子どもの独立を迎えると思います。そもそも正解はその人それぞれで違いますしね。ワーキングマザーのデメリットはいろいろ投稿させて頂きました。超多忙な時や、自分が解決すべき問題が起きた時に「家族の病気」で周囲に「すいません、すいません」と言いながら帰る辛さ。駅まで涙が止まりませんでした。しかし、犠牲というより時間的な制約がある以上、限られた時間で200%燃焼するような仕事スタイルに切り替えました。逆境を力に変えてみようと思ったのです。「今日は、保育園のお迎えだから○時に出る」と決めたら即逆算して「○時までにこれ」「問い合わせが多そうなものは今すぐ出そう」「事前に一声かけておこう」、会議が早く終わるように、完璧にAgendaを作る。解決策は自分からいくつかProposalを用意しておくなど、「先の先まで読んでインパクトを検証しておく」癖をつけると自然とスピード感のある判断と仕事ができます。だって、他の人がそのインパクトに気が付いた時には、自分はその解決策を用意してあるのですから。これは、愛しい子どもを他人に預けても仕事をしてるんだから中途半端な仕事は嫌、できる限り早く子どもと一緒に家に帰ってあげたいという母のなせる緊張感あふれる仕事と自分では思ってがんばってます。現在の目標は「いつ自分が帰っても大丈夫なぐらいの仕事」です。
前向きに生活を組み立てていく(AK・東京・パートナー有・39歳)
以前はサラリーマンだったこともありますが、自営業といわれるものになって、さらに子育ても幼児期を経過して、考え方がとても変わってきました。今は、家庭生活の「犠牲」と感じることはむしろしないように、と考えています。現在も残業や休日の業務はたくさんありますが、子どもがシッターさんなど良い大人たちと関わったり、大人が不在の時間帯を子どもたちが自分たちの時間を自分たちでマネージしていけるチャンスと考えたり、でもやっぱりごはんはいっしょにたべようね、などと、私が前向きに生活を組み立てていることが家族の幸せとなるのがもっとものぞましいと思っています。そうは言っても、家庭をほとんど人任せにして、しかしバリバリ働いている、というふうに見える同業者の女性を見たり、同世代の男性同業者あるいは夫の状況をみて、落ち込むこともあります。でも、自分自身の家庭生活をきちんと営み、家庭生活を営むことによる地域社会とのかかわりなどの全体が、自分自身を形成しているのだということを思い起こし、自信をもって仕事に取り組むように心がけています。