
ナイター見ながら夕飯を(有依・東京・パートナー有・26歳)
ナイターを見ながら夕飯を食べる生活は、子どもの頃を懐かしく思い出させてくれます。古田選手が画面に映るたびに、意味もなく感涙していたわたしです。
経営者が野球大好きである必要はないと感じています。あくまでイメージですが、堀江社長がオーナーになると、現場に逐一、余計な口をはさんできそうな気がします。選手にとっては、金だけ出して、自由にやらせてくれるオーナーのほうが居心地が良さそうですね。
野球は、嫌いなものの一つでした(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)
そもそも野球に興味があったかというとNoです。小さい頃から、野球中継が入ると、番組編成は変わるし、延長すると後ろの番組がどんどんずれ込むし、嫌いなものの一つでした。野球自体も、ルールは複雑だし、プロ野球はテレビで見ていると、なんとなく緊張感に欠けるしで、嫌いでした。野球もサッカーも生で見たことはありますが、サッカーのほうが選手と観客が一体感を得やすいというのもあり、ここでもやはり野球は嫌い。
今回の騒動で、「ライブドアは一部の人しか知らないような企業だったのに、いいアピールをしたなあ(いつの間にライブドアが彼のものになったんだろう?と思っていましたが)」とは思っていましたが、野球に対するイメージは変わっていません。野球ファンを増やすという意味では、楽天やライブドアが球団を持ってみて、彼らがどう運営していくかによるのではないかと思っています。

野球をみんなで楽しもうよ(ミトン・東京・パートナー有・39歳)
一昨年、夫と一緒にマリナーズの試合を見に行って大変感動しました。メジャーリーグを観たことのある多くの人が持つ感想だと思いますが、地元の住民が自分たちのチームが大好きで、家族でそれを楽しんでいる。そんな空気感が球場全体を包んでいて……。
一方、東京ドームに巨人戦を観に行った時のこと、熱烈な巨人ファンであろう男の人の前を横切って席につこうとしたら、罵声を浴びせられました。なぜ……? 野球をみんなで楽しもうよ、という雰囲気がないような気がするのですが、皆さんどう思いますか?
今回の楽天vsライブドアも、野球をより楽しめるようにするためには?というふうに考えたいとわたしは思います。両社長の人間性なんて、ほんとのところはわかりませんし、今のこう着した世の中に一石投じたいという姿勢を持つ堀江氏を支持したい気がします。そして東北の人たちの意見を一番に考えていくことこそが、新球団設立のために必要なことなのでは?
野球にワクワクしなくなった理由は……(che-bella・東京・パートナー有・32歳)
子どもの頃は野球が大好きでしたが、ここ数年はプロ野球がつまらなく思い、サッカーのセリエAに魅力を感じるようになりました。ここ数年で“野球離れ”をした人が増えているようですが、野球がワクワクするものでなくなった原因には、根深いものがあります。今回の騒動を見て、プロ野球は今、変わらないと、ますます面白くないものになっていくと思いました。
楽天とライブドア、IT関連企業であることや30代の社長など、一見似ているような気がしますが、どちらが参入するかによって、今後の野球界は大きな違いが出ると思います。東大在学中に起業し、自分の力でやってきたという自信のあるライブドアの社長には、現在の「選手・ファンを無視した野球経営」を変える気力があると思いますが、現オーナー陣の数名と懇意であると言われている楽天の三木谷社長には期待できません。楽天はサッカーのヴィッセル神戸でもトルコのイルハン選手に11億もかけたにもかかわらず、ろくに利益回収もできないまま無断帰国されるという前例もあります。野球経営に食指を動かすのはまだ早いのでは?
今回の一件で、野球への関心が増したのでは?(たるたん・北海道・パートナー無・29歳)
どちらが球団を持つべきかという点に関しては、一概には言えないけれども、この騒動で野球に対する関心は増したのではないかと思います。わたしの場合は、父や祖父が野球観戦が好きだったり、男兄弟なので、周りの女の子に比べれば、野球と接する機会は多かったと思います。けれども、Jリーグが発足したあたりからは、あまり野球を見なくなりました。ひとつの球団だけに強い選手が集まったり、有名選手が米大リーグへ行ったり、とプロ野球への関心は薄れていました。今年に入って、日本ハムが地元に来たことで、また野球に少し目が行くようになったところへ、この問題。さらに関心は増したと思います。これを機会に球団のあり方など野球界の改革を進めていって、野球に向いた関心の目をよりひきつけていくようなものにしてほしいと思います。
そもそもドラフトを骨抜きにしたのは……(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
元々スポーツは好きですが、中でもプロ野球は大好きです。が、それゆえに元オーナーの「たかが選手」発言に象徴される某球団の一党支配ならぬ一球団支配には憤っていました。古くは江川問題に象徴されるように「巨人が通れば道理引っ込む」的な行動には辟易してきました。新人の契約金の高騰や裏金問題を引き起こしたのも、そもそもドラフト制度を骨抜きにした巨人のせいですよね。それに対して少しではあるけれど風穴を開けることができたんじゃないでしょうか?
最後は情熱が成功のすべて(Atlanta・神奈川・パートナー有・45歳)
ライブドアは、近鉄の合併話の時から、球団オーナーとして名乗りを上げていましたね。かなり野球チームに夢を持っている様子。オーナーのけんもほろろな態度は、気の毒でさえありました。楽天は背後には黒幕の影がちらついていて、不快。どのようなビジネスモデルでライブドアに対抗しているのか知りませんが、楽天社長は球界のオールドメンネットワークに操られるような気がします。経営のアイデアを出したり、数字を検討するのも大切だけど、最後は情熱が成功のすべてなんじゃないかな。というわけで、「負けるな、ライブドア!」。