
人気投票ではなく、ビジネスだ(ルミちゃん・東京・パートナー無・31歳)
仙台の地元の方たちには、ライブドアが先に来たので、人気があるようですが、これは人気投票ではなくビジネスだということを、皆さん認識すべきだと思います。もともと、近鉄も経営悪化からの、合併劇が起こったことを覚えていらっしゃるでしょうか?
マスコミの皆さんも何だか、ポイントをはずして騒ぎ立てているとしか思えません。とにかく、球団経営をするということからも考えて、具体性があるのはやっぱり楽天だと思います。経済界ともたくさんのコネクションを持ち、すでにサッカーにも参入しているということも考えて、経験も多少なりともあるので、ライブドアよりも信頼性もあると思います。楽天に対抗してか、芸能界の方々を顧問か何かに置くとのうわさもありますが、それはちょっと違わない?っていうところがあります。人気ではなく、いかに地元に根付いたビジネスができるかを考えて選んでほしいと思っています。
基準を満たすという点からは、両者合格なのかも(capital-one・埼玉県・パートナー無・32歳)
非常に難しい判断であると思います。基本的には経営能力がある会社が、まずは資本参加する権利があるのはビジネスでは常識です。しかしながら、今回のことでは複雑な条件がからみあっています。球団側は別として経営サイドとしては資金力がまず第一ですが、片や規模が大きくても負債が拡大しています。片や負債が少なくても規模が大きくありません。基準を満たすだけなら両者合格なのかも知れません。さらに収益の将来性という面では、両者ともに広告料収入が柱となる産業ではまさしくマッチする方向性です。いずれにしても好みで決定できるものではないでしょう。わたしは最終的にはどちらでも良いと考えています。

めでたしめでたし、の方法(stardust)
ダイエーも西武も雲行きが怪しくなってきましたね。プレーオフを導入して盛り上がった矢先、それも優勝争いをしたチームだというのに……。ダイエーは球団保有が事実上不可能という報道がありました。だったら福岡出身の堀江社長がダイエー(球団)を買って、楽天が新規参入ということで、めでたしめでたし、と上手くはいかないでしょうね。だったら、始めから近鉄を売却すればよかったんだから。なんかまた振り出しに戻ってしまった?
わたしたちは、もう二度と球団が去るのを見たくない(いつこ・福岡・パートナー有・44歳)
ぜひ、両者に球団を持っていただきたい。今のオーナーたちに感じる、野球は二の次、選手・ファンのことをまったく考えていない姿勢にはうんざりしていたので、本当に野球を愛しているのなら、ぜひオーナーになってほしい。
わたしが小学生の頃は、野球といえば巨人だった。さすがに長嶋さんが現役の頃は覚えていませんが、王さんが756号を打ったシーンは覚えていますね。ライオンズが福岡にいた頃に見に行ったこともあり、本物の小さいライオンがグランドにいたことぐらいしか、記憶にはありませんが、野球好きの父に連れられて行った平和台での光景です。今では、年に一度は球場に行くことが家族の楽しみで、日本シリーズのチケットゲットが誰よりも早いと自慢しています。ただし、今年はその日本シリーズが福岡ではないのが、残念ですが。
ファンはどこが保有しているのではなく、誰がオーナーかも関係なく、あの選手、あの監督、特に子どもたちはあこがれのヒーローを見ているのではないでしょうか。夢と精神論、根性のみでは経営は成り立たないでしょうが、わたしたちの夢と希望だけは奪わずに、野球界を盛り上げてください。できれば、堀江さん、ホークスを買ってもらえませんか。もちろん監督は王さんで。福岡のわたしたちはもう二度と球団が去っていく姿を見たくないのです。
少なくとも、初期は面白い銘柄では?(Sae・東京・パートナー有・38歳)
過去の球団経営の中で鉄道の占める意味は大きかったと思います。鉄道に乗って長い距離を移動して試合を見に行く。球場の中の飲食、おみやげ物も系列店で、所によっては遊園地とセットになっているものもあります。野球ゲームを楽しむために、交通費とチケット代と球場付帯施設での落とし金……と考えると、従来の球団は何重にもお金を取る仕組みが作られていました。
新規参入の経営者はこれらのインフラなしに収入を作っていかなければならないので、大変だと思います。しかしJリーグ流の地元一体型球団を作ることで足場を固め、ネット中継によるチリ積集金など、斬新なアイデアの実行力があるから、期待はできると思います。維持できるかどうかは注目していきたいですが、少なくとも初期は、面白い銘柄ではないでしょうか?
ある日突然「やーめた」はナシで!(Bise・東京・パートナー無・38歳)
そんな、会社の規模で決まってしまったら、夢も何もないです。どこまでビジョンがあるか、地域社会に貢献できるか、そういったことをじっくり吟味していただきたい。そうでないと、また無責任に、ファンの気持ちも考えず、近鉄・オリックスみたいに、ある日突然「やーめた」なんて言いかねない!