
壁は年々低く(月の猫・神奈川)
女性経営者ではありませんが、グループ会社で初の女性取締役が私の会社で誕生した歴史があります。かれこれ数年前ですが。女性が経営トップであることで損をすることというのは、旧態依然とした男性社会の慣習が壁となるという部分だと思いますが、壁は年々低くなっているのではと感じます。HP社のフィオレンティーナ氏に代表されるように、女性であることが、業界にとどまらず一般の注目を集め、企業イメージがアップするということもあると思います。他の方の投稿でもありましたが、今は、損をするよりはプラスに働くことのほうが多いと思います。しかし、失敗した時に「○○さんだから」ではなく「女だから」と性別で切り捨てられるのは、未だ、女性だけの現象ですね。男性経営者が失敗しても「男だから」とは言われないですよね。
ウリにできる(しゅーこ・東京・パートナー無・31歳)
私が秘書を務めている社長は女性です。女性だからこそ、セミナーなどで講演を行うと、目立ち、弊社のビジネスに興味を持ってくれる企業や人が多々アプローチしてくれます。この社長のコネクションは、ビジネス上、とても大切なものになっています。もちろん、女性の中でも、魅力的な要素を持ち合わせているからかもしれません。ですが、「女性」という点が、他社との違いで、ウリにできている部分が多く、損はないと感じています。むしろ得しています。
知らぬ間に(なかなか@なかなか・大阪・パートナー有・36歳)
会社での女性の活躍が増えてきました。徐々にではありますが不利な面が減ってきているのではないかと思います。但しいろいろなことがあるように思います。こんなことがありました。私の同期生の女性は人柄も良く、仕事ができる人でした。男性の私は普通に仕事をしているのですが、知らない間に傷つけていたりということもあるようです。男性の上司が特にその女性に肩入れしていくようになりました。仕事の中でどうしても男だから・女だからということがでてしまうように思います。自然にというのは難しいですね。バリアがなくなるにはもう少し時間がかかるように思います。
メリットを十分に生かしてます(小林哲之・東京・パートナー有・37歳)
義理の母も、家内も、社長もしくは社長経験があります。両名とも女性であるメリットを十分に生かして社長業をやっています。彼女らの持論は「男性と同じ扱い」を要求するから問題が起こるし不満も出る。「女性であることをうまく使う」ことでメリットを出すのだと言います。今回のテーマにあるように「損なことが多い」と思われているので、それを武器に使うのだと言っています。