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サーベイ

2004/11/22(月) - 2004/11/26(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ子どもの誘拐、殺人事件、わが子に伝えますか?

投票結果 現在の投票結果 y87 n13 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
古荘純一
古荘純一 小児精神科医・青山学院大学助教授

ご意見ありがとうございます。 「伝えなくても知っている」という意見が多いようです。一方で、「どこまで、どう伝えるか」も難しい問題ですね。一般論を述べる前に、子どもといっても年齢で事実の認識力が違……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

すべて伝えて注意喚起のきっかけに(あきんぼ・東京・37歳)

東京の都心に住んでいます。自分の育った地域ですが、時代が変わり、不審者情報も増えているように感じます(当時は、大人が隠していたのかもしれませんが)。学校でも、不審者情報を子どもと父兄の両方に流して、注意を喚起しています。普段から、連れ去られそうになったときの対策は、学校でも家でも教えています。不審者情報が殺人事件につながり得ることも、当然、子どもに伝えています。逆に、このような事件は、子どもが注意するきっかけに利用させていただいています。

映像ではなく、言葉で(DEYOKO・海外・パートナー無・28歳)

映像を見せるのではなく、言葉で、警戒するように伝えると思います。出かける際にも、行き先や帰宅予定時間などを家族に伝言するよう、習慣付けるようにしたいです。

人を見る目を育てたい(binko・大阪・パートナー有・42歳)

いつもラジオ生活ですので、世の中で起こったことが耳から聞こえてきて、子どもも同じように聞いてますので、伝えるも何も、そのニュースについて聞いてきます。その都度、どういった事件なのか教えて、その対策を一緒に考えていくようにしてます。子どもは、大人が考えている以上に鋭いので、ちゃんと話します。人を信じられなくなるようになる前に、そういった人もいるので気を付けるように、人を見る目を育てるようにしてます。その方が、子どもが危険を避けられるからです。よいことだけを教えても、意味がないから。

自衛のためにたくさんの顔見知りを(maggiemaggie・藤沢市・パートナー有・35歳)

学校でも先生から聞いて帰ってきますし、家庭でも子どもには話します。まだ低学年なので、出かけるときには必ず一緒に出かけ、1人で買い物もさせません。残念なことですが。事件については、「必ずしも悪い大人ばかりでない、しかしながら弱いこどもを連れて行ってしまうような怖い人が外にはいるから、知らない人には絶対に付いていかない」と約束をしています。「あなた(子ども)が知らない人に、お迎えを頼んだりしないからね」、と。

殺人まで話すのにはちゅうちょしますが、佐世保の事件のことは話しました。私はあまり社交的な方ではありませんが、わが子に関しては、大人、こども関係なく、顔見知りをたくさん作ってあげたいと思っています。

テレビを見ながら話し合う(みきじろう・神奈川・パートナー有・37歳)

親が黙っていても、メディアを通して犯罪の内容が伝わってしまう今日。中学生の娘とは、犯罪事件についてテレビを見ながら話すことがあります。「被害者にも非があったのではないか」ということをメディアの影響で娘が口にすることがありますが、「どんな理由があったにせよ、命を奪ってしまうということは絶対にしてはいけないこと」という内容の話をよくします。 

NO

どう対処、フォローすればよいのやら(chibayan・鹿児島・38歳)

4歳の子どもがいます。私の気持ちとしてはNOなのですが、古荘さんのおっしゃるとおり、現実としては、テレビのニュースを子どもと見ていると、どうしても耳に入ってしまいます。子どもはそれなりに「悲しい出来事」が起こったことを察知し、「○○ちゃん、かわいそうだね」と言ったりするのですが、果たしてどれほど理解しているのでしょうか。そのような出来事を自分の口から発することに嫌悪感を覚え、事件に関していろいろと細かいことを聞いてくる子どもにも、ついついあやふやに答えてしまう私がいます。このようなニュースを見たり聞いたりした子どもにどのように接し、フォローすればよいのでしょうか。

伝えるべきは身を守る方法では(ゆうな)

いたずらに子どもに恐怖心を与えなくても、大人がきちんと考えればいいことだと思う。子どもには事件を直接伝えなくても、「こういう人がいても付いていっちゃダメ」とか、抽象的な言い方で充分のような気がします。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

年齢によって違う認識力を考えて

ご意見ありがとうございます。

「伝えなくても知っている」という意見が多いようです。一方で、「どこまで、どう伝えるか」も難しい問題ですね。一般論を述べる前に、子どもといっても年齢で事実の認識力が違う、という観点から考えてみたいと思います。

子どもは発達の途上にあります。1人歩きは12カ月ごろ、2語文を話すのが1歳半から2歳ごろなど、健全な発達については多くの本で述べられています。しかし、「嘘をつく」、「自殺、他殺を理解する」などの、いわゆる意識的に大人が伝えたくない、伝えられない事項に関する発達についてはほとんど述べられていませんし、研究もわずかです。2〜3歳の子どもには嘘をつく能力が備わっているといわれます。2歳前でも、人によって自分の態度を変えることができるようです。また、5歳ごろまでには死の概念を持つが、自殺や殺人についての理解は漠然としていると思われます。ところが、少なくとも8〜9歳までには、その概念を完全に理解するといわれています。

嘘をつくことが可能な年代までに「嘘をつくな」、自殺を理解できる年代までに「人を殺すな」と教えることは、現実的ではないでしょう。2〜3歳の子どもが嘘をついたり、逆に子どもが嘘を見抜いた際に、じっくりと話をしながらしつけることが必要でしょう。学童であれば、殺人の報道に遭遇した子どもに、嘘をついても見抜かれてしまいます。死についての概念が不十分な小学校入学前(すでに持っているかもしれませんが)は、親が守るという態度を示し、実際にそういう態度をとる必要があるでしょう。

小学生以降であれば、事件を適切に伝える必要があると思います。事実を知っていても知らなくても、真剣に話をするよい機会と考えてはいかがでしょうか。子どもが幼少のころは頭ごなしに「〜してはだめ」、「〜しなさい」という指導をしがちでしたが、このころになるとその限界を感じることでしょう。

それでは、子どもに事件をどう伝えたらよいでしょうか? 活発なご意見をお待ちしています。 

古荘純一

古荘純一

小児精神科医・青山学院大学助教授

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