
メディアによる情報の誤り、偏りを補うように(慈雨・愛知・38歳)
メディアによる情報はときに誤ったものであったり、偏ったものであったりするので、ニュースを見ていて事件が子どもの目にも触れたなら、自分が子どものころにあった経験などを踏まえて伝えます。気を付けているのは、「知らない人=危険な人」という偏見を、子どもに植え付けないようにするということです。
地域社会で育てるという意識が必要(ティファニーランチ・山形・パートナー有・43歳)
子どもにも自己防衛の方法を教えておく必要性が出てきましたね。自分を守る、家族を守る、これは当たり前ですが、大人として、他人を守ることも重要なことと思います。
昔は、「遠い親戚よりも近くの他人」などといってご近所付き合いを大事にしてましたが、いまの世の中「お隣は知らない人」が多いのでは? やはりご近所付き合いはした方がいいです。地域社会で子どもを育てていく、という意識を持った方が、子どももより多くの見解を持てると思います。大きくなって犯罪者にならないように、地域で健やかな子どもを育てたいものですね。
身を守るための具体的な話をしたい(yura・愛知・パートナー無・40歳)
小学4年の女の子の母です。事件の偏執的な部分は、私の口からは伝えられませんが、メディアや身の回りからある程度の情報を得ているだろうと思います。
具体的に生々しい話はできないものの、世の中には私や娘には理解できない行動を取る人や、理解できないし好を持っている人がいるから注意するように、と言ってきました。とはいえ、現実的にその話で身が守れるかというと、いまで話してきたことは、身を守るという点で具体的ではなかったと思います。反省点です。
子供は、意外と楽天的に、相手に立ち向かっていけると思ってしまうようです。まずは、圧倒的にあなたは弱いのだという事実、とにかく逃げる術。まずは、そんなことを伝えていきたいと思っていたところです。
幼稚園の娘も現実を知るべきだと考えます(EVITA・大阪・パートナー有・40歳)
現在、娘は幼稚園児ですが、世の中には悪い人間がいて、誘拐や殺人を行う場合もある、と日ごろから話しています。現実を知ることは、幼い娘にも必要なことだと考えています。
子どもたちが興味本位に走らないように(moomingmama・神奈川・パートナー有・37歳)
教訓にすべく、子どもの分かる範囲で伝えています。学校でも友人たちとの会話の中で話が出るようなので、各家庭での話し合いが大切だと思います。子どもたちだけで間違った方向に、特に興味本位に走らないよう注意しています。
今回の奈良の事件の被害者は、わが子と同い年。なので、わが子には、保護者が送り迎えをすることの必要性を伝えています。「もう大丈夫だから、1人で帰る」と言っても、どこに落とし穴があるのかわからないのでお迎えまで帰らないように、と注意しました。