
「日常」として考えると(Crystal・海外・パートナー有・40歳)
まず、韓国うんぬんより、自分が住んでいる国と、夫が住んでいる国以外の土地で暮らしたいと思うことがありません。行ってみたい国、何度も行っている大好きな国はあります。慌しい旅行ではなく、長く滞在したいと思った国もあります。でも、それはあくまで「非日常」を過ごす場所として。
語学に自信があるわけではないし、夫もわたしもそれぞれの国で、言葉の壁、根本的な風俗・習慣や衛生観念の違いに「日常的に」苦労しています。それらをすべて受け入れる覚悟がないと、「暮らしたい」という気持ちにはなれません。
親しい韓国人の友人もいますし、韓国そのものがイヤということではありませんが、行ったこともない、言葉を含めて事実、現実をよく知らない国に対して、「行きたい」ではなく、いきなり「暮らしてみたい」という気持ちにはなりません。
日本で友好関係を築く(月の猫・神奈川・37歳)
仕事で、どうしてもということであれば考えないわけでもないけれど。というのがここ数日、サーベイでのキャスターや皆さんの意見を読んでいて考えた結論です。もう、忘れかけてる人もいるかもしれませんが、JR新大久保駅で、酔って線路に落ちた日本人を助けた韓国人留学生の方のことを思い出しました。彼は、きっと志半ばで、日本という地で亡くなってしまい、残念だったろうな。
いろいろなハンデを意識しながらも、留学・就職という形で日本に来られている人は多数いるのですよね。日本がその人たちに優しい国なのか? という点には疑問を感じざるを得ません。
わたしは特に差し迫った理由がない限り、韓国での生活に飛び込む勇気はないけれど、もし、そういう場面に遭遇したら、日本や日本人の印象をプラスにできるような行動がとれればと思います。それは、草の根からの友好関係を築くことが一番大事なことだと感じるからです。たとえが大きくなってしまいますが、アメリカで活躍しているイチローのように。
韓国に対して差別意識が(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)
旅行で韓国に行くのは好きだし、学生の頃はすぐそばに韓国からの留学生がいたし、友人にも在日3世の韓国人がいます。しかし、我が家では韓国製品を使わないとか、無意識のうちに韓国を差別しているようなところがあります。面白い国だとは思っているけれど、対等な国というわけではなく、どこか見下しているのを感じます。もし、韓国が日本よりも完全に経済的に豊かになってしまったら、よく思わない日本人は多いのでは?と思います。