「家事はしなくて良いから出世してほしい」、「自分を思いやってくれるのが第一で、出世は二の次」の割合がほぼ半々だった前回のサーベイ。今回は、前者が約7割、後者が約3割という結果になりました。
このテーマの趣旨は、「出世はもはや意味がなくなり、それよりも夫婦が互いに思いやって楽しく生きていくことを重視するようになってきた」というものでした。とすると、今回の結果は、どうでしょう? やっぱり出世!? 出世回帰!? ということなのでしょうか?
Yesという答えた方のご意見は、玉村さんがおっしゃったように、料理上手な男性とは人生を豊かに共に楽しめるから、と評価されている方が多かったようです。これは前回も同様で圧倒的に多いご意見でした。
一方で、Noと答えた方のご意見は、さまざまでした。絶対出世!という方から、「出世に価値を感じていない。それよりも仕事に誇りを持っているかが大事」、「男性にとっての趣味である料理と、仕事は比較できない」、「料理上手は仕事もできる」などなど。
要するに、出世回帰ということではなく、「料理ができるからといって仕事ができないわけではない」「料理ができるからといって家族思いとは限らない」ということなのでしょう。
男性と女性の役割、夫婦のスタンス。さまざまなことが変化していく中で、人も多様化しているということなのでしょうね。