
子どもにとっては新しい味の体験(もい・茨城)
子どものころ、母はあまり既製品に頼ることがなかったので、冷凍食品や惣菜、インスタント食品(もちろんファーストフードも)を口にする機会はほとんどありませんでした。そのせいか、たまに食べる機会があると「こんな味の食べ物があったのか!!」と感動することもありました(母が聞いたら情けなくなるかもしれませんが……)。ですから、親(作り手)としては罪悪感があっても、子(食べる側)としては新しい味の体験となり、冷凍食品の利用は一概に悪いこととは言えないように思います。
自分の時間と経費を考えると(月の猫・神奈川・37歳)
楽する罪悪感、わたしはありません。今のように特に野菜が高い!という時などは、冷凍野菜などは「ありがとう!」という感じですね。わたしはそんなに気にしない。自分の時間と経費を考えると、絶対に得する部分があるから。インスタントのダシの素はOKで、冷凍食品は駄目ってのは、「メクソハナクソ」レベルだと思っております。どっちもどっちよというか。ですので、ぜーんぶ自前という方には頭が下がります。でも、そこまで食事だけに時間が割けませんから。冷凍食品だって、家で食事ができるならいいじゃないですか。
心を込めて作る過程を望まれているから(wakano)
特に温めるだけの冷凍加工食品についてですが、大切な家族に毎日、毎食冷凍加工食品を食事として出していたら後ろめたくなると思います。「お前はそんなに日々楽に走っているのか?」と疑われそうで……。冷凍加工食品は多少割高な面もあるので、家計の圧迫と楽に走ることの2点でいろいろ周囲に小言を言われそうな気がしてしまうのです。冷凍のうどんや魚・肉を使って自分が料理するのなら、何の後ろめたさもないと思いますけど……。きっと心を込めて作る過程を望まれていることを感じているから、それに多少なりとも応えたいと感じているのだと思います。
わたしにとっては冷凍食品さまさま(chizu22・山口・パートナー有・26歳)
毎日利用してます。残ったおかずやくず野菜はとりあえず冷凍して保存しておくし、冷凍食品も常に常備。お弁当にも重宝します。冷凍食品を利用することに後ろめたさが当初はありましたが、考え方によっては、外食するほうがよっぽどよくない場合もあると思うので(栄養面などで)、一品二品の冷凍食品くらいに目くじらをたてることでもないと思ってます。無駄がなくなって食費も浮くし、手間は省けるしで、わたしにとっては冷凍食品さまさまです。
「中華丼の具」をラーメンのスープに活用(ちゃぴママ・東京・パートナー有・35歳)
「さぬきうどん」「ラーメン」などの麺類で、冷凍食品をよく利用します。特にうどんは、手軽でなかなかコシもあり、焼きうどんにしてもおいしくでき上がるので重宝しています! スーパーの特売で4割引の時に、まとめ買いすることが多いですね。あとは「中華丼の具」も、最近よく購入しています。ご飯にかけるだけでもいいし、かた焼きそばのあんにしたり、ラーメンのスープにも使えます。
野菜・肉・魚は、あまり買いません。生の食材を買って、切ったりなどの下処理をしてから、ラップに包んで冷凍庫に入れておきます。特に肉・魚は、キッチンペーパーで少し水気を取ってから、塩・コショウ・ハーブなどを軽く振っておきます。そうすると、使うときに楽なので……。
「奥の手」として冷凍食品が登場(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
まったく使用しないわけではありませんが、その日に手作りを心掛け、「奥の手」として冷凍食品が登場します。夫と二人の生活なので、料理によってはいちいち材料をそろえるのは不経済なものもありますので、その時は調理済みのものが登場。肉類やゆでた野菜などは小分けにして冷凍。スーパーのトレーに入れたままでは場所もとりますよね。
遠隔地の新鮮な食品を味わえる!(ぷろ子・愛知・パートナー有・34歳)
活用ということとちょっと違うかもしれませんが、遠隔地から新鮮な食品を取り寄せるときは必ず冷凍でクール宅急便などで届きます。冷凍という技術があればこそ、家にいながら日本中の味覚が味わえるのだなあ、と今日は九州の辛子明太子を食べながらしみじみ思いました。