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2004/1/19(月) - 2004/1/23(金)
2日め

テーマ鳥、牛問題。食卓に影響あり?

今日のポイント

これからずっと避けられない問題になりそうです

投票結果 現在の投票結果 y59 n41 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
道畑美希
道畑美希 フードコンサルタント

食の安全問題、いよいよ来るものがやってきた。という感じです。わたしたちに突きつけられた課題は、まずひとつ、食品リスクについていかに対処するか、ということ。そして、食料の海外依存をどう考えるかということ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

現地での周囲の反応は変化なし(jotyuki・ハワイ・パートナー有・36歳)

米国のBSE感染牛の発見からどうしてもビーフを食べる気になりません。子どもたちはハンバーガーが大好きですが、ここしばらくは全然食べさせていません。日本はBSEの全頭検査をしていますが、ここ米国ではこれまで8,000頭に1頭を検査をしていたと知り、ぞっとしました。ここの人々の反応は日本とまったく違ったもので、ハンバーガーもステーキもこれまでと同じように食しています。日本の過剰反応とどちらがいいとは言い難いですが、潜伏期間が約15年ということで、まだまだわたしのビーフ離れは続きそうです。

食卓のみならず心の問題として心配(big5・東京・パートナー有・31歳)

信頼が減ってしまって残念。病気は必ず起こるものなので仕方のないことだけれど、バレるまで黙って出荷するとか、日にちをごまかすなど、売り手都合のイカサマが心配です。最近の問題は一次生産者の責任ではなく、加工・流通部門の強欲と怠慢がまきこした問題と思います。異文化コミュニケーションにおいて、相手がすすめた物を食べることは究極の信頼の表現。他人を信頼できなくなりそうで、食卓のみならず心の問題として心配です。

レトルト食品や外食が怖い(ウミウサギ・京都・パートナー有・30歳)

昔、山沿いの水も空気もよい土地から、都会の真ん中へ引っ越したとき、アトピー性皮膚炎を発症し、空気清浄機とミネラルウオーターに救われたことがありました。それ以来、食品も含めて身の回りの物に気を付けています。先日、半年前の卵を出荷していたというニュースもあり、食品の表示が必ずしも信頼できないという不安はありますが、味覚と自分の体の反応を頼りに、信頼できる食品、それを扱うお店を見つけています。鳥・牛問題のニュースを見て、買い物に変化はありませんでしたが、忙しい時のレトルト食品や外食が怖いなと感じています。

芽が出てこないジャガイモに怖さを感じた(saji・東京・パートナー無・32歳)

基本が菜食なので、今回の鳥、牛問題にはそれほど個人的には敏感にはなっていません。ただ、野菜も安心かといえば、けっしてそうではないと思いますし、毎日自炊するわけでもないので、自分が口にしているものの安全性なんて、正直わかりません。先日、ジャガイモを買ったことを忙しさのあまり数週間忘れてしまっていましたが、野菜室の中で見た目に何ら変化していないジャガイモを見て、少し怖くなりました。昔だったら、一週間もすれば芽が出てきましたよね? せめて自分で料理をする時くらいはなるべく無農薬のものや産地がきちんとわかる物を選ぶようにしていますが。「それでも100%安全、というものはないんだな」とあらためて感じました。

BSE発生以来、牛は一切食べていません(メイ・サートン・兵庫・パートナー有・39歳)

わが家ではBSE発生以来、牛は一切食べていませんし、牛由来のゼラチン、牛脂、牛コンソメなどが入っていない食品を選んでいます。ちょっとやりすぎか、と思われる方ももいらっしゃるかと思いますが、2つの理由に基づいています。

一つ目は、英国でBSEが話題になった1999年当時、その英国に長期滞在する機会があり、連日BSEの報道がされていたこと。テレビでは幼少時にBSEに感染し20歳ごろに発症し、親に介護されている人々の姿が報道されていました。日本ではBSEに感染したら具体的にどのような経過をたどるのか、視聴者が理解できるように報道されているでしょうか?

ニつ目として、薬業界に対しては牛由来のゼラチンの安全性が確認されるまで使用が規制されています。厚生労働省のこの通達により、いくつかの製薬会社は対応を迫られています。同じ牛由来の原料を使っているはずの食品業界にこれらの規制がないことがわたしには不思議です。

これらの例を通してお伝えしたいのは、国は必ずしも国民に必要な情報を開示していないのではないか、また規制というのは少なからず政治的圧力(この場合でしたら製薬業界には圧力がかけやすかった)の影響を受けるのではないかということ。食品も世界各国からいろいろな素材が輸入されてきますし、牛や鳥に限らず遺伝子組換え食品の安全性などを考え始めたたら不安な要素は数限りなくあります。わたしたちに求められることは、正しい情報を正しく咀嚼(そしゃく)し、科学的に判断する必要があるということ、そして行政にはその判断ができる材料を公開してほしいです。

NO

業績悪化をあおらないで(ジェイ・東京・パートナー有・27歳)

SARSといい、みんな騒ぎすぎ。その産業に携わる人の気持ちも考えてほしい。「うわさ」だけで業績がガクッと下がってしまう風潮をあおるワイドショー・ニュース番組は許せない。

食に関して疑わしいものが多すぎる(ちぇっきー・神奈川・パートナー無・33歳)

影響はあまりないと思います。以前から生協を利用し、生産地などがはっきりわかるものを購入しています。最近、とくに食に関しては疑わしいものが多すぎると思います。から、生協は安全で価格的にも納得できるので、とてもいいと思います。

食品業界に身をおいているだけに(じゅん。・大阪・パートナー無・31歳)

食品業界にいて、自分が開発した商品の原料の原料にまでどういうものが使われているか把握しているわたしには、「ここまで管理しているのよ」という気持ちがあるからでしょうか、あまり気にしてはいません。すべての鳥・牛などの食品は、ある程度品質管理を行われていると思いますから(すべてがそうだとは思いませんが)。また、流通管理がしっかりしている生協で、いつも買い物しているからかもしれませんね。あと、未来のある子どもが家族にいないのも一つの理由だと思います。子どもがいるとしたらならば、食べ物の出所には神経質になっているかもしれませんね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

マスコミに踊らされないで。冷静な判断を

食の安全問題、いよいよ来るものがやってきた。という感じです。わたしたちに突きつけられた課題は、まずひとつ、食品リスクについていかに対処するか、ということ。そして、食料の海外依存をどう考えるかということです。

では、食品リスクについて考えていきましょう。牛肉を食べない方もいらっしゃるようですが、BSEの影響は、わたしたち日本人にとってそれほど深刻な問題でしょうか? メイ・サートンさんがおっしゃるように、ヨーロッパ、とくにイギリスでのBSE問題は、確かに深刻です。

これまで約18万2000頭のBSEが発生し、BSEの原因と言われるプリオンが人間の体内に入り発症するvCJD(新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)に、不幸にも約143人の人が罹患しました2003年までのデータ)。翻って日本での発生件数は、昨年11月までで9例です。イギリスの人口が日本の約半分であることを考慮し、また内臓類を食べる習慣のあまりないわたしたちにとって、BSEの影響は、それほど恐ろしいものではないと考えられます。もちろん、発症の確率はゼロではないですが、たばこや車の排気ガスが原因で肺ガンになる確率に比べれば、かなり低い確率であるとも言えます。従って、国産牛の全頭検査も、そこまでコストをかけてやるほどの意味があるのか、甚だ疑問です。

テレビで、ショッキングな場面を見せられれば、確かにすべてのものが危険に思えてきます。でも、その場面が至るところで起こっているのでしょうか? 一部分をとらえて、すべての問題とすることほど危険なことはないと思います。

鳥インフルエンザについての報道では、ベトナムで鳥インフルエンザに感染して死に至った子どものことが放映されていました。お母さんの嘆き悲しむ姿。確かに悲しい、恐ろしいできことです。でも日本でこの病気に感染する確率はどれくらいでしょう? 彼らは、衛生状況も日本とは異なり、家の庭で鶏を飼い、いつも鶏と接している毎日です。鶏など動物園でしか見たことがない暮らしをしているわたしたちが、感染する可能性はどれほどあるでしょう。

もっと広い視野を持って、マスコミの情報、また思い込みに振り回されることない判断力を培って欲しいと思います。今回の問題は、わたしたち消費者にも大きな転換を迫っていると感じます。では、引き続きご意見をお待ちしております。

道畑美希

道畑美希

フードコンサルタント

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