

慎重に罪を裁くという良さもあるが(エイラ・パートナー有・31歳)
しっかりと審議が行われるのであれば、Yesです。今現在の裁判の流れや仕組みを知っているわけではないので、どうして何十年もかかるのか、結審されるまでの時間はいったい何が行われているのか、わからないので、意見が言える立場ではないのですが、あまりにも時間がかかりすぎているように思います。お金も時間もかかりすぎて、裁判を起こして結果がでるまで、人生がストップしてしまう気がします。裁判を起こすのに相当な決意が必要な今の状況は、おかしいと思っても訴えられない仕組みを作り出しているようにも思います。じっくりと腰を据えて審議し、慎重に罪を裁くという良さもあるとは思いますが、もう少し迅速であってもいいのではないかと思います。
迅速化=スピード優先?(いまいくん・埼玉・パートナー有・41歳)
基本的にはYesですが、裁判は結果によって人の一生を大きく左右することにもなりますがので、手続きの効率化などによる迅速化はけっこうですが「スピード優先」では困ります。しかし日本の場合、迅速化=スピード優先になりそうで怖いですね。
判決が出るときは、事件が風化している(サイコ・神奈川・パートナー有・57歳)
本当にいつも判決が出るときは、もう事件が風化している時で、なんだかしらけてしまいますよね。当事者の方を思うと胸が痛くなります。
もっと法律を身近に感じる機会が増える(トシ93・岡山・パートナー無・26歳)
裁判の迅速化を望みます。わたしは会社員で、裁判のことはよくわかりませんが、裁判はなぜ判決が出るまでに時間がかかるのかといつも疑問に思います。わたしの身近に、相続問題がありました。裁判ではなかったのですが、司法書士の立ち会いで、調停を行いました。たしか調停の期間が3、4年かかったように記憶しています。滋賀県(当事者の住まう所)から、大阪の裁判所や弁護士の所まで、裁判の当事者が毎週のように通っていました。長期間のことで、近所の人に「まあ、裁判所まで出て!」と言われたこともありました。わたしは弁護士の方に法律の相談をするのは、特別なことではないと思います。弁護士に相談することを特別なことと思っている人がいるように思います。法曹人口を増やすのは、もっと法律を身近に感じる機会が増えると思います。
基本的な法の理念が忘れられないよう(月の猫・神奈川・パートナー有・37歳)
Yesではありますが、制度がきちんと整ってからという前提付きです。それは裁判そのもの以上に、それを行うことで影響を受けるすべての人々、特に裁判官などへの影響をよく考えた上でと思います。わたしは法曹関係者を身内に持っていますが、年間何百件という係争を裁いていました。迅速にすることによって、被害者、被疑者どちらの不平も起きてはならない。法の下での平等。疑わしきは罰せず。最近は「逮捕=容疑者=犯人」となりがちですが、「容疑者」は判決が確定するまでは、あくまでも「一民間人」です。迅速化により、そういった基本的な法の理念が忘れられないことを祈っています。
20年間あまりにも遅すぎる(binko・大阪・パートナー有・40代)
昔の事件ですが、ボランティアである数人の子どもを何時間か見ている人が、子どもの一人を死なせてしまった事件では、結局、最高裁で被告が無罪になって終わりました。でも、かかった時間は、20年です。かかりすぎ、20代だったその人は、このために、若い人生の大半を棒に振ったのと同じ。20代から40代の20年間は、女なら、子どもを産んで育て終わることができ、キャリアウーマンでなら、一番の信用と信頼とを得られる時期でもあります。しかし、この人は、裁判でしかも、世間から罪人ととして扱われ、無罪を勝ち取ったとしても、子どもを産む時期を逸し、人生がまともに過ごせなくなっていく様子が伺えます。20年間あまりにも遅すぎます。せめて、5年ですね。

裁判件数が増えるのではないか?(ROSAY・東京・パートナー有・27歳)
長い期間を費やす裁判は少しでも迅速化を望みはします。でも、時間だけの短縮に集中するだけでいいのでしょうか。もし、自分が裁判にかけられるとしたら、十分に審議するのであれば、時間がかかってもいいから、真実を明らかに、そして、正当な判決を望みます。経験がないので、何とも言えませんが、迅速化したら、どんなことでも裁判にかけれそうで、わがまま言いたい放題の社会になりそうにも思います。

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