
アレンジのコツがわかれば楽しめたかも(ぶぅ太郎・東京)
以前フラワーアレンジメントのスクールに通ったことがあります。まずは、自分のセンスのなさにがっくり、花が枯れてがっくり、先生の指導の仕方にがっくり、とだんだん“がっくり”が多くなって、「わたしには向いていない……」と挫折した経験があります。アレンジをしていると、あまりにも一つの花の周辺だけを見すぎて全体が見れませんでした。
気がつけば、ずんぐりむっくりの花の塊ができていました。夏になると、せっかく家に帰ってアレンジしてもすぐに花が枯れてしまいました。長持ちさせる方法について印刷物をもらっていたのですが、スクールで実際に教えてほしかった。
結局、最後まで、アレンジのコツがつかめずに終わりました。アレンジの名称やテクニックだけではなく、コツが楽しくつかめたら、また花に対する気持ちも違っていたかな、と思います。
センスがないとわかって(マリア)
学生のころはフラワーコーディネート、社会人になってからは生け花を習いましたが、センスがないとわかってからやめてしまいました。自分ではきれいにできたと思っても、隣の席の人は何のともいえない雰囲気の花を造っている……。大好きですが、花は人に夢を与えると思っているわたしは、センスがないのは罪だと自覚する瞬間でした。
食べていくのは難しい(ギエム・東京・パートナー無・48歳)
会社を辞めて一度、トライしたことがあります。長年、習っていた生け花に加え、イギリスでフラワーアレンジの資格も取得しましたが、お花で食べていくのは難しいです。今では、好きなことは天与の才能でもない限り趣味にとどめたほうがずっと楽しめると思っています。
「詳しく知っている人」にはなりたい(しろりむ・三重・パートナー無)
プロというのが「専門的職業」をしている人という意味なら「No」ですが、「詳しく知っている人」という意味なら「Yes」です。自然にもっと親しみたいので、今度「緑と花の知識認定試験」を受けてみようと思っています。この試験は資格試験ではなく、「木と花の友達になろう!」という試験。誰でも受けられます。過去の問題をみても、花の名前を問うだけでなく、花や木に関することわざや文学、美術など、いろいろなジャンルが出題されていておもしろいですよ。