生け方を知らずせっかくの花束が……(Hanapi・東京)
昨年転職をした際に、前の勤務先の方々から何回か花束をいただきまました。それぞれ、わたしのイメージをお花屋さんにいろいろ伝えてくれたようで、大好きな色合い、雰囲気、アレンジがしてあって、贈り手の気持ちの伝わる、心温まる花束ばかりでした。
しかし、家に帰ってきて花瓶を生けると、いきなりその魅力が半減どころか皆無に近くなってしまいました。これは花を選ぶセンスではなく、生け方を知らないからなんだろうな、と思いました。
よくコップに一輪さしておく、という話を聞きますが、それすらうまくできません。悲しくなってしまいます。「この花瓶の時には、これくらいの茎の長さにして、○○を意識しながら、こういう生け方をするときれいに飾ることができる」というコツをつかめたら良いのにと思います。今度、フラワーアレンジメントを教えている友人のところに、花瓶を持ち込んで、特訓してもらおうと思っています。
1種類の花を生けるのが好き(月の猫・神奈川・37歳)
「玄人はだし」と言われれば本望ですね。母はお茶お花のいわゆる花嫁修業をした人ですので、迷いもなく、大きな花を生けます。その迷いのなさがうらやましい。扱い方を心得ている感じがなんともいえない。
わたしの花の飾り方は基本的に一種類のお花を生けるところから始まります。扱いやすいガーベラやカーネーション、季節によってはちょっとお安くなったチューリップなども好きです。同じ種類の花を、ドーンと生けてみたり、小さな器に散らして部屋中に飾ってみたり。花を買うにもお金がかかりますから、10本500円のガーベラなんて見つければ即、購入しています。その時に同じ色合いの別の種類の花をいれてみたり、反対に同じ種類の違う色の花を加えてみたりして楽しんでいます。最近は本当にもの珍しい色や形の花が花屋にも多く出回っていて、花屋めぐりは楽しくてなりません。